【24時間テレビ43】生存率50%の舌がんを乗り越え堀ちえみが「リ・ボ・ン」熱唱

バラエティ
2020年08月23日

 

日本テレビ系で放送中の『24時間テレビ43』で、ステージ4の舌がん治療のため舌の6割を切除した堀ちえみが、手術後初歌唱を披露した。

幼少期から歌が大好きで、アイドルとしてデビュー。7人の子供を育てる母親として多忙を極める中でも歌を歌うことは続けてきた。だが、手術をしなければ生存率50%という舌がんの宣告。「覚悟を決めていた。自分の人生にもう悔いはないかな」という時期もあったというが、「私の命は私だけのものじゃなくて家族のものでもあるんだなと思ったら、ちょっとでも長く生きないといけない」と覚悟を決めて手術に挑んだ。

太ももの皮膚を舌に移植する手術は11時間にも及び、術後もうまくしゃべれない日々。それでも「芸能界に復帰しないとダメ。お母さんにはたくさんのファンの人が待っている」という娘・彩月さんの言葉と、復帰を祈るファンから寄せ書きに背中を押された。

手術から5か月後にボイストレーニングを開始。アイドル時代、低迷していた時期にもう一度生まれ変われるようにと「reborn(再生)」という意味が込められた1985年の楽曲「リ・ボ・ン」を、親衛隊が遠隔でのコールで後押しする中、両国国技館で万感の思いを込めて歌い切った。

歌唱後、堀は「どうもありがとうございました。皆さんに感謝しております」とうれし涙を流した。

番組情報

『24時間テレビ43』
日本テレビ系
2020年8月22日(土)後6・30~23日(日)後8・54
テーマ:「動く」
メインパーソナリティー:井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、岸優太(King & Prince)
24時間テレビサポーター:徳光和夫
総合司会:羽鳥慎一、水卜麻美(日本テレビアナウンサー)