映画「バイプレイヤーズ」公開!田口トモロヲ&松重豊&光石研&遠藤憲一「この映画は大杉漣さんが大事に育ててきた土壌を、多くの人たちが支え、完成させたものだと感じています」

特集・インタビュー
2021年04月09日

◆(笑)。では、お互いのことに関して、“今だから言えること”や“言っておきたいこと”などはありますか?

松重:僕は特にないかなぁ。頭で考えるよりも先に思ってることを口に出しちゃうので、腹に溜めるということがないんです。普段、言い争うようなこともないですし。これまででもめたのって、光石さんにニノを取られたから、“じゃあ誰が松潤(松本潤)だ!?”ってことぐらい?(笑)

遠藤:してないよ、そんな言い争い(笑)。あ、でもまっちゃん(松重)に怒られたことはある。前に、4人で待ち合わせをしたことがあって。前日にまっちゃんから「ここで待ち合わせをします」って言われたのに、僕とトモロヲさんは別の場所に行っちゃって。

光石:僕と松重さんは2人で待っていたんです。なのに、残りの2人が全然来なくて。松重さんは「おかしいなぁ」なんて言いながら、ちょっとイライラし始めてね。いつもそうした待ち合わせの段取りをするのは松重さんなので、「ちょっと待っていてください」って探しに行ったら、すぐに帰ってきて、「いた! いました!!」って。

遠藤:近くにいたんだけど、微妙に場所が違ったんですよ。そしたら、その後の車の中で、「下で待ち合わせるって言いましたよね!」「散々、確認しましたよね!!」ってものすごく怒られて(笑)。

光石:あの時は本当に怒ってたなぁ。

松重:ちょっと待ってくださいよ。あのね、そういう暴露をしていいのなら、俺、本書けますよ(笑)。みんなのだらしなさとか、聞いてなさ加減とか。

遠藤:まぁ、僕らは怒られながらもヘラヘラしてましたけどね。

田口:しょうがないよ。だって俺たちもう耳が遠いんだもん(笑)。

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