天海祐希主演『緊急取調室』映画化&シリーズ完結 最後の敵は総理大臣!23年6・16公開【コメントあり】

映画
2022年12月12日
©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

天海祐希主演のドラマ『緊急取調室』シリーズが、「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(2023年6月16日(金)公開)と題して映画化&完結を迎えることが決定し、天海らメインキャストからコメントが到着した。

天海演じるたたき上げの刑事・真壁有希子とクセ者ぞろいのベテラン取調官による「緊急事案対応取調班=通称・キントリ」のメンバーが、可視化された特別取調室で厄介な被疑者と“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の裏に隠された「真実」を暴くドラマ『緊急取調室』シリーズ。

2014年1月より4シーズンに渡りテレビ朝日系列で連続ドラマとして放送され、全39話の平均世帯視聴率は13.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録。これまでに2回のドラマスペシャル、第4シーズンまで制作されている。そんな人気シリーズが、初の映画化で完結を迎える。

被疑者を「マル裸にする」を信条に取り調べに臨む主人公・真壁有希子役の天海を筆頭に、おなじみのレギュラーメンバーが集結。キントリ班の管理官としてチームを率いる梶山勝利役の田中哲司、刑事人生の大半をマル暴で過ごし、海千山千の経験で被疑者に相対する菱本進役のでんでん、チームきっての頭脳派であり、徹底した洞察力で相手を追い込んでいく小石川春夫役の小日向文世。

そして、捜査一課の“もつなべコンビ”こと、渡辺鉄次役の速水もこみちと、監物大二郎役の鈴木浩介。ドラマ第3シーズン以降、キントリに臨時で在籍していた玉垣松生役の塚地武雅。さらに、刑事部長から副総監へ出世を果たした磐城和久役の大倉孝二と、ドラマシリーズと同様に日本を代表する名バイプレイヤーたちが脇を固める。

警察官、弁護士、医師、キャスター、教師、棋士、サラリーマン、霊能力者、主婦、活動家、高校生、ロボット、実業家、プロボクサー、オウムと、およそ100人の被疑者を取り調べてきたキントリメンバー。劇場版で最後に立ち向かう被疑者は、なんと内閣総理大臣。果てしなく巨大な敵にキントリはどのような作戦で挑むのか。どんな相手にも“真実のために突き進むキントリ”の信念を、劇場版ならではのスケール感で描いていく。

また、スタッフもドラマから続投。脚本は『GOOD LUCK‼』『白い巨塔』『14才の母』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『BG〜身辺警護人〜』など、幅広いジャンルで多くの代表作を持つ井上由美子。第1シーズンから完全オリジナルストーリーで手掛ける『緊急取調室』の劇場版を、壮大なスケールで描く。監督はテレビ朝日の常廣丈太が、“キントリの産みの親”井上由美子と共に“キントリの育ての親”として、初の映画化であり、最後のキントリとなる本作を監督する。
天海らメインキャストのコメントは下記に掲載。

コメント

天海祐希(真壁有希子役)

キントリが劇場版になる?!
とても驚きました。
こんな光栄なことがありましょうか!
ご褒美ですか?!
これも応援してくださった皆さまのお陰です。
ラストを映画で飾れるなんて!
本当にありがとうございます。

愛すべきキントリメンバー、
ご出演くださった素晴らしいゲストの皆様、
たくさんの力を貸してくださったスタッフの皆様さま、
すてきな皆さまと共に8年という時を重ねられたこと、感謝しかないです。

キントリ、この映画が本当に最後です。
長く一緒にいられた真壁有希子さんと離れるのも
キントリメンバーと離れるのも
とても寂しいですが、
全てを宝物にして
経験できたさまざまなことを自分の誇りにしたいと思います。

キントリのラストに
これまた強力なゲストの方々がご出演くださいました。
キントリ一丸となって戦います。

皆さま、どうぞ
キントリの最後をご覧くださいますよう
お願い致します。

田中哲司(梶山勝利役)

『緊急取調室』が、この映画で最後になります。正直寂しいです。
天海さんを始め、もう家族のような共演者の方々。根気よく真摯に撮影に取り組んでくれたスタッフの方々。
僕はせりふを覚えてしゃべっているだけで、その仲間たちが、僕の演じる管理官の梶山勝利役を作ってくれたと思ってます。
そしてこの映画。
ドラマの最後にふさわしい作品になっていると思います。
どうぞご期待下さい!

