松岡充、古民家リノベに奮闘中!囲炉裏部屋造りで「DIYの醍醐味感じた」

バラエティ
2021年02月08日

『極上!三ツ星キャンプSeason2』

松岡充が、BS日テレで放送中の『極上!三ツ星キャンプSeason2』の新企画「週末移住生活」で“時間を忘れられる空間創り”をテーマに古民家をリノベーション中。

1月19日の放送で、土間を囲炉裏部屋にリノベーションした松岡に、大変だった部分やこだわった部分、次にとりかかるガレージのリノベーションについて聞いた。

◆囲炉裏部屋を作りあげていく工程で大変だった部分、気に入ってる部分やこだわった部分を教えてください。

気に入っているところは、この空間を自分の大好きな青と漆喰の白という爽やかなカラーリングでできたところです。そこに設置した囲炉裏は一生使えるクオリティのものが完成し、さらに絶対にどこにもないような加工を施せました。焼き目をつける加工をしてからの青色のカラーリングは非常に満足のいく仕上がりになりました。
腰板に関しては、初回放送でお店に資材を買いに行った際に先生から「1枚板を貼るのはどうか」ということで購入してみましたが、移住生活やリノベーション作業を重ねていく中で、いろいろとイメージが湧いてきて「屋内なのに屋外の雰囲気を出してみるのは面白い!」という発想から牧場のイメージが出てきました。お部屋の床に人工芝を引くことでその雰囲気をさらに醸し出すことができましたし。
囲炉裏本体と同じカラーリングにすることによって、お部屋自体の統一感も出せました。
エバーグリーンという言葉がありますが、これを僕は自分の好きな色にかけてエバーブルーと呼んでいます。エバーグリーン、エバーブルーなお部屋、つまりいつまでたっても色あせない、瑞々しい感じをこのお部屋で表現しています。どんな天気の日でも、どんな時間帯でも「気持ちが晴れやかになれる」「明るさを感じられる」という点がお気に入りです。
この部屋の作業では、DIYの醍醐味を感じることができました。1枚の腰板をただ張るのではなく、裁断し、焼き入れ、色塗り、乾燥、コーティングと工程が多い作業だった点は地味ながら苦労しましたね。また囲炉裏を室内で使用するにあたり、天井に防炎剤を塗る作業をしなければならず、これも塗るコツがあったり、自分でやってみると結構大変な作業だと分かりました。
一筋縄ではいかないことは大変なんですが、自由な空間で自分のペースで作業できるというのはこの企画だからこそ実現できました。

◆次はガレージのリノベーションですね。どんな造り、雰囲気にしたいですか?

本来は農機具を置いたり、ちょっとした作業道具をいつでも取り出せるような場所。雨風をしのぐ屋根と壁がある、ほぼ屋外のような場所でした。床と腰板部分はコンクリ、天井はベニヤ、1枚壁の向こうには土。鳥の巣のあとがあったり、やもりの卵、蜘蛛の巣もたくさん。まずは農機具など全部移動させ、きれいに掃除してからの作業でした。
ガレージはそもそもほぼ屋外のような環境が当然だと思いますが、僕がこの場所をリノベーションするなら、土っぽくないほこりっぽくない、逆に爽やかささえ感じられる空間にしたいと思いました。もちろんガレージなので土足で出入りにはなるので、僕の趣味のゴルフクラブを磨いたり、バイクのちょっとしたメンテナンスをしたりするお部屋をイメージしていますが、当初掲げていた「昭和感、60年代70年代のアメリカンな雰囲気」は出せたらなと思ってます。
千葉の君津市に居ながらにして、アメリカ西海岸の匂いのするような。「昭和レトロ」を持ち込める空間作りは仕上がったと思いますので、あとはここに何を持ち込んで「昭和感」を出すかが、次の段階になると思います。僕の音楽活動以外のクリエティブとして長年行ってきた写真撮影、その自分の作品を活用した装飾も考えています。とにかく、好きなものに囲まれたかっこいいそして落ち着ける場所にしたいなと構想しています。

◆第2回の放送でリサイクルショップに行ってましたが…

令和になり、どんどん時代が進化していき、人々の生活は便利になってはいるのでしょうが、「便利なことが全て幸せではなくて、不便さを乗り越えて感じられる幸せがある」と僕は感じています。昭和の時代を生きてきた僕らは幼少期からそれを体感してきた世代です。あえて便利さを省き、そこに味を感じるというか…なにかをクリアしていくことに喜びを感じる、という上でリサイクルショップでのモノ探しは興味深い経験でした。リサイクルショップは、「原点回帰」できる空間というか。便利な時代になった今も昭和のあの頃を思い出せたり、幼少期に憧れていたものを手にしている今を実感できるんじゃないかと思います。誰かが<不便だから要らない、捨てよう>と思ったものから、逆に僕は新しいものをもらえる気がして、今回の企画で購入したものをガレージ部屋で活躍させたいと考えています。

2月9日(火)の放送では、ガレージのリノベーションに着手。デザイン性と機能性を兼ね備えたつくりは松岡ワールド全開。昭和レトロをテーマに障子の骨組みや欄間を設置していく。

そしてガレージ内で見つけたツバメの巣。祖母から「家の繁栄をとめることになるから絶対に壊してはいけない」と言いつけられていた松岡は大切に扱おうとするが、もろくなっていた巣は簡単に壊れてしまう。またツバメが戻ってくるという可能性を信じて、余っていた資材を駆使してリペア作業に奮闘する。

さらに「野鳥の観察をしたい」と餌台を作って竹林に設置するほか、幼いころの思い出を振り返りながら屋外で料理も。自然の中で“週末移住”を満喫する。

『極上!三ツ星キャンプSeason2』
BS日テレ
毎週火曜 後9・00~9・54

この記事の写真

©BS日テレ