「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?」第78回:ヒューガー「インサイド・ヘッド」

BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”?
2023年12月26日

BiS(ビス)のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦! 過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…? 第78回は、ヒューガーさんが映画「インサイド・ヘッド」(2015年/アメリカ)への想いを語ります。

BiS ヒューガー
BiS ヒューガー

はじめまして! こんばんは! BiSのヒューガーです!
年の瀬ですね! お休みの日はお家から出ずに過ごしたい! って方も多いのではないでしょうか?
わたしはインドア派なので、お休みがあればほとんどをお家で過ごしています。

そんなわたしがつい最近「もう一度見たい!」と思い、数年ぶりに鑑賞し直した作品を紹介したいと思います! 今回紹介するのは、ディズニー/ピクサー映画「インサイド・ヘッド」という作品です。

簡単にあらすじを説明します! ライリーという女の子の、頭の中の司令室で“ヨロコビ”、“カナシミ”、“イカリ”、“ムカムカ”、“ビビリ”という5人の感情たちが働いています。5人は毎日ライリーのために、状況に応じて感情をコントロールし、平和な日常を保ってきました。

ところが、ライリーはある日突然引っ越すことになってしまい、慣れない環境や新しい出来事に司令室もあたふたしてしまいます。そうしているうちに、トラブルが起こり“ヨロコビ”と“カナシミ”の2人が司令室の外に吸い込まれてしまい、ライリーは“喜ぶこと”、“悲しむこと”ができなくなってしまいました。

ライリーの感情が不安定になり、“イカリ”、“ムカムカ”、“ビビリ”の3人で2人の代わりをやろうとしますが、当然うまくいきません。ライリーの幸せな日常を取り戻すため、ヨロコビとカナシミが奮闘する。果たして2人は無事、司令室に戻れるのか……お話は、こんな感じです。

普段は目に見えない「感情」というものが、5つのキャラクターになっていて分かりやすく可視化されているので、ライリーの心の動きがすごく分かりやすいし、 わたし自身も、悲しいとき、うれしいときに頭の中でこんなことが起こっているのかなと楽しい想像も働きます。

わたしがこの作品を見て改めて気がついたのは、「楽しい感情や出来事ばかりでは、物事の本当の幸せに気付けない」ということです。 感情の5人の中で、ライリーを楽しませたいという思いが特に強い“ヨロコビ”は、“カナシミ”に何度も仕事を邪魔され、その度に“カナシミ”を遠ざけ、ライリーが涙を流さないように仕切っていました。

今から書くことは少しネタバレになってしまうので、これから観る方は気をつけて読んでほしいのですが、笑顔も消え、涙も流せずに感情が死んだ状態になっていたライリーが、最後“カナシミ”の活躍で、涙を流しながらつらかったことを話し、やっと素直になれるというシーンがあります。

周りの人、特に自分のことを想ってくれている人や大切な人には強がらずに素直になったほうがいいし、悲しいことがあると、もうこの世の全てがつらい、投げ出してしまいたいと思ってしまうこともあるけど、そういう感情と共存しているからこそ、喜びを喜びと感じられるんだなと改めて気づくことができました。

この作品のおかげで、この先どんなつらいことがあっても、またこのことを思い出して乗り越えられそうです。そのとき同時にどんな感情を持っていても、お互いに思いやることを忘れずに過ごしていきたいですね。普段感情を人に伝えるのが苦手な人、素直になれない人に、特に見てほしい作品です。

そうでなくても、とても心があたたまる素晴らしい作品なので、みなさんもぜひ鑑賞してみてください! 今回はここまでで終わりです! また読んでくれたらうれしいです。以上、BiSのヒューガーでしたー!

BiS ヒューガー
BiS ヒューガー

<ヒューガー PROFILE>

2022年10月に加入。WACKの面接、オーディションで何度落ちても這い上がり、「ゴキブリのような生命力」(WACK代表談)でBiS入りを果たした、大阪出身の18歳(設定)。159cm。

ヒューガー Twitter:@HYUGA_BiS

<BiS PROFILE>

BiS
BiS

英語で“Brand-new idol Society”の略/日本語で“新生アイドル研究会”。
2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。
第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。
“ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。
2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピックの3名が加入し、6人体制となる。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。

<INFORMATION>

■Major 3rd Album『NEVER MiND』
2024年2月28日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray+写真集)】CRCP-40675 / 6,500円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-40676 / 3,300円(税込)

■New Single『LAZY DANCE』
2023年11月8日(水)発売

【初回生産限定盤(CD+Blu-ray)】CRCP-10481 / 5,000円(税込)
【通常盤(CD)】CRCP-10482 / 1,100円(税込)

New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)
New Single『LAZY DANCE』(初回生産限定盤/通常盤)

■24時間イベント「CLOSE ENCOUNTERS OF THE THiRD BiS」
2024年1月4日(木)~5日(金)東京・代官山UNIT

<WEB>

BiS Official Site:https://www.brandnewidolsociety.tokyo
BiS Official Twitter:@BiSidol
ULTRA STUPiD RECORDS:@ULTRASTUPiD_BiS