中居正広「モノマネの人には、すごく“プロ”を感じます」『笑いの正体』第4弾が9・25放送

『笑いの正体 chapter４モノマネ進化論』（NHK総合　午後10時～10時45分）が、9月25日（月）に放送される。司会の中居正広からコメントが到着した。

“笑いはどのようにして生まれるのか？”を、毎回一つのテーマをもとに当事者インタビューで探っていく『笑いの正体』。日本の笑いの歴史をあらためて振り返りながら、世の中にもたらされたものや、革新的な笑いを生み出した人たちの思いに迫るドキュメンタリーだ。

4回目となる今回のテーマは「モノマネ進化論」。80～90年代のブームによりさまざまな発明が生まれ、モノマネは飛躍的な進化を遂げた。そして、現在では多くのお笑い芸人がネタの中にモノマネを取り入れ、モノマネにまつわる番組や企画も増え続けている。

モノマネは、いかにして笑いの一角を占めるようになったのか。そして「人はなぜ、モノマネで笑ってしまうのか」。芸人たちの言葉から、これらの核心に迫っていく。スタジオゲストには、劇団ひとり、田中卓志、ヒコロヒー。

インタビューを行ったのは、コロッケ、松村邦洋、博多華丸（博多華丸・大吉）、原口あきまさ、秋山竜次（ロバート）、JP、キンタロー。、せいや（霜降り明星）の8名。いわゆるモノマネ芸人のみならず、モノマネを武器にする芸人まで、幅広く取材を行った。

モノマネ界のカリスマ・コロッケの芸風はいかにして確立されたのか。ロバート秋山の体モノマネは、果たしてモノマネと呼べるのか。そんなトピックも交えて送る。普段のバラエティ番組ではなかなか語られることのない、彼らの笑いの哲学やモノマネの秘術に注目だ。
収録を終えた中居によるコメントは以下を参照。

中居正広　コメント

今回はテーマが良かったです。もしかしたら、番組がテーマで左右されるのはよくないのかもしれませんが…「モノマネ」というのは、すごく身近ですけど捉えたことのないテーマだったのではないかと思います。
モノマネの人には、すごく「プロ」を感じます。本人たちは「プロじゃないです」「マネしてるだけなんで」って言うんだけど、すごくプロを感じます。
それと、モノマネの人たちには、あまり汗が見えないんですよ。それって一番いいですよね。
エンタメは、情けとか背景が見えない方が僕は好きなんです。ただただ見て、ただただ笑えて。その人の人となりとかではなく。モノマネって職人的で、その影を隠してくれるジャンルの一つだなと思います。あらためて、このテーマは面白いので見てほしいです。