「BiSの“Do you remember Rock’N Roll TV”？」第77回：ナノ3「ファインディング・ドリー」

BiS（ビス）のメンバーが、TV LIFE webで連載コラムに挑戦！　過去2度の解散と再結成を経て、新メンバーオーディションで選ばれた4人で第3期BiSとして活動開始。現在はメンバーチェンジを経た新体制で活動中の彼女たちに、思い出のテレビ番組や映画を紹介していただきます。それぞれに強力な個性を持つメンバーの脳裏に、鮮烈なインパクトを残した作品とは…？　第77回は、ナノ3さんが映画「ファインディング・ドリー」（2016年）への想いを語ります。

はじめまして！　BiSのナノ3です。
今回紹介するのは、映画「ファインディング・ドリー」です。

このお話はカクレクマノミのマーリンが、ナンヨウハギのドリーと共に愛する息子のニモを人間の世界から救出する映画「ファインディング・ニモ」（2003年）から1年後を舞台にした作品です。
今作の主人公であるドリーは、ある晩、忘れていた両親との思い出を夢に見ます。昔のことはもちろん、ついさっき起きたことも忘れてしまう“忘れん坊”のドリーですが、この夢をきっかけに、忘れてしまったはずの両親を探す冒険に出るという物語です。

私は、映画「ファインディング・ニモ」が好きすぎて、DVDを再生したらカクカクしてしまうくらい見てました。なので、「ファインディング・ドリー」が公開されたときは、幼い時に見ていた懐かしい気持ちと、成長した今、また違った感情で見れるというワクワクでいっぱいでした。

映画を見た中で印象的だったのは、“忘れん坊”のドリーがそのことを明るく「自分はこういう人なんだ」と言っていて、またまわりのみんなもお互いのそういう部分を認め合っていることでした。

このお話に出てくるみんなは、それぞれいろいろな個性や特性を持っていて、いいことだけじゃないかもしれないけどそれをお互いが認め合って、支え合っていることがすごくすてきで、心が温かくなりました。

私も今BiSで活動していて、1人でできることって限られていると思うから、自分の弱いところも見せて誰かに頼ったり頼られたりしながら明るく生きていきたいと思いました。

それぞれ得意なことや苦手なことがあって、いろいろな部分を補い合って支え合っていけるのがグループだと思うから、仲間をこれからも大切にしていきたいって改めて思いました。

笑えるシーンがあったり、感動シーンもあったりと、作品としてもとても楽しいし、“自分はひとりぼっちじゃないんだ”って心が軽くなったりするすてきなお話なのでぜひ「ファインディング・ドリー」見てみてください！

以上、BiSのナノ3でした！

＜ナノ3　PROFILE＞

2021年11月に開催したBiS/ASP新メンバー合同オーディションにてBiSに加入。埼玉出身の18歳。153.5cm。

ナノ3 Twitter：@NANO3_BiS

＜BiS　PROFILE＞

英語で“Brand-new idol Society”の略／日本語で“新生アイドル研究会”。
2010年にグループ結成し、全裸PVを始めとする破天荒なプロモーションで世間をにぎやかす。目標の“日本武道館”ワンマンを諸事情により断念し、2014年に横浜アリーナで解散。その後、再結成をするも2019年5月11日にマイナビBLITZ赤坂ライブにて2度目の解散。
第3期BiSオーディションを実施し、応募総数2,000名を超える中、音楽活動経験がない“素人”だけで構成された第3期BiSの活動がスタート。活動開始半年間で、“モザイクMV”、“200km駅伝”、“24時間ライブ”など、BiS伝統の過激な企画を連発し、音楽業界に大きなインパクトを与える。
“ゲリラでの新曲発売”や”同楽曲を101回連続でパフォーマンスするドキュメンタルMV公開“など、現在も泥臭くもエモーショナルな活動を展開。
2021年11月にはナノ3、2022年10月にはヒューガーが加入。2023年1月にメンバー2人が脱退するも、「WACK合同オーディション2023」にて新メンバーのイコ・ムゲンノカナタ、クレナイ・ワールズエンド、シオンエピックの3名が加入し、6人体制となる。
“日本武道館”という夢の続きは、第3期BiSに託される。