東日本大震災から6年、EXILE・小林直己とHappiness・楓らが被災地で夢の課外授業

エンタメ総合
2017年03月13日
©LDH
©LDH

 東日本大震災から6年を迎えた11日、EXILEのパフォーマー・小林直己とHappinessのSAYAKA、楓、YURINO、須田アンナ、川本璃が大槌町、山田町、宮古市の子供たちに「夢の課外授業」を開催した。

、震災によって甚大な被災を受けた岩手県の大槌町、山田町、宮古市の子供たち28名を宮城・仙台市の「EXILE PROFESSIONAL GYM仙台校」に招いて行われた「夢の課外授業」。小林は2013年の5月に復興支援の活動としてEXILEのTETSUYAと大槌町を慰問して以来、大槌町の復興支援団体をはじめ、地元住民たちと親睦を深めてきた。

 ダンス教室ではEXILEの「Rising sun」の振り付けを指導。震災直後「エンターテインメントの無力さを痛感した」と振り返った小林だが、「その中で『Rising sun』という楽曲によって、僕らが向かう先がすごく見えたのを覚えている」と。

「未来へという思いを込め、東北をイメージし、振り付けによさこいの動きを組み込んだり、みんなで一緒に歌って踊れるようにメンバー全員で考えた」という「Rising sun」がスタジオに流れると、最初はやや緊張した表情を見せていた子供たちも笑顔に変わり、汗だくになりながらダンスを教える小林やHappinessらに応えるかのように、複雑な足の動きがあるサビのパートの振り付けにも一生懸命取り組んだ。その姿に小林は、「一緒に汗をかいて身体動かすというのは、いろんな垣根を取り払ってくれる。あらためてダンスのいいところ再発見できた」と笑顔を見せた。

 初めて復興支援の活動に参加したHappinessの楓も「すごく皆さんのパワーや熱い視線が伝わってきて、純粋に楽しんだり、一生懸命やるっていうのを、あらためて皆さんに教えてもらいました」と振り返りながら、「最初は、子供たちの顔を直接見るまでは、雰囲気や接し方など不安に思う気持ちもあったが、実際に接することで、喜んでもらえたり笑顔を見ることができて、少しかもしれませんが子供たちのパワーになれると感じました」と手応えを口にした。

 ダンスレッスン後には小林やHappinessから、子供たちに記念のTシャツとタオルをプレゼント。約90分に及んだ課外授業を終えた楓が「ダンスを通じて、幸せや夢を共有して、日本をもっと夢であふれるような活動をしていきたい」と思いを語ると、小林も「東北に初めてできたEXPG仙台校を拠点に、東北のみなさんと更に繋がりを持って盛り上げていきたい」と、今後も支援活動の輪を広げていく思いを熱く語った。