「千鳥らしくいられたのはこの番組をやってたから」千鳥が語る10年目突入『いろはに千鳥』への思い

特集・インタビュー
2023年02月07日
『いろはに千鳥』大悟、ノブ©テレ玉

千鳥が街をぶらぶら歩きながらおいしい物を食べて、いろはカルタを作っていくロケバラエティで、驚異の8本撮りとしても話題の『いろはに千鳥』(テレ玉 毎週火曜 午後11時~)。千鳥にとって関東初の冠番組として、2014年1月10日にスタートし、今年放送10年目に突入したことを記念して、千鳥に番組への思いや今後挑戦したいことなどを聞きました。


◆番組が10年目に突入しました。今の気持ちを教えてください。

ノブ:千鳥の最長レギュラーです。別の番組で先輩芸人から「千鳥の代表作って何なん?」と聞かれて、(大悟と)せーので『いろはに千鳥』と言ったんですよ。あれは恥ずかしかった。自負している代表作ではあります。企画も面白いし、若手芸人も見られる。千鳥の精神的支えといいますか、原点になる番組なので、これからも20周年に向けて頑張っていきたいです。

大悟:東京で僕ら仕事がない頃、『いろはに千鳥』が始まりました。そこから千鳥の冠がつく番組が増えていきました。芸人として変わっていきそうなものですが『いろはに千鳥』というお家があることによって、千鳥らしく変わらずいられたのは、この番組を10年やってたからじゃないかと思います。始まった当時「50歳、60歳になってやって面白い番組はこれやろなー」と言っていたのが、10年たってその夢に近づいて、良い感じになってきたと思います。

◆これから番組でやりたいことは何でしょう?

ノブ:スタッフも最初からほぼ変わらずやっていて、みんなで健康診断をやりたいですね。健康第一なので。ずっとスタッフから収録中に同じ笑い声が返ってきているのがかなり大事だと思います。演出の岩津(匡洋)さんが2年に1回くらいめちゃくちゃ怖い咳をしているのが心配です。

大悟:これまで、スタッフと千鳥と食事に行ったのは1回だけだと思うので、スタッフにおいしいものを食べてもらう宴会のような感謝の回をやりたいです。スタッフの好きなものを千鳥がおごるという感じで。

◆これまでさまざまなロケをされていますが、印象に残っているロケはありますか?

ノブ:20代の頃からロケでいろいろなこと体験しましたが、まさか30代後半で卓球にハマるとは思いませんでした。この番組で卓球をやって、めっちゃおもろくて。その様子を見た卓球の金メダリストの水谷隼選手が僕と大悟にオリジナルラケットを作ってプレゼントしてくれたんですよ。卓球回は本当に楽しいですね。みんなゲストの芸人もやってて楽しそうなので何か大きな大会ができたらなと思います。

大悟:いろいろなロケをやったのですが、一番珍しかったのは、北海道ロケ。わざわざ北海道まで行って、2人でインタビューをずっと受けるという…。謎の回。北海道行ったのに、北海道らしいところは1つも行きませんでした。良いボケ方と言いますか、地方に行って地方の良いところを見せないという面白い回でしたね。

◆初めて『いろはに千鳥』を見る視聴者の方に向けてメッセージをお願いします。

ノブ:いろいろな番組をやっていて、いろいろな僕らを見てくれる方が初めて見るとびっくりすると思います。こんなにダラダラしているんだというか、プライデートに近い素の我々が見られる一番の番組かと。無理せずちゃんと疲れていきます。1日8本も撮るので、その8本目の顔とかに注目して人間ドキュメンタリーとしてぜひ見ていただきたいです。

大悟:一番素に近い千鳥が見られますし、下手したらどの劇場でも見つけることができない芸人が出てくるので、そこで新たに自分の好きな芸人を見つけることができる番組でもあります。次のスターを一番最初に見つけられるのは『いろはに千鳥』かもしれないです。

PROFILE

千鳥
ノブ
●1979年12月30日生まれ。岡山県出身。A型。

大悟
●1980年3月25日生まれ。岡山県出身。B型。

番組情報

『いろはに千鳥』
テレ玉
毎週火曜 午後11時~
再放送 毎週日曜 午後1時~

TVerで見逃し配信あり

©テレ玉