荒木飛羽×北野日奈子インタビュー「荒木君のビジュアルが令児そのもの」『少年のアビス』

特集・インタビュー
2022年08月26日
『少年のアビス』荒木飛羽×北野日奈子インタビュー©峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

◆今回お二人は初共演です。共演されての感想を教えてください。

荒木:イメージ通りのナギだったので、びっくりしました。

北野:本当ですか?(笑)

荒木:そのおかげで違和感なくナギに対して気持ちを作れましたし、入り込めました。

◆どんなところがナギだなと思ったのでしょうか?

荒木:演技をしている時とカメラが回っていない時とで声のトーンが変わるんですよ。そのトーンや表情が原作とリンクしますし、急にナギがいるので驚きました。

◆北野さんはいかがでしょう?

北野:荒木君はカメラが回っていない時に、スタッフの皆さんも巻き込んで過ごしてくれていて、すごく明るいなと。でも、令児になるとすごく闇深い目をされるんですよ。一緒に演技をしていても、本当に引き込まれそうになるんです。でもナギちゃんは引き込まれてはいけないので、グッと自分を保つのが大変です…。

荒木:ありがとうございます(照)。

北野:あと、荒木君のビジュアルが令児そのもの! 一冊目の台本の表紙が原作の令児になっているのですが、荒木君がいない時に、その台本を見ているだけで荒木君を思い浮かべられるほど似ていて、すばらしいなと思います。

『少年のアビス』荒木飛羽×北野日奈子インタビュー©峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

◆先ほどから、顔を見合わせてインタビューを受けていられますが、仲良くなったきっかけはありますか?

荒木:笹船を作るシーンですかね?

北野:そのシーンだね!

荒木:笹船を作るシーンがあるんですが、そのワンシーンの間に20個とか、30個ぐらい作っていたんです。それを北野さんに見せに行って。

北野:そう、見せに来てくれたんです(笑)。笹船を作っている荒木君の横で、私は夕日が沈むぐらいの空を見ていたんですが、プーさんの横顔に似ている雲の型を見つけて。それをどうしても言いたくなって、荒木君に「あの雲、プーさんに似てない?」と話しかけました。

荒木:本当にプーさんでした!(笑)

北野:私が人見知りというか、どういう人でどういうふうに受け取るんだろうって気になっちゃうタイプなんですけど、現場も荒木君の空気感に伴ってすごく明るいんです。

◆最後に視聴者へメッセージをお願いします。

荒木:僕なりの黒瀬令児を演じられるように精いっぱい頑張っているので、ドラマの黒瀬令児を楽しんでいただければと思います。

北野:今回、この作品に携われて、このドラマのナギちゃんを見ていただけることをすごくうれしく思います。誰にも言えないような自分の悩みとか黒い部分は誰にでもあると思うので、皆さんのそういった悩みが少しでも晴れるように、ナギちゃんとして頑張っていきたいと思います。ぜひ、ドラマを楽しみに、見逃さないようにしてもらえたらなと思います。

PROFILE

『少年のアビス』荒木飛羽×北野日奈子インタビュー©峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

荒木飛羽
●あらき・とわ…2005年9月28日生まれ。茨城県出身。A型。

北野日奈子
●きたの・ひなこ…1996年7月17日生まれ。北海道出身。O型。

番組情報

ドラマ特区『少年のアビス』
MBS:2022年9月1日(木)深夜0時59分 ~
テレビ神奈川:2022年9月1日(木)午後11時~
チバテレ:2022年9月2日(金)午後11時~
とちテレ:2022年9月8日(木)午後10時30分~
テレ玉:2022年9月8日(木)午後11時30分~
群馬テレビ:2022年9月8日(木)午後11時30分~

配信:Huluにて見放題独占配信
TVer、GYAO!、MBS動画イズムで見逃し配信1週間あり

原作:峰浪りょう『少年のアビス』(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載中)
出演:荒木飛羽、北野日奈子
本田望結、堀夏喜、和田聰宏、片岡礼子/松井玲奈
監督:かとうみさと、湯浅弘章
脚本:狗飼恭子
制作プロダクション:ホリプロ
製作:「少年のアビス」製作委員会・MBS

公式HP:https://www.mbs.jp/boys_abyss/
ドラマ公式Twitter:@dramatokku_mbs
ドラマ公式Instagram: @dramatokku_mbs
ドラマ公式TikTok:@drama_mbs

●hair&make/反田やよい(荒木)、大場聡美(北野) styling/Yoh U(荒木)、優哉(北野) 衣装/NAKAGAMI (NAKAGAMI nakameguro)

©峰浪りょう・集英社/「少年のアビス」製作委員会・MBS

  1. 1
  2. 2