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『真田丸』が後押しに!10年越しオファーに片岡愛之助が歓喜!三谷幸喜脚本『風雲児たち』に主演

『風雲児たち』 平成30年正月時代劇『風雲児たち』(NHK総合)の取材会が8月23日に行われ、片岡愛之助、新納慎也、演出の吉川邦夫が登壇した。

 本作は、みなもと太郎の同名歴史ギャグ漫画が原作の時代劇で、脚本は、『真田丸』以来1年ぶりにNHK時代劇に挑む三谷幸喜が担当する。テーマは、前野良沢と杉田玄白による“蘭学事始”。史上初の西洋医学書の和訳に一心同体で取り組んだ2人だが、なぜか「解体新書」には良沢の名が載らず、名声は玄白だけのものに。2人の間に起きた出来事を、笑いとサスペンス要素を交えて描く。キャストは、主人公・前野良沢役を片岡愛之助が演じるほか、杉田玄白役を新納慎也、平賀源内役を山本耕史、田沼意次役を草刈正雄が務めるなど、『真田丸』出演陣が再結集する。

 演出を担当する吉川は「原作は、関ヶ原の戦いから幕末が描かれてます。狙ったわけではないですが本作は『真田丸』と『新選組!』をつなぐ作品なのかなと。ちょっと面白いですよね。前野良沢と杉田玄白は対立もあったそうですが、お互いがいなければ『解体新書』を出すことはできなかったわけで、そんな2人の複雑な友情と葛藤の物語を90分かけて描きたいです」とコメント。

 主演の片岡には、何と10年前にオファーがあったそうで、「すっかり忘れていたころに、またお声をかけていただいてうれしいです。キター!という感じ(笑)」と大感激。吉川は「前野良沢を愛之助さんでやったらどうですかね、と三谷さんと話していたのが10年ぐらい前の話。ずっと忘れずにはいたんですけど、なかなか実現できなくて、『真田丸』が好評だったのが後押しになって、この企画が復活したんです。不思議なものですね」と説明した。

 片岡は、「『新選組!』と『真田丸』をつなぐ話ということで、今やる意味があって感慨深い。また、『真田丸』でご一緒させていただいたキャストの方々とご一緒させていただけるのは楽しみです」としみじみ。演じる前野については「ひたすら勉強して、訳して、分かりやすく言うと職人のような役。喜怒哀楽も激しいのでチャーミングに演じたいです」と。

 また、昨年、『真田丸』の豊臣秀次役で人気を博した新納は、「身に余る大役を仰せつかりまして、胃が痛い日々です(笑)。秀次の気持ちが今になってよく分かったり、“治部(石田三成)ってこんな感じだったのかな”と思ったり、1人『真田丸』をやって今日を迎えました(笑)」とプレッシャーを明かしたが「愛之助さんにお会いしたらすべて緊張がほぐれました」と笑顔。「『真田丸』は僕の役者人生においても転機になったし、大好きな作品。すてきなメンバーに囲まれて仕事をさせていただいたので、今回もきっと温かい現場になるんじゃないかな」と期待を込めた。

 会見中、演出の吉川はスマートフォンを取り出し「今、三谷さんから2人にメッセージが届きました!」と報告。片岡には「愛之助さんの知的なところ、生真面目なところ、そこからにじみ出るおかしみ、そして若干常軌を逸した感じ、すべて原作の良沢と重なります。愛之助さんの映像の新しい代表作になるのではないでしょうか」と。新納には「原作の玄白は丸顔ですが、それ以外は新納さんとうり二つです。明るくて社交的で行動力もあるけど、たまにはしゃぎすぎて叱られる。ぜひとも、役作りをしないで撮影に臨むようお願いします」とメッセージが読み上げられた

 会見には、実物の「解体新書」と「ターヘル・アナトミア」も登場。2人は「あまりにキレイすぎてびっくりして、思わず“本物ですか?”と聞いてしまいました」(片岡)、「まったく分からない言語を一生懸命訳していったと思うと、それは大変だったんだろうなと、その思いに浸っていました」(新納)と語った。

 平成30年正月時代劇『風雲児たち』は、2018年1月初旬、NHK総合にて放送。

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