杏が「翔んで埼玉」続編で初の男役に挑戦!片岡愛之助は大阪府知事役 キャラクター映像も公開【コメントあり】

映画
2023年08月08日
「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

映画「翔んで埼玉」の続編となる「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」(2023年11月23日(木・祝)公開)より、中心人物を演じる杏と片岡愛之助からコメントが到着。併せて、第1弾キャラクター映像とポスターも解禁された。

2019年、魔夜峰央(まやみねお)の原作「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社/累計発行部数72万部)を二階堂ふみ・GACKTという強烈な個性を放つ主演2人により実写化し、興行収入37.6億円をたたき出した映画「翔んで埼玉」。その続編「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」では、関西を舞台に天下分け目の“ディスり対決”が繰り広げられる。

その昔、東京都民からひどい迫害を受けていた埼玉県人は、自由を求め立ち上がった。麻実麗(GACKT)・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)をはじめとする埼玉解放戦線の活躍により通行手形制度が撤廃され、埼玉は平穏な日常を手に入れた。

しかし、それは単なる序章に過ぎなかった…。さらなる自由と平和を求め、埼玉の心を再び一つにするため、埼玉解放戦線は次なる野望へと突き進む。はるか西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち、全国をも巻き込む大事件へと発展。史上類を見ない壮絶なディスバトルの火ぶたが今、切られようとしていた――。

東京出身・現在はフランス在住の杏が演じるのは、通行手形制度撤廃へ向け滋賀県人たちを導く貴公子・桔梗魁。関東だけではなく、関西圏でも存在する通行手形制度。桔梗はその制度を撤廃するため活動する滋賀解放戦線のリーダーで、その儚くも美しい容姿や立ち居振る舞いから“滋賀のオスカル”と呼ばれている。

初めての男役に挑戦する杏は、「宿命を背負う “滋賀のオスカル”として、私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました。滋賀県の皆さま、寛大な心でぜひ、よろしくお願いします!」とコメント。なお、前作に引き続き監督を務める武内英樹とは連続ドラマ『デート~恋とはどんなものかしら~』以来、8年ぶり2回目のタッグとなる。

一方、大阪府堺市出身の片岡愛之助が演じるのは、冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃。通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳り、日本全土の大阪化を狙っている。そのド派手な衣装や不遜な言動、大阪・京都・神戸以外の関西圏の県人たちをぞんざいに扱う姿は、まさに関西のラスボスだ。

片岡は、「台本を読んだときは嘉祥寺の不遜な発言にドキドキしていたんですが、いざ衣装に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良の皆さまを盛大にディスらせていただきました」と、意気込みを語っている。

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

併せて、麗、百美、桔梗、嘉祥寺4人のキャラクター映像も解禁。映像では、「埼玉に海を作る!」と意気込む麗たちと、関西での新たな出会いを紹介。

「儚くも美しい滋賀の貴公子」というテロップが映し出され、紫色の髪の毛に気品あふれるいでたちの桔梗が、「滋賀のオスカルと呼ぶ者もいる」と、どこか儚げにつぶやいたかと思うと、次の場面では麗と顔を寄せ合い「われわれを邪魔するものは誰もいない」と、ただならぬ雰囲気を醸し出している。

桔梗は麗と百美たちの味方なのか、それとも敵なのか。「琵琶湖の水を止める」宣言をした麗とどんな絡みを見せるのか、注目だ。

続いて、「冷酷無慈悲な大阪府知事」のテロップが映し出されると、ド派手なメイクに奇抜な衣装を身にまとった嘉祥寺が「産地偽装やな。甲子園に放り込んどけ!」と怒号を飛ばし、高笑いする姿が。“甲子園行き”となってしまった人たちは一体どうなってしまうのか…“日本全土を大阪化”しようとする嘉祥寺の恐ろしさがうかがえる。

そんな新キャラクターたちと火花を散らす麗と百美は、埼玉に海を作るため関西の地へと突き進む。だがそこでは、麗がたこ焼きを無理やり食べさせられ、生徒会室でたこ焼きをむさぼる百美の姿が。彼らが関西でどのような戦いを繰り広げ、どんな展開が待ち受けるのか期待が高まる。

さらに、キャラクターポスターも解禁。“天下分け目の東西ディスり対決”の中心人物である、麗、百美、桔梗、嘉祥寺の闘志あふれるまなざしからも、前作を上回るディスり合いが繰り広げられることが感じられるビジュアルとなっている。滋賀と大阪から強烈なキャラクターが参戦することとなり、東西対決は混沌すること間違いなしだ。

杏と片岡のコメント全文は下記に掲載。

杏(桔梗魁役)コメント

大ヒット作品続編への出演、しかも武内監督と再びご一緒できてとてもうれしいです。宿命を背負う “滋賀のオスカル”として、私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました。滋賀県の皆さま、寛大な心でぜひ、よろしくお願いします!
演じた桔梗魁は初めての男性役。耽美な雰囲気や麗との怪しげな距離感などは演じていてとても楽しかったです。「翔んで埼玉」と言えば独特な世界観。大阪の街並みのセットやGACKTさんと愛之助さんが並んだところは画力が強すぎて、一気に作品の中に引き込まれていきました。こんなに豪華なのに、起きていることはかなりバカバカしい。現場では何度も「これは何なんだ!」「どうかしている(褒め言葉)」と繰り返しながら撮影していました。
今回は関西が中心に描かれていますが、もちろん麗と百美の関東も登場します。これは日本中を揺るがす問題作になるのではないでしょうか。ぜひお楽しみいただきたいです。

片岡愛之助(嘉祥寺晃役)コメント

生粋の大阪人なので、“大阪府知事”の役をいただいて大変恐縮でございます。本来は府民をより良い方向へと率いていく大阪府知事のはずなんですけど、嘉祥寺はガラの方があまりよろしくなくて(笑)。台本を読んだときは嘉祥寺の不遜な発言にドキドキしていたんですが、いざ衣装に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良の皆さまを盛大にディスらせていただきました。
撮影中は毎日がお祭りのようで、カットがかかると武内監督の笑い声が聞こえてくるすてきな現場でした。僕自身の大阪愛を精いっぱい込めて、全世界を大阪にしてやるんだ! と熱い思いで演じました。役者人生の中で3本の指に入る名作になったと思います。迷作ではなく、「名作」です。ぜひ期待いっぱいで公開をお待ちいただきたいです。

「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」第1弾キャラクター動画

作品情報

「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」
2023年11月23日(木・祝)全国公開

キャスト:GACKT 二階堂ふみ 杏 片岡愛之助 ほか
原作:『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』魔夜峰央(宝島社)
監督:武内英樹
脚本:徳永友一
配給:東映

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©2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会