サンドウィッチマンが生駒里奈&あばれる君と“復興道路”北上の旅へ『サンドのこれが東北魂だ』

バラエティ
2022年01月19日
『サンドのこれが東北魂だ』
左から)あばれる君、生駒里奈、サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)(C)tbc東北放送

『サンドのこれが東北魂だ 三陸ハイウェイを北上せよ! 復興からその先へ』(tbc/TBSほか 後4・00〜4・54)が、1月30日(日)に放送される。

東日本大震災以来、被災地の現状を伝え、復興を応援し続けてきた『サンドのこれが東北魂だ』。11作目となる今回の旅の舞台は、2021年に宮城県仙台市から青森県八戸市までの全線が開通し、別名「復興道路」とも呼ばれる三陸沿岸道路。仙台〜八戸間の移動時間が大きく短縮され、観光・物流など多方面に大きな波及効果が期待される「三陸ハイウェイ」を今年も“伊達ちゃん号”に乗って北へと走る。

宮城県出身のサンドウィッチマンと旅を共にするのは、秋田県出身の生駒里奈と福島県出身のあばれる君。東北愛にあふれるメンバーが見つめた先には、 三陸海岸沿いならではの絶景と豪華な海の幸、そして海の街で力強く人々の姿があった。

『サンドのこれが東北魂だ』
©tbc東北放送

まずは東京五輪で感動の飛行を披露したブルーインパルスがある宮城県・東松島市へ。震災当時、松島基地の津波被害は甚大だったが、ブルーインパルスは展示飛行のために別の基地へ展開しており、奇跡的に難を逃れていた。間近で見るブルーインパルスの一糸乱れぬ動きと低空飛行に一同大興奮。東北復興への思いを込めたブルーインパルス、その姿に迫る。

宮城県・気仙沼市では、2021年3月にオープンした道の駅「大谷海岸」を訪れる。“日本一海水浴場に近い”道の駅と言われ、目の前には白い砂浜と真っ青な海が広がっている。気仙沼名物・フカヒレを使ったぜいたくグルメや、マンボウやサメが大迫力で楽しめるプロジェクションマッピングなど、見どころも満載。三陸の海の幸を使った絶品グルメを一同で味わう。

『サンドのこれが東北魂だ』
©tbc東北放送

続いて、宮城県気仙沼市の唐川唐桑半島で民宿を営む菅野一代さんへ会いに行くことに。震災直後、ボランティアの人たちにせめて宿泊場所を提供したいと被災した自宅を無償で開放したのがきっかけで、民宿「つなかん」を始めた一代さん。一代さんの人柄に惹かれ、県外から唐桑に移住してきた若い女性たちの姿もあった。

5年前、震災に続き、夫や娘ら家族3人を海難事故で失うという二度目の悲劇が一代さんを襲っていた。今も「海を好きになれない」と話す一代さん。移住してきた若者たちにも支えられながら、持ち前の明るさで力いっぱい生きている。そんな一代さんに、あの人から感動のメッセージが送られる。

『サンドのこれが東北魂だ』
©tbc東北放送

そして一行は岩手県・大船渡市へ。津波の被害で甚大な被害を受けた三陸の海。震災後、故郷岩手に戻ったダイバーの佐藤寛志さんはボランティア仲間とともにがれきの撤去活動を続けてきた。海底が真っ白になる「磯焼け」が深刻化する三陸沿岸に豊かな海を取り戻そうと奮闘するダイバーの姿を追うため、あばれる君も海に潜っていく。

『サンドのこれが東北魂だ』
©tbc東北放送

最後は、岩手県・釜石市へ。ド派手な装飾を施したデコレーショントラック。 東日本大震災以降は、被災地にデコトラが集うチャリティーイベントも開催された。今回は、2019年にラグビーワールドカップが行われた釜石市の鵜住居復興スタジアムに東北各地から自慢のデコトラが勢ぞろい。東北復興への思いを新たに、迫力の一斉点灯を見せる。

出演者コメント

伊達みきお
伊達みきお
伊達みきお(サンドウィッチマン)

つなかんの女将さんには、震災直後にお会いして以来久しぶりに会いましたが、その間に海の事故で旦那さんや娘さんを亡くす悲劇もありながら今日もすごく笑顔で迎えてくれました。
そして、その笑顔に支えられている周りの人たちもいて、いろんな思いが込み上げてきました。

富澤たけし
富澤たけし
富澤たけし(サンドウィッチマン)

磯焼けでウニが空っぽだったことが印象的。
ニュースではちょこちょこ見ていたけど、あらためてこういう状況になっているんだと。震災とはまた別に、漁師さんが厳しい状況にあるのも辛いなぁというのと、何とかしたいなぁという気持ちがあります。
まぁ、僕、ウニ食べないんですけどね。

生駒里奈
生駒里奈
生駒里奈

ずっとニュースでしか見たことがなかった、ブルーインパルスを初めて見ることができました! 震災もそうですし、最近のコロナもあって、うつむきがちなことが多いんですけど、ブルーインパルスを見ると嫌でも空を見上げて背伸びができる気がしました。
ブルーインパルスを実際にあんなに近くで見ることができて、コックピットに入るという特別な体験もさせていただきました。こんなふうにいろんなことが前向きに、難しいかもしれないけど進んでいったらいいなと思います。

あばれる君
あばれる君
あばれる君

デコトラがすごかった! あんなにめちゃめちゃ派手な人が乗っているのに、みんな心優しくて一致団結している。チームワークを感じて東北の優しさを感じました。
(一番印象に残っているのは)荷台が家になっているデコトラ! 住めるなと思いました。僕が芸人1年目に住んでいた家より広かった。こたつもあってみかんもあって、Wi-Fiまで飛んでいました。アプリダウンロードしようかと思いました。
ロケでは水中にもぐりましたが、冬の水の中はすごく寒かった…。
でもこういう寒さに耐えて水質調査などをしてくれて、海のために身を挺してくれている人たちの偉大さも感じましたね。

番組情報

『サンドのこれが東北魂だ 三陸ハイウェイを北上せよ! 復興からその先へ』
tbcほか(TBS、HBC、SBS、CBC、MBS、RSK、RCC、RKB)
2022年1月30日(日)後4・00~4・54

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