
11月7日(土)放送の『池上彰のニュースそうだったのか!!』(テレビ朝日系 午後6時56分~8時54分)は、「最近のニュースの疑問」をテーマに2時間スペシャルで送る。
スタジオには、三田寛子、伊集院光、遠藤章造、松井ケムリ(令和ロマン)、影山優佳が登場し、宇賀なつみの進行の下、知っているつもりのニュースに池上彰が切り込んでいく。
毎年のように目にする「ブラックフライデー」。影山は、通販などのセールに合わせて日用品をストックすることがあると話す。すっかり定着したこの買い物イベントは、そもそもなぜ“ブラック”なのか。池上は、アメリカのある行事との関係や、名前に込められた意外な意味を解説する。
また、価格の高騰がニュースになるトレーディングカードにも注目。影山は「私ポケモンカードが大好きなんですよ」と切り出し、転売の対象や資産目的で“形のある資産”として扱われる現状に「何とかしてほしい」という思いを明かす。好きだからこそ気になる、カードの価値の変化。その背景には、コレクターの人気だけではない意外な理由もあるという。池上がこれらトレーディングカードをめぐる問題や対策について解説する。
買い物のニュースでは、11月に入って変わった免税制度も取り上げる。「DUTY FREE」と「TAX FREE」は、何が違うのか。遠藤はDUTY FREEを「楽しいところですよ」と答え、スタジオを和ませる。誰が利用でき、どの税金が免除されるのか。2種類の免税の違いから、制度を変えることになった背景まで、基本から学ぶ。
連日話題となっている、不正アクセスや企業などからの情報漏洩。影山も、自身の電話番号の流出を知らせるショートメッセージが届いた経験を明かす。そもそも、こうした不正アクセスや情報漏洩は、なぜ最近急増しているのか。池上は、その背景のひとつとして、AIの進化により攻撃のハードルが下がり、スピードも上がっていることを解説する。システムの弱点を探す技術が変わる中、攻撃する側と守る側には、どのような難しさの違いがあるのか。新たな攻撃手口や、サービスの停止が相次いだ「PHP問題」についても、何が起きたのかを基礎からひもとく。
そして、サイバー攻撃によって何が盗まれ、その情報はどこへ行くのか。池上は、名前や住所、電話番号だけでなく、通販の購入履歴やアプリの利用記録など、自分では入力した覚えのない情報まで漏れる恐れがあると解説。盗まれた情報が売買され、別の犯罪に使われる可能性にも目を向ける。
例えば、メールアドレス1件は、いくらで取引されるのか。価格を予想する場面では、松井が「僕のメールアドレスは高く取引してほしいですよ」と冗談を交えるひと幕も。情報の種類によって異なる価格と、その理由を池上が解説する。
働く人にとって気になる最低賃金の引き上げについても取り上げる。池上は、日本の最低賃金がほかの先進国と比べて低く、海外からの人材確保のためにも引き上げが進められていると解説。一方で、それほど賃金を上げて、払う企業や店は困らないのか。若い頃のアルバイト代を聞かれた三田は「500、600円の感じがして」と振り返り、年賀状など季節限定の仕事では800円ほどもらえたこともあったと話す。池上からも、大学生になって最初のアルバイトは、時給ではなく日給800円だったという経験が語られる。昔と今の金額を比べるだけでなく、物価の変化も踏まえ、賃金と暮らし、企業の経営の関係を考える。
毎日のように聞く「円安」「円高」も、意味からおさらい。なぜ通貨の価値は日々変わるのか。池上は、通貨が売買される仕組みや金利差に加え、海外製の生成AIや動画・音楽などのサブスクリプション(定額制)サービスにも関係する「デジタル赤字」についても解説する。伊集院は、日本でよいコンテンツを作っても「配信するところがアメリカの会社だったら、かなり(お金を)持っていかれるってことですよね」と指摘。普段使っているサービスと、ニュースで聞く円安。その意外なつながりから、日本のお金の動きが見えてくる。
政治のニュースで話題になる議員削減。そもそも、日本の議員は海外と比べて多いのか。人口に対する議員数や、議員の基本給を国際比較し、イメージと実際の数字を照らし合わせる。さらに、削減を進める理由と、小さな政党や多様な意見が届きにくくなるという懸念にも注目。議員を減らすことで何が変わるのか、池上が解説する。
また、気になる中東情勢では、ニュースで耳にする「フーシ派」とはどんな組織なのかを基本から学ぶ。イエメンを舞台に、イランやサウジアラビアなどがどう関わっているのか。複雑に見える国や組織の関係をひもとき、争いが周辺国へ広がる懸念にも目を向ける。
そして、池上がアメリカとカナダへ。関税などをめぐる両国の対立は、現地の暮らしにどう表れているのか。カナダのスーパーでは、カエデのマークが付いた商品に注目。アメリカ製品ではなく、カナダの製品を買おうとする動きを紹介し、街の人たちにも米加関係への思いを聞く。
さらに、国境を結ぶ橋を渡ってアメリカへ。車を作る過程で、部品が両国の国境を何度も行き来しているが、関税の引き上げによって、そのやりとりにかかる負担が増しているといい、自動車産業などへの影響を現場から解説する。
ワシントンでは、政治の舞台裏にも足を運ぶ。連邦議会の議事堂と議員会館を結び、議員やスタッフが利用する地下鉄を特別取材。普段は一般の人が入れない場所で、池上が旧型と新型の車両に乗り込み、議員たちの移動を支える仕組みを自ら体験する。
また、身近な食品や日用品の値段を日本と比べ、現地の物価も確かめる。取材では、ナイアガラの滝へ近づくクルーズ船で、ポンチョを着て水しぶきを浴びる姿も。虹がかかる迫力の光景や、巨大なピザを前に驚く姿といった、いつもとは違う池上の一面が垣間見え、松井は「池上さんがロケ行ってくれるの、僕すごく好きで…」と喜ぶ。遠藤が「池上さんが行くと天気も良くなる」と触れると、池上自身も「海外取材する時はいつも晴れるんです」と明かす。
中間選挙を経て、アメリカはこれからどうなるのか。大統領と議会の関係、政策を進める上で議会が持つ権限まで、池上が解説する。
番組情報
『池上彰のニュースそうだったのか!!最新ニュースの疑問を解説!池上彰が北米取材』
テレビ朝日系
2026年11月7日(土)午後6時56分~8時54分
ニュース解説:池上彰
進行:宇賀なつみ
ゲスト:三田寛子、伊集院光、遠藤章造、松井ケムリ(令和ロマン)、影山優佳
©テレビ朝日




















