矢部浩之がサッカー愛を込めて語る「子供たちの成長期という見方もできるすてきな映画です」「映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ」

特集・インタビュー
2021年06月11日

◆最後に応援隊長として、今サッカーに励んでいる少年少女たちにメッセージをお願いします!

10代のうちは、どんな状況になっても腐るな!と言いたいです。僕自身が、選抜に落ちたりして、ふてくされて腐ってしまいましたので。それに、今になって思うのは、10代のころって、どこで自分が一番伸びるか分からないんですよ。僕は中3まで160cmないぐらいでしたけど、高1で172cmまで伸びましたから。それに伴って筋力もついて、長距離も短距離のタイムも伸びていって。だって長友佑都選手や中村憲剛選手のように、アンダーの選抜にも入っていなかった選手が、プロになってさらに伸びるという例もありますからね。人間が成長するタイミングはバラバラですし、コーチもそこをしっかりと見てくれていると思うので、焦らず、自分を信じてできることをやり続けてほしいなと思います。

PROFILE

矢部浩之
●やべ・ひろゆき…19711023日生まれ。大阪府出身。A型。岡村隆史とナインティナインとしても活躍。『アウト×デラックス』(フジテレビ系)、『FOOTBALLPROGRAM やべっちスタジアム』(DAZN)に出演中。

作品紹介

「映画 さよなら私のグラマー ファーストタッチ」
2021611日(金)より全国公開

STAFFCAST
原作:新川直司
監督:宅野誠起
脚本:高橋ナツコ
キャラクターデザイン:伊藤依織子
アニメーション制作:ライデンフィルム
出演:島袋美由利、若山詩音、内山昂輝、逢坂良太、土屋神葉、白石涼子、遊佐浩二、矢部浩之

STORY
女子中学生サッカープレーヤー・恩田希は、誰よりも練習し、誰よりも努力してきた。それでも、彼女は試合になかなか出してもらえなかった。藤第一中学校、男子サッカー部──。それが、彼女の今いるフィールドだ。中学2年生となった希は、監督に「新人戦の1回戦に出たい!」と何度も願う。その理由は、対戦相手にあった。一緒にサッカーを続け、小学4年生で転校していった、幼なじみのナメック谷安昭がいる、江上西中学校なのだ。「サッカーはフィジカルだ。体のデカイ俺に、女のおまえが敵うわけがない。男というだけで俺は──おまえを超えたレベルにいるんだ」。再会したナメックから受けたその言葉を、希は試合に出て、勝つことで、はねのけたかった。「上等だわ。見せてやろうじゃない。私に何ができるのか」。希の孤独なチャレンジに、いま、ホイッスルは鳴らされた!

©新川直司・講談社/2021「映画 さよなら私のクラマー」製作委員会

photo/干川 修 text/倉田モトキ

 

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