【インタビュー】塩野瑛久インタビュー

特集・インタビュー
2014年03月12日

『獣電戦隊キョウリュウジャー』ではキョウリュウグリーンとして活躍した塩野瑛久さんが登場!! 3月16日(日)からキョウリュウジャーのファイナルツアーが始まり、3月14日(金)には「ホワイトデーファンイベント」が控えるほか、舞台「タンブリングFINAL」に出演が決定するなど、今後の活躍にますます目が離せない塩野さんに、キョウリュウジャーでの経験からホワイトデーに関するプライベート話まで、たっぷりと語ってもらいました!

キョウリュウジャーで磨かれたものは大きい

――獣電戦隊キョウリュウジャーでの一年間、ご自身のどこに成長を感じていますか?

まず「お芝居」ですね。坂本(浩一)監督が特にアクションを熱心に指導してくれたので、アクションに関してはだいぶ鍛えられました。カメラに映ったときに体に当たっているように見えるやり方や、やられ方など。戦隊ドラマはせりふを言いながら体を使ったり、向きを瞬時に変えたりだとか、とにかく機敏な動きが多いんです。でも、そういうのが戦隊ならではのお芝居だったりするので。たくさん吸収することができました。

あと、特に自分で思うのは、取材などでの受け答えですね。キョウリュウジャーのメンバーで座談会や舞台あいさつなどで質問をされるとき、同じ質問をされたら、ほかのメンバーと同じことではなく、違うことを答えようと常に考えていたので、そのおかげで言葉の引き出しは増えました。キョウリュウジャーで磨かれたものは大きいですね。



――塩野さんにとってキョウリュウジャーメンバーの存在とは?

キョウリュウジャーのキャラクターのように、メンバーもそれぞれが違った個性を持っていますし、それぞれにいい部分があります。例えば、この人は礼儀が正しいだとか、芝居に対してすごく熱心だとか。本当にみんないい部分がたくさんあるんです。だから、メンバーのいい部分を盗んでいけば成長できると思って。僕にとってメンバーは、よき友であり、よきライバルでもある、そして、良い意味で“吸収材料”ですかね(笑)。

この間、最終回の放送日にキョウリュウジャーの打ち上げがあったんです。そのときに今までのいろんなところで撮影した写真をもらったんですけど、1枚1枚見ていたらとても懐かしい気分になりました。このときは必死だったなとか、いろんなことを振り返りましたね。でも、放送は終了しましたけど、まだ、ツアーや映画もあるので、懐かしくなるのはまだ早い気がするかなって思います。

ファンの方に恩返しがしたい

――3月14日に「ホワイトデーファンイベント」が開催されます。どんなイベントにしようと思いますか?

いつも応援していただいてとても感謝しています。日ごろから応援してくれているファンの方々に、僕から何か恩返しができないかと思いまして、このたび「ホワイトデーファンイベント」を企画しました。

前回のファンイベントは直接、ファンの方と触れ合う機会があったので今回もそのような企画をしたいですね。トークあり、(秘)企画ありで十分楽しめるイベントとなっていますのでぜひ遊びに来てください!


“役者”としてやっていきたい

――最後に、今後の目標を教えてください。

今後は「役者」をもっとやっていきたいです。ジュノンボーイに応募した当時は、全く芸能界に興味がなかったわけではないのですが、とりあえず入ればいいや! ぐらいにしか思っていなくて。これといってやりたいものもありませんでした。“芸能界”を全然理解できていなかったんだと思います。でも、ジュノンボーイの選考がどんどん進んでいくうちに「本気でやろう」って思えるようになったんです。

最近は、はっきり “役者”としてやっていきたいと思っています。そして大勢の人たちに作品の素晴らしさを伝えていきたいですね。夢のあるお仕事なのでいろんな作品にもっと出演していきたいです。


PROFILE

塩野瑛久
しおの・あきひさ●1995年1月3日生まれ。東京都出身。
第24回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで審査員特別賞・AOKI賞のW受賞を獲得。「GTO」、「獣電戦隊キョウリュウジャー」などに出演。自身の“素顔”が満載なファースト写真集「しおのもと。」(2200円)が発売中。

塩野瑛久 オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/akihisa-shiono/

「ホワイトデーファンイベント」が3月14日(金)に開催。6月からは「タンブリングFINAL」に出演(公式サイトhttp://www.tumblingtbs.jp/)。


●photo/関根和弘 text/松岡美代子、松永真衣