角野卓造の愛車遍歴を2週に渡って紹介 憧れの名車も登場『おぎやはぎの愛車遍歴』

バラエティ
2021年05月07日

『おぎやはぎの愛車遍歴』

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』(BS日テレ 後9・00~9・54)で、5月8日、15日(土)の2週に渡って俳優・角野卓造の愛車遍歴を紹介する。

自動車の試験場の近所に住んでいたという角野は、18歳ですぐ免許取得した根っからの車好き。さらに番組の大ファンで、毎週のように見ていて、映像を保存もしているほど。「結構見てます。車も面白いけど、人も面白い。どういう人生をたどったのか、すごく面白い」と、ゲストの車とその人生に視聴者の一人として引きつけられていると明かす。

伊東四朗がゲスト出演した際には、角野が橋渡し役を買って出たことも。そんな角野の印象に残っている放送回は、横山剣と羽田圭介の回。一方で、『渡る世間は鬼ばかり』で父子役を演じるえなりかずきの出演回には思わぬダメ出しが飛び出し「あいつ、もう俺の息子じゃねえな!」と言い放つ。

角野のカーライフは、50年を優に超える。番組に最初に登場する車は「いすゞ ベレット1600GTR」。実は過去の愛車ではなく、大学時代に憧れだった車で“和製アルファロメオ”の異名をとった名車のフォルムを、なめ回すように見る角野。大学時代の友人と毎週のように軽井沢へ繰り出したという、若き日のドライブ遍歴を懐かしそうに語る。

中学の時に出た演劇で褒められたことを機に、学生時代は芝居にのめり込んだ角野は、大学卒業後に文学座へ入団。北村和夫との共演では、何をやってもダメ出しばかり食らっていたが、舞台での客の反応を見て、北村の教えが正しかったことに気づいたという。「天狗になっていた鼻をバンッてたたき折られた」と今でも大事にしている、大先輩の教えを振り返る。

数々の舞台出演を経て、テレビドラマや映画にも進出。中でも多くの人の印象に残るのが、代表作『渡る世間は鬼ばかり』のラーメン店の店主役。「自分も好きだからラーメン屋に行く」という角野は、訪れた店での「あるある」エピソードを披露。他にも、車を運転しながらの撮影やスタントなしの宙づり撮影も打ち明け「ラーメン作ってる方がよっぽど楽ですよ」とポツリ。てんこ盛りの苦労話に、MCのおぎやはぎも大爆笑する。

過去に番組に出演したグッチ裕三は、角野を“元カノ”の兄だったと明かしており、角野もグッチとの当時の思い出を披露。さらに妻で女優の倉野章子とのなれそめなども赤裸々に語る。

角野の愛車遍歴の序盤戦はまさに“ブルーバード祭り”。19歳で乗った「ダットサン ブルーバード 1300」に始まり、「ブルーバード 1600SSS」「ブルーバード 1800SSS」、さらには「ブルーバード U」と続く。実は全て、父が購入した実家の車だが、車に詳しくない父に代わり、角野が思いのままに購入する車を提案していたという。

そんな中、番組には懐かしの愛車「ブルーバード 1600SSS」が登場。50年ぶりに握るハンドルに、角野の思い出がよみがえる。そして、ついに自分で買った愛車が1台も登場しないという異例の事態に。小木博明から「まだ自分の車、買ってないですよ」、矢作兼からも「お父さんの車遍歴になっちゃう」とツッコまれるが、5月15日放送の後編には真の愛車が登場する。

『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR,NO LIFE!』
BS日テレ
2021年5月8日(土)後9・00~9・54

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