瀬戸康史「この作品がどう受け取られるのか楽しみ」舞台「関数ドミノ」開幕

エンタメ総合
2017年10月05日

舞台「関数ドミノ」 瀬戸康史、柄本時生らが出演する舞台「関数ドミノ」が10月4日に開幕。初日を迎えるにあたって、出演者からのコメントが到着した。

 「関数ドミノ」は、前川知大主宰の劇団イキウメの代表作の1つ。演出は、劇団「tsumazuki no ishi」主宰の寺十吾が担当する。

 出演は、瀬戸康史をはじめ、柄本時生、小島藤子、鈴木裕樹、山田悠介、池岡亮介、八幡みゆき、千葉雅子、勝村政信と個性派が顔をそろえる。

<キャストコメント>
■瀬戸康史
「初日が近づくにつれて期待と、なんとも言えない恐怖が入り混じった心情です。これは僕演じる真壁が“ドミノ”というものに対して抱いている感情と似ている。各劇場でお客様がこの作品をどう受け取ってくださるのか、とても楽しみです」

■柄本時生
「とても緊張しております。『関数ドミノ』という本当にあるのかないのか分からない世界を楽しんでいただけたらと思います」

■小島藤子
「あっという間に時が経ち、初めての本多劇場にやって来ました。きっと本番もあっという間に過ぎていくでしょう。一日一日の公演を大切に、しっかりと秋山を演じたいと思います」

■鈴木裕樹
「新田直樹役の鈴木裕樹です。この作品に関われることをとてもうれしく思います。同時にプレッシャーを感じますが、しっかりと作品に向き合い、このカンパニーならではの『関数ドミノ』を届けられたらと思います」

■山田悠介
「土呂弘光役の山田悠介です。現実世界では、奇跡は起こりません。しかし『関数ドミノ』では日常で奇跡という根拠もなく現実性のない出来事が起こります。この不気味で不可解な奇跡を劇場で体験してください」

■池岡亮介
「2017年版『関数ドミノ』、寺十吾さんによる緻密な演出でまた新しいドミノの姿が浮かび上がりました。“ドミノ”の世界にしっかりと巻き込まれ、少しでもシンパシーを感じていただけるよう精いっぱい頑張ります」

■八幡みゆき
「あっという間に初日、という感じです。稽古場でぼんやりしていたものが劇場でくっきり浮かび上がっています。“ドミノ”の存在に翻弄されていく人々、瀬戸さん演じる真壁薫の姿にご注目いただきたいなと思っております」

■千葉雅子
「妙な顔合わせで、イキウメの前川知大さんの名作『関数ドミノ』が新たな作品になります!参加していることの幸せを噛みしめて、お客様を心よりお待ち申し上げております!九州、北海道、近畿にも行きます!もう開幕の昂揚感で、“!!!”がいっぱいのメッセージとなっていることをお許しくださいませ」

■勝村政信
「世の中には、人間の理解、想像を超えた世界が存在します。『関数ドミノ』という不思議な世界を、どうぞお楽しみください。信じるか、信じないかはあなた次第です」

舞台「関数ドミノ

<ストーリー>
とある都市で、奇妙な交通事故が起きる。
信号のない横断歩道を渡る歩行者・田宮尚偉(池岡亮介)のもとに、速度も落とさず車がカーブしてきた。
しかし車は田宮の数センチ手前で、あたかも透明な壁に衝突したかのように大破する。
田宮は無傷、運転手の新田直樹(鈴木裕樹)は軽傷で済むが、助手席に座っていた女性は重傷を負ってしまう。
目撃者は真壁薫(瀬戸康史)と友人の秋山景杜(小島藤子)、左門森魚(柄本時生)の3人。
事後処理を担当する保険調査員・横道赤彦(勝村政信)はこの不可解な事故に手を焼き、関係者を集めて検証を始める。
すると真壁が、ある仮説を立てるのだった。
その調査はやがて、HIV患者・土呂弘光(山田悠介)、作家を目指す学生・平岡泉(八幡みゆき)、真壁の主治医・大野琴葉(千葉雅子)をも巻き込んでいく。
はじめは荒唐無稽なものと思われた仮説だったが、それを裏付けるような不思議な出来事が彼らの周りで起こり始める――。

<公演概要>
作:前川知大
演出:寺十吾
出演:瀬戸康史 柄本時生 小島藤子 鈴木裕樹 山田悠介 池岡亮介 八幡みゆき 千葉雅子 勝村政信

<上演スケジュール>
10月4日(水)~15日(日)本多劇場
10月21日(土)~22日(日)北九州芸術劇場 中劇場
10月24日(火)ホルトホール大分 大ホール
10月26日(木)久留米シティプラザ ザ・グランドホール
11月5日(日)大空町教育文化会館
11月6日(月)北見芸術文化ホール 中ホール
11月10日(金)~12日(日)兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール

全公演に関するお問い合わせ
ワタナベエンターテインメント:03-5410-1885(平日11:00~18:00)

公式HP:http://kansu-domino.westage.jp/