

7月29日(火)放送の『タイムレスマン』(フジテレビほか 深夜0時15分~0時45分)は、新企画「名作ドラマ長ゼリフマン」を送る。
この番組は、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人に、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の新メンバー5人が加わり、新たに8人体制となったtimeleszが挑む、待望の地上波初バラエティ番組。「とにかく何事にも全力で、汗をかく!」をコンセプトに、メンバー8人がそれぞれの個性を発揮しながら、涙あり、笑いあり、そして“汗”ありの、さまざまなロケ企画を繰り広げる。
今や群雄割拠のアイドル界。そんな厳しい世界で生き残るためには、歌やダンスだけではなく、演技力も必要不可欠。というわけで、今回は新企画「5分で暗記せよ!名作ドラマ長ゼリフマン」を実施。メンバー8人が、フジテレビの名作ドラマの1シーンの再現に挑戦するのだが、そのシーンの長ゼリフをわずか5分の間に丸暗記して、その後すぐに演じなければならないという、演技力のみならず記憶力も求められる対決企画だ。
オープニングでは、グリーンバックのスタジオに集められた8人に、進行役の倉田大誠アナウンサーから「名作ドラマ長ゼリフマン」の企画内容が告げられる。「5分は短いよ!」などと不満の声が続々と上がる中、菊池は「セリフを暗記するなんて当たり前」と一喝。「セリフ入ってないようじゃ無理か(笑)」とメンバーにハッパをかける。
対決の審査をするのは、『最高の離婚』(2013年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)など数々のヒットドラマの演出を手掛ける並木道子監督。「セリフを覚えるだけでなく、いかに役に成り切っているか、いかに心のこもった芝居ができているかが大事」という並木監督の言葉に、メンバーはますますプレッシャーを感じてしまい…。
かくして対決は4人ずつに分かれ、1回戦は菊池vs松島vs原vs猪俣、2回戦は佐藤vs寺西vs橋本vs篠塚という組み合わせで行われることに。この各予選で1位に選ばれた2人が、最後に決勝戦で激突し、timeleszの“千両役者”を決定する。
今回彼らが挑むフジテレビの名作ドラマは、2000年に放送された『やまとなでしこ』。松嶋菜々子演じるキャビンアテンダントの神野桜子に、堤真一演じる平凡な男・中原欧介が恋をするロマンチックラブコメディーで、社会現象ともいうべき大ヒットを記録した“月9ドラマ”史上屈指の名作だ。
1回戦では、原、猪俣、松島、菊池の順に実演していくことに。4人が挑戦するのは、第2話のクライマックスで描かれた名シーン。金持ちにしか興味のない桜子は、町の魚屋さんの欧介を大富豪と勘違いして恋に落ちてしまう。一方の欧介も、なかなか本当のことを言えずにいた。そんな中、桜子は欧介の本当の姿を目撃してしまう。何も言わずにその場を立ち去る桜子。欧介は桜子を呼び止め、自分の気持ちを打ち明ける。およそ50秒にわたって桜子への熱い思いを吐露する欧介の長ゼリフをしっかりと暗記し、心のこもった演技で表現することはできるのか。
俳優部出身で、これまで30本以上の舞台に出演している原。演技経験がなく、セリフを覚えること自体が初挑戦の猪俣。最近は舞台「おどる夫婦」で長澤まさみ、森山未來と共演するなど、俳優として活躍の場を広げる松島。そして、今年公開の映画「#真相をお話しします」で主演を務め、高い評価を集めている菊池。4人はそれぞれの個性を生かし、名作ドラマの1シーンの再現に挑戦する。暗記スタイルも演技メソッドも四者四様の演技バトルは見応え十分。中には、あまりにも真に迫った演技を披露し、スタジオの空気を一変させてしまう強者も…。桜子役の女優・石川萌香や審査員の並木監督をも感動させる熱演を見せた、1回戦の覇者はいったい誰なのか。
番組情報
『タイムレスマン』
フジテレビほか
2025年7月29日(火)深夜0時15分~0時45分
<出演>
timelesz(佐藤勝利、菊池風磨、松島聡、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝)
<ゲスト>
石川萌香/並木道子
<進行>
倉田大誠(フジテレビアナウンサー)
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