是永瞳インタビュー「皆さんのスイッチの切り替えに驚きました」『ドクターX~外科医・大門未知子~』

特集・インタビュー
2017年11月09日

「第1回ミス美しい20代コンテスト」のグランプリを受賞した是永瞳さんが、ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』で女優デビュー。同作では、東帝大学病院院長・蛭間重勝(西田敏行)の第1秘書・中谷恵子を演じる。そんな是永さんに、『ドクターX~』出演にまつわるお話から、抜群のプロポーションの秘訣までたっぷり伺いました。


どこか自分のことじゃないような感覚でした

是永瞳インタビュー

◆大人気シリーズ『ドクターX』では、空手が得意という意外な一面を持ち、スレンダーで美脚の持ち主である蛭間院長の第1秘書・中谷恵子を演じる是永さん。本作に出演することが決まった時のお気持ちは?

 第4シーズンまで一視聴者だったので、自分が『ドクターX』に出演できるうれしさと、どこか自分のことじゃないような感覚もあって不思議な気持ちでした。両親もすごく喜んでくれたんですが、次第にプレッシャーから“私、セクシーじゃないのに…”と弱気になってきて(笑)。それから私服もスキニーパンツにスニーカーといったラフなものが多かったのですが、ミニスカートにヒール姿でいることで“秘書”を意識するようになりましたね。

◆ドラマの撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

 最初はなじめるのか不安でしたが、少しずつ皆さんの輪に入れてきたかなと自分では思っています。以前メイク室で、メイクさんを交えて鈴木浩介さんとお話ができたときは、とてもうれしかったです!撮影では、西田さんをはじめ出演者の皆さんのスイッチの切り替えに驚きました。私は自分のことに必死で、相手に集中できていないことに気づいたり、1つひとつが勉強になります。

是永瞳インタビュー

◆本作で、是永さんは事務所の先輩・米倉涼子さんと初共演しています。

 見学の際に米倉さんの演技を拝見したことはあるんですけど、ご一緒するシーンはまだなくて。でも私がごあいさつに行くと、米倉さんが「身長高いね~」って言ってくださるのがお決まりのやりとりになっています。もっとお話できる機会があれば、『ドクターX~』が始まったとき、そしてシーズンを重ねた今の同作への思いを聞いてみたいですね。でも、こんなことを聞いたら、インタビューみたいになっちゃいそう(笑)。

◆これからの放送では、中谷と蛭間院長とのやりとりや第2秘書・ソンタ君との関係も楽しみです。

 回を重ねていきながら、まだ少し閉じている自分の心を解放して、蛭間院長に甘えまくりたいです。だから今後はもっと過激に私が蛭間院長に甘えるところが見られるはず…(笑)。そしてソンタ君と中谷のライバル関係にもぜひ注目していただきたいです!


色気をうまく出すことができないのが悩み(笑)

是永瞳インタビュー

◆ちなみに是永さんの美しさの秘訣や、スタイル維持のために気をつけていることはありますか?

 お母さんから教えてもらった砂糖とお酒の入っていない甘酒を豆乳で割って飲む習慣があって、これを飲んだ翌日の肌は全然違います!あとは料理が好きなので、最近ココナッツをたくさん入れたキャロットケーキを作りました。食物繊維がいっぱいの健康的なお菓子が出来上がって、大満足でした(笑)。バレエ、ダンス、空手など運動もしていますが、肌を出す格好のときに“見られている”と感じることも大切な気がします。

◆見られることには慣れていそうですが…。

 そんなことないんです。緊張するとカチカチになってしまうので、写真を撮られるのもずっと苦手でした。ただこのお仕事を始めて、自分が撮られた写真を見ながら研究を重ねていくうちに、カメラを向けられるのが大好きになったんですけど(笑)。でもまだまだ課題があって、色っぽい表情だったり、目でセクシーさを訴えるのが難しい…。エロさ、色気をうまく出すことができないのが悩みです。

◆着実にステップアップしている是永さんの今後の目標を教えてください。

 以前インタビューしていただいたときと変わらず、アクションができる女優になりたいです。今も殺陣、剣、刀の使い方を練習していて、改めてアンジェリーナ・ジョリーさんが演じていたスパイの役とか、『るろうに剣心』の武井咲さんのように和服を着て戦うといった役柄もかっこいいなと思っています。

 

■PROFILE

是永瞳インタビュー●これなが・ひとみ…1995年7月15日生まれ。大分県出身。O型。応募総数40,018通の「第1回ミス美しい20代コンテスト」にてグランプリ受賞。本作で女優デビュー。「TOKYO2020オリンピック空手スペシャルアンバサダー」に就任している。


■番組情報

『ドクターX~外科医・大門未知子~』
テレビ朝日系
毎週(木)後9・00~9・54
 

●phto/中村圭吾 text/山下紗貴