伊藤健太郎インタビュー「初めてのコント、振り切ってやりました」『LIFE!~人生に捧げるコント~』

特集・インタビュー
2018年07月05日

映画「デメキン」では主演を務め、9月には映画「コーヒーが冷めないうちに」が公開されるなど、活躍が目覚ましい伊藤健太郎さん。そんな健太郎さんが『LIFE!~人生を捧げるコント~』でコントに初挑戦。鉄板焼き店のハイテンションな料理人を演じた感想などを聞きました。


初めてのコント、振り切ってやりました

伊藤健太郎インタビュー◆収録を終えて感想をお願いします。

探り探りだったので、何テイクもやらせていただいて。自分の中でニュアンスがつかめた感覚があって、すごく楽しませていただきました。

◆どのへんで感覚をつかまれましたか?

撮影はコントの最後のシーンからでした。ドライで自分がやったものが全く振り切れていなく、監督自らお手本を見せてくださり、ここまでやっていいんだと最初に教えて頂き、最初にヤマ場をやれたので、すごいやりやすかったです。今思うと、最初に振り切れたのでよかったなと思います。

◆今回のようなハイテンションな役は初めてですか?

ドラマ『さぼリーマン甘太朗』(テレビ東京系)で、テンションが高めなコメディ要素の強い役を演じたことがありますが、それとはまたタイプが違いました。コントにはコントのやり方があるんだなと思うと、まだまだやり切れていなかったかもしれません。また機会があれば挑戦してみたいです。


アドバイスをもらって気持ちが楽に

◆番組はご覧になっていましたか?

何度か拝見していたので、出演が決まった時はうれしかったです。コントとかコメディ要素のあるものがすごく好きなんです。しかも、ムロ(ツヨシ)さんや中川(大志)君、塚地(武雅)さんとご一緒できるのも楽しみでした。コントを観るのは大好きで芸人さんへのリスペクトもあるので、一緒にやらせていただけるのはとても嬉しかったです。

◆番組の独特の雰囲気は感じましたか?

撮影の仕方というか、独特の空気感はすごく感じました。ドラマではスタッフさんの笑い声が入ることは絶対にないですが、このコントでは笑い声が飛び交っていて、とても面白いなって。

◆共演されたムロさんからは、アドバイスはありましたか?

ムロさんたちと控え室で話している時に、「最初にこの役を演じるのはハードル高いよ」と言われて(笑)。でも、その後に、ムロさんに「やりたいようにやって好きなようにやれば絶対いいようにつなげてくれるし、素晴らしくなるから、とりあえずやりきっちゃいな」と言っていただいて、その言葉のおかげで気持ちが楽になりました。

◆今後出てみたいコントはありますか?

内村(光良)さんとご一緒できたらとすごく思っています。ショートコントも面白そうですし、体を張る系のコントにも挑戦してみたいです。

 

■PROFILE

●いとう・けんたろう…1997年6月30日生まれ。東京都出身。映画「デメキン」で初主演を務める。映画「ルームロンダリング」が7月7日(土)より公開。8月1日(水)より「G 健太郎」写真展が開催される。

 

■放送情報

『LIFE!~人生に捧げるコント~』
NHK総合
7月6日(金)後10・00~10・45

公式HP:http://www.nhk.or.jp/life/

©NHK
 
●text/田中ほのか