瀬戸康史「不安なことやつらいことも多いけれど、その分小さな幸せに気づける」『男コピーライター、育休をとる。』

特集・インタビュー
2021年07月09日

◆最後に、作品の見どころについて教えてください。

本作に出てくる人たちはみんな完璧ではなくて、特に魚返は全然完璧ではないんですが(笑)、だからこそ、見ている方にも共感していただけるシーンがたくさんあると思います。現在、育児をされている方はもちろん、そうじゃない方でも、少しずつ成長していく登場人物と自分を重ね合わせて、自分も頑張ろうって思っていただけるんじゃないかなと。コロナ禍で今まで当たり前だったことが当たり前ではなくなって、極端なことを言うと、次の日を当たり前に迎えられるだけで幸せだと感じるじゃないですか。育休も、それとちょっと似ているなと思ったんです。不安なことやつらいことも多いけれど、その分、足元にある小さな幸せに気づける。見ている人たちに、そんなプラスなエネルギーを与えられる作品になっているので、ぜひたくさんの方に見ていただきたいです。

PROFILE

瀬戸康史
●せと・こうじ…1988年5月18日生まれ。福岡県出身。A型。2005年デビュー。2017年に舞台「関数ドミノ」で文化庁芸術祭演劇部門新人賞を受賞。主な出演作にドラマ『透明なゆりかご』『私の家政夫ナギサさん』、映画「寝ても覚めても」「事故物件 恐い間取り」など。今後は、出演作に「劇場版 ルパンの娘」(2021年10月15日(金)公開)、主演舞台「彼女を笑う人がいても(仮題)」(2021年12月上演)がある。

作品情報

WOWOWオリジナルドラマ『男コピーライター、育休をとる。』
2021年7月9日(金)後1100スタート(全6話)

(STAFF&CAST)
原作:魚坂洋平
脚本:細川徹
監督:山口淳太
出演:瀬戸康史、瀧内公美、赤ペン瀧川、福地桃子、少路勇介、池田成志、村上淳ほか

(STORY)
同名のノンフィクションエッセーを映像化したハートフルコメディ。広告代理店に勤めるコピーライターの魚返洋介(瀬戸)は、妻・愛子(瀧内)に妊娠を告げられ、男性として社内でも未踏の領域となる6か月の育児休業取得を決意する。娘の誕生に感激するのもつかの間、保活、パパ友、育児分担など、次々と襲いかかってくる難題。不器用な苦闘を経て、育休を終えた魚返の前に広がっていた景色とは…。

●photo/金井尭子 text/井上明日香 hair&make/須賀元子(星野事務所) styling/小林洋治郎(yolken)衣装協力/VIKTOR&ROLF、BARNSTORMER

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瀬戸康史インタビュー

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