結木滉星インタビュー「世の中の主婦/主夫の方々の気持ちも分かって勉強になりました」

特集・インタビュー
2021年03月12日

◆初の既婚者役、専業主夫役でしたが、演じてみていかがでしたか?

最近は専業主夫が多いとか、男女で家事を分担する家庭が多いとか、そういう知識はもちろん、世の中の主婦/主夫の気持ちも分かって勉強になりました。もともと母親って偉大だなとは思っていましたし、女性に対するリスペクトの気持ちも漠然と持っていましたが、さらに実感が沸きましたね。

◆結木さん自身は、専業主夫になってくれと言われたらどうしますか?

うーん…家事はもちろんやらなくてはいけないのですが、専業主夫は無理かもしれないです。というのも、家の中でじっとしているのが無理なタイプなので。だから共働きで家事も分担するって感じになるんじゃないかな。ちなみに得意な家事は洗濯物を干すのと、皿洗いと風呂掃除です。逆に苦手な家事は洗濯物を畳むこと。じっとしているのが苦手なので、家事も動き回れるものが好きなんです(笑)。

◆ちなみに、得意料理はありますか?

パスタ系はたまに作ります。中でもナポリタンは、ケチャップさえ入れておけば形になるので(笑)。あ、あと卵焼きを巻くのはうまいと思います! 昔、母親に作り方を教えてもらいました。

◆結木家直伝の卵焼きなんですね。結木家ならではの家事のルールはありますか?

うちだけじゃないと思いますけど、洗濯物を畳む時に片方の靴下にもう片方を入れること。そうするとタンスの中でなくなりません(笑)。昔から母親がずっとそうやっていたので、僕もいまだにそうやって収納しています。

◆今回、ドラマ出演を通して新しく得た生活の知恵はありましたか?

小道具でいろんなキッチングッズがあったんですが、持ち上げるだけでパスタの湯切りができるお鍋は、実際撮影で使ってみて便利だなぁと思いました。いつか我が家にも導入したいですね。

◆共演者の中で主夫に向いていそうな人はいましたか?

磯村(勇斗)君は一度「専業主夫できます?」って話になった時に「オレは全然できるよ」って言っていたので、向いてるんじゃないでしょうか(笑)。

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