速水もこみち(渡辺鉄次役)

毎回このドラマの撮影を終えた後、次のシーズンもまたキントリが続いたらいいなとは思っていたのですが、改めて振り返ると8年も続いた作品に参加できたことは自分にとって大きな財産のひとつのように感じます。寂しい気持ちもありますが、ファーストシーズンからの歴史が積み重なった劇場版は自分自身も楽しみですし、これから見にきてくださる皆さんと一緒にキントリを楽しみたいなと思います。キントリ! そしてモツナベ! ぜひ、ご期待ください。

鈴木浩介(監物大二郎役)

感無量です。ドラマが8年続いたこともありがたいことですし、
劇場版としてお客様に見ていただけることを幸せに思います。
演じた監物大二郎は、名前のとおり堅物で、曲がったことが大嫌いな真っすぐな男です。
演じていると、心地よくて、ここまで心根の優しい人物を演じることはなかなかないので
長年演じることができて幸せでした。
楽しい思い出しかないので、最強で最高の相棒である速水さんと
「モツナベ」で共演できなくなることが唯一さみしいです。
撮影は思い残すことがないよう精いっぱい取り組みました。
どこかまだ続くような気がしてならないのですが、
皆さまのたくさんの応援のおかげでここまで来ることができました。
8年間、本当にありがとうございました。
劇場で「キントリ」の最後をぜひ見届けてください。

大倉孝二(磐城和久役)

キントリの撮影は、いつも緊張との闘いだったように思います。
私が演じてさせていただいた磐城という役は、並み居る先輩方を前に上司として、
高圧的な態度で弁舌を振るいまくし立て、時には叱り飛ばす。
緊張しないではいられません、これは。
リラックスして撮影できたことはなかったように思います、それは最後の映画の撮影まで。
別に泣き言ばかり言いたい訳ではなく、そういう場に、いつでも緊張感を持たせてもらえる場に、
長きに渡って立たせてもらえたことは、とても幸運だったと思います。
緊急事案対応取調班、最後の活躍を楽しんでいただけたら幸いです。

塚地武雅(玉垣松夫役)

僕はシーズン3からの参加になりますが取調室で虚偽や黙秘を続ける容疑者を言葉だけの心理戦で自白させる展開。見応えのあるドラマだなと出演していながら毎回他人事のようにワクワクしていました。笑
諸先輩方の重厚感あふれる演技と撮影を離れたところでの和気あいあいとした雰囲気。どちらもすごく勉強になる時間でした。
まぁ皆さん、それはそれは楽しい方々なのです。
ただ本番は一転してシリアスに。
このメリハリ!
キントリの先輩方のようになるのが僕の目標です。
物語としては何度も危機を乗り越えてきたキントリ。これがファイナル! 敵は巨大! 勝てるのか?そして玉ちゃんはお役に立てるのか?
視聴者の皆さん、出番です!
うぇ〜い。

でんでん(菱本進役)

赤い毛氈(もうせん)の上を、緊張感いっぱいで歩きました、
ようやくひな壇にたどり着いた時は、毛のない頭に冷や汗がにじんでいました、
マスコミの何でもない質問にしどろもどろでした、
何と答えたのかほとんど覚えてません、8年前の第1回キントリ制作発表の場でした。
これが楽しい時間の幕開けでした。
役者は役作りを大事にします。命です。なんとかしようと手探りで探していくのですが、
最終的には共演者の皆さんの力が菱本に深く厚みを加えてくれたんです。
お陰さまでいい感じの菱本進像ができあがったと思います。
キントリのチームワークは最強ですね。8年間の結晶をどうぞ皆さん楽しみにしてください。

小日向文世(小石川春夫役)

大将の天海さんの下、おじさんたちが撮影現場でワイワイ楽しく世間話しながら、時々大将ににらまれて…8年間このドラマがシリーズとして続いたこと、幸せでした。その集大成としての映画化。長い間皆で過ごしたあの取調室ともお別れです。これが見納めです…。ぜひご覧になってください! キントリのファンの皆様、長い間応援本当にありがとうございました。

作品情報

「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」
2023年6月16日(金)全国公開

脚本:井上由美子
監督:常廣丈太
音楽:林ゆうき

出演:天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、大倉孝二、でんでん、小日向文世

配給:東宝

©2023 劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会