CUBERSインタビュー「本当に初めてづくしのミニアルバムになったなと思います」

特集・インタビュー
2021年05月12日

「僕らも新鮮ですし、ファンの人たちもすごく新鮮なんじゃないかな」

◆M-3「相合傘」は9太郎君のソロ曲ですが、これも“らしさ”が出ているのかなと。

9太郎:コンペでいろいろな曲を集めていただいた中でこの曲が一番良いと思って選んだんですけど、ところどころ歌詞はこちらからお願いしていて。“送ったライン何度も見返し 既読付かなくてそわそわして”とか“ストーリーすぐ既読にしちゃって 内心バレてないかドキドキで”という歌詞は、“今の子ならあるよな”と思ったんです。

◆SNSが身近な世代ならではの表現ですよね。

9太郎:僕も(インスタグラムで)推しのことをフォローしていて、投稿にすぐ既読をつけちゃった時に“ヤバい! (ずっと張り付いて見ていることが)バレる!”みたいになることがあるから。それって学生で好きな子同士の場合でも同じようなことがあるだろうなと思ったので、そういう歌詞を入れてほしいとお願いしました。

◆なるほど。M-2「アジアの純真」はPUFFYのカバー曲ですが、CUBERSらしい仕上がりになっていると思います。

TAKA:僕らはインディーズ時代からブラックミュージックを中心にいろんなタイプの曲にチャレンジしてきたんですけど、その流れもあって今回は「アジアの純真」をカバーしてみることになりました。CUBERSらしさも出せそうだし、5人の声が入ると新しさとの融合みたいなものが良い感じになるんじゃないかというのもあって、この曲を選びました。

9太郎:この曲の振り付けでは最初は後ろを向いているんですけど、その状態でイントロが流れてくるとワクワクしてくるんですよ。もうアレンジが最高すぎて、大好きですね。

TAKA:イントロのアレンジには、いろんな候補があって。メンバーでも話し合った結果、このアレンジに決まったんですよ。イントロにもすごくこだわりました。

◆TAKA君と綾介君のデュエット曲であるM-4「Dangerous Kiss」で、一気にカッコ良い感じになるという、そこのギャップもCUBERSの魅力なのかなと。

綾介:今までこういう感じの曲はなかったので僕らも新鮮ですし、ファンの人たちも初めて聴く時はすごく新鮮なんじゃないかなと思いますね。英語が続くような歌詞も今まで少なかったので、初めて聴かせてもらった時はテンションが上がりました。…まず、曲名が「Dangerous Kiss」ってすごくないですか?

◆“胸に潜むBeast”とかもすごいですよね(笑)。

TAKA:表現がすごく良いですよね。“目と目が合えば 秒でFreeze さながらメデューサ”とかの言葉選びもオシャレなんですけど、かつ攻めていて。メロディもカッコ良いし、リズム感もあって、すごく耳に残りやすいので、メンバーもしょっちゅう口ずさんでいますね。キャッチーかつカッコ良い曲なので、何回も聴いてほしいと思います。

綾介:この曲をもらう前から、「セクシーでエロい感じの曲がやりたい」とは言っていたんですよ。だからTAKAとのペアでこういう曲をいただけて、すごくうれしいですね。

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