芳根京子が月9初主演!「この冬はクラゲ色に染まりたい!」東村アキコ『海月姫』ドラマ化

ドラマ
2017年11月07日

芳根京子 2018年1月クールのフジテレビ系“月9”ドラマが、芳根京子主演の『海月姫』に決定した。

 本作は、「東京タラレバ娘」などで知られる人気漫画家・東村アキコの最大のヒット作が原作。作品完結を機に、初めてテレビドラマ化される。クラゲを愛しすぎてしまった筋金入りの“クラゲオタク女子”が、とある兄弟と三角関係になり、自分には一生縁はないと思っていた恋を知り、新しい自分、新しい生き方を見つけていく姿をギャグを交えて描く“シンデレラ・コメディー”。

 主人公・倉下月海を演じるのは芳根京子。芳根にとって『べっぴんさん』(NHK総合)以降最初のTVドラマ主演作で、連続ドラマ出演10作目という節目、さらに初の月9ドラマ主演作となる。

 20歳の月海は極度に視力が悪く、メガネなしでは、ほとんど何も見えないほど。イラストレーターを夢見て、生まれ育った鹿児島県から上京。しかし月海は専門学校に通うわけでも、イラストを売り込むわけでもなく、とあるアパートで、自分たちを“尼~ず”と呼ぶオタク女子たちと一緒に、外部との接触を避けて自分だけの世界にどっぷりと浸りながら、風変わりでマニアックな青春を謳歌していた。

“尼~ず”のモットーは「オシャレ人間は天敵」「人生に男を必要としない」で、全員が桁外れのオタク女子。月海は、三度の飯よりクラゲが好きすぎてたまらない、筋金入りの“クラゲオタク女子”。幼い頃に大好きな母親と水族館に訪れた際に初めて見たクラゲに「お姫様のドレスみたい」と、すっかり魅了され、そんな月海に母は「クラゲのようなウエディングドレスを作ってあげる」と約束する。しかし、ほどなくして幼い月海を残し、母は病死。それ以来、クラゲ自体の美しさ、愛らしさに引き込まれただけでなく、亡き母親への思慕の対象として、月海は人生のほとんどをクラゲに費やしてきた。

 そのせいか、クラゲ以外のことには無関心。自分の外観にも無頓着で常にスッピン、服装は主にスエット。全く自分に自信がなく、それどころか自分は女性として何の魅力もないと卑下しており、「ウエディングドレスを作ってあげる」と約束をしてくれた母親に対して、男性との縁など永遠にあるはずもない人間に育ってしまい、本当に申し訳ないと思っている。

 そんな月海はある日、イケメンのプレイボーイと、大物国会議員の父の秘書を務める超堅物な童貞エリートという凸凹兄弟と出会う。嫌々ながらも月海は凸凹兄弟とつながりを持つうちに、クラゲが漂うように少しずつ、新しい自分、新しい生き方を見つけていく。

 さらに凸凹兄弟とまさかの三角関係になり、一生縁がないと思っていた恋を知る。そして、イラストレーターという夢にも凸凹兄弟の影響が波及してきて…。

<芳根京子 コメント>
◆月9初主演となりますが、ドラマの話を聞いた際の感想を教えてください。

「本当にわたしが!? と、ただただびっくりしました。歴史のある月9という枠にプレッシャーと責任をすごく感じていますが、やるとなったら、めいっぱい楽しんでこの冬はクラゲ色に染まりたいです!」

◆“オタク女子”という今までにない役柄となりますが、役作りで考えていることはありますか?また、月海が自身と重なるところがあれば、教えてください。

「力を入れず純粋に“月海”という女の子として全力で生きて、原作の面白さを引き出していけるよう、監督や共演者の方、スタッフの皆さんと力を合わせて頑張りたいです。私にも“大好きなもの=トマト”があるので、月海ちゃんのクラゲ愛に共感し、とってもいとおしく思いますし、1つのものを愛し尽くせるまっすぐな魅力を大切にして、自分なりの倉下月海を演じきりたいです!」

◆視聴者に向けて意気込みをお願いします。

「一週間の始まりをHAPPYに過ごしてもらえるように、たくさんの人に毎週月曜日を待ち遠しく思っていただけるように、せいいっぱい楽しみながら頑張りたいです。私たちのお届けする『海月姫』、よろしくお願いします!」

<原作・東村アキコ コメント>

「ドラマ化のお話をいただいたとき、こんな変な漫画が月9になるんか!? とびっくりしましたが、めちゃくちゃうれしかったです。芳根さんのメガネ&おさげ、本当に楽しみです!」

『海月姫』
フジテレビ系
2018年1月スタート
毎週月曜午後9時放送

<出演者>
芳根京子 ほか

<スタッフ>
原作:東村アキコ「海月姫」(講談社「Kiss」所載)
脚本:徳永友一
編成企画:渡辺恒也
プロデュース:小林宙
演出:石川淳一
制作:フジテレビ/共同テレビ