櫻井翔が10月期土曜ドラマで35歳の校長先生役に挑戦!

ドラマ
2017年04月24日

115440_01_R 櫻井翔が日本テレビ系10月期土曜ドラマ「先に生まれただけの僕」の主演に決定。エリート商社マンでありながらひょんなことから校長へと辞令を受けた主人公を演じる。

 連続ドラマ主演は4年半ぶり、日本テレビでは実に8年半ぶりとなる櫻井が演じるのは、とある民間企業が経営する『不採算部門』とされた私立高校・京明館高校の経営を立て直すため、校長として送り込まれたエリート商社マンの鳴海涼介。大手総合商社・樫松物産の営業として活躍し、出世を目前にしたある日、京明館高校に校長として出向を命じられる。困惑しながらも「学校を黒字化するにはまずコスト削減。そして受験生をたくさん集めること。そのためには在校生のレベルをあげなくてはならない。ということは教師たちの意識を変えなくてはならない」と考えるが、現職の教師たちはそんな鳴海に反発する。
 
 校長役を演じることについて櫻井は「2007年。25歳で高校生役を演じさせていただくことに驚きました。そこから10年。35歳で校長役をやらせていただくことになるとは…。想像もしてなかったので、とても驚いています。対上司。対教員。対生徒。様々な組織や人間関係とどう向き合い、どう改革していくのか。スーパーマンではない主人公、鳴海がもがく姿をご覧いただきたいと思います」と話し、「水田監督と脚本家・福田さんをはじめとする全てのスタッフ。そして豪華なキャストの皆さんとご一緒出来る日が今からとても楽しみです。というか、“豪華”があふれていて興奮しています。久々の連続ドラマ。商社マンであり校長先生という未だかつてない役柄と共に自分自身も成長出来たらと思います。どうぞ宜しく御願い致します」と意気込みを語った。

 この作品のヒロインであり、鳴海の出向先である京明館高校で特進クラス2年3組を担任する現代社会教師・真柴ちひろを演じるのは蒼井優。生徒たちや学校という職場に愛着がある真柴だが、やる気の感じられない京明館高校で教師を続けている内に、生徒の学力や人間力を向上させること、そして自分自身の教師力を向上させることも忘れがちになっていた。それを指摘し否定するような鳴海の言動に、最初は誰よりも反発。しかし、やがて鳴海なりの学校改革や鳴海が生徒たちに語る言葉に自分も変わらなければと思い始める。

 そして、鳴海の恋人で自身も樫松物産社員である松原聡子を演じるのは多部未華子。鳴海が商社勤め時代からの恋人で、校長になった彼を心配し応援しているが、同じ会社にいたが故に共有できていたものがなくなり、価値観の違いも少しずつ生じていく。2人は結婚するつもりでいたが、今の鳴海は結婚を逃げ場所のように考えているようにも感じられて、次第に聡子は鳴海から心が離れていく。

 日本テレビの次屋尚プロデューサーは「明るい未来像を思い描くことがとても難しい世の中になっています。そんな未来を生きていくことになる今の子供たちに、我々大人たち、そして教師たちは今何を語り、何を教えるべきなのでしょう?簡単に答えを出すことはとっても難しいです。その答えを探す旅をこのドラマを見ていただく方々と一緒にしたいと思ってます。主演には櫻井翔さん。ドラマでは学校問題に思い悩む若き新米校長を演じていただくとともに、今どき10代若者たちとの交わり、さらに恋愛も描かれます。理知的で誠実な彼のイメージに乗っ取りながら、櫻井さんの素顔の部分や意外な一面もこのドラマを通じて見え隠れするのではないでしょうか」と語っている。

10月期新土曜ドラマ『先に生まれただけの僕』
2017年10月スタート 毎週土曜よる10時放送
脚本:福田靖(「HERO」「海猿」「ガリレオ」「CHANGE」「龍馬伝」ほか)
演出:水田伸生(「Mother」「Woman」映画「あやしい彼女」「ゆとりですがなにか」ほか)
プロデューサー:次屋尚
チーフプロデューサー:西憲彦
出演:櫻井翔、蒼井優、多部未華子ほか