『トレース』真野(錦戸亮)と壇(千原ジュニア)が緊迫の初対面

ドラマ
2019年03月11日

『トレース~科捜研の男~』
 錦戸亮主演の月9ドラマ『トレース~科捜研の男~』で、錦戸演じる科捜研の法医研究員・真野礼二と、千原ジュニア演じる壇浩輝刑事部長が初めて直接顔を合わせる緊迫のシーンの撮影が行われた。

 千原の撮影は、これまで他のキャストと絡むことはなく、ほぼ一人で都内で行われていた。その千原が3月上旬、初めて科捜研のセットで撮影を行った。スタジオに入るなり、「テレビで見たところや~」と言ってスタッフを笑わせた千原。そして「セット初です!壇浩輝役、千原ジュニアさんです!」とスタッフから紹介されると、錦戸や新木優子ら科捜研のメンバーが拍手で迎えた。

 しかし撮影が始まると一転、千原は真剣な表情に。すっかり不気味な壇刑事部長の姿になっていた。この日撮影が行われたのは、最終回の11話で千原演じる壇が科捜研を突然視察に訪れるという重要なシーン。錦戸と千原が初めて直接顔を合わせる場面で、撮影現場は緊張感に包まれた。

<千原ジュニア コメント>
◆これまで一人での撮影が続いていましたが、初セットで共演者の方もいる現場はいかがでいたか?

「うわ~!テレビで見たことがあるところや~っていう感じでしたね!『徹子の部屋』に初めて出た時みたいな感じでした(笑)」

◆先日は「セリフがないから難しい」と仰っていましたが、今日は一転、セリフが多いシーンでした。演じていかがでしたか?

「いや~、ちょっと思うてた以上にセリフが多いですねぇ。もうちょっとセリフは満遍なく散らして欲しかったですね(笑)。最後にきてこんな詰め込まれるのかと、もうびっくりですよ(笑)」

◆最終回に向けて壇の存在が重要になってきますね。

「壇は非常に理解しがたい人格なので、逆にそのあたりを楽しんでいただけたらと思いますね。誰も感情移入することができない人物だと思いますので。万が一、感情移入できた場合は、即、ご家族に相談してくださいね(笑)」

<第11話(3月18日(月)放送)あらすじ>
「武蔵野一家殺人事件」の真相を追う真野(錦戸亮)は、早川(萩原聖人)と共に食品会社社長の佐保(袴田吉彦)に会いに行く。ところが佐保は、ボイラー室のガス爆発に巻き込まれて死亡してしまう。佐保は、不審死を遂げたホームレスの新妻(伊藤高史)と同じく早川の教え子のひとりであり、真野の兄・義一(倉悠貴)をいじめていた主犯格でもあった。

 科捜研に戻った真野は、虎丸(船越英一郎)を交え、ノンナ(新木優子)と海塚(小雪)にこれまでの経緯を話す。真野は、「武蔵野一家殺人事件」の証拠品だった軍手に残されていた身元不明のDNA型と、妊娠していた姉・仁美(夏子)の胎児の絨毛のDNA型を鑑定し、その2つに親子関係が認められることを突き止めていた。つまり、仁美を妊娠させた相手が、真野の家族を殺した犯人である可能性が高いのだ。そこで真野は、佐保の心臓血のDNA型を調べたが、親子鑑定の結果は不一致だった。

 佐保が死亡したボイラー室に臨場した真野は、ガスの元栓部分に付着した手袋の皮革を発見する。その持ち主と思われる人物の皮膚片から採取したDNA型は、「武蔵野一家殺人事件」の軍手のDNA型と一致していた。新妻の事件同様、佐保の事件にも捜査の打ち切り命令が出る中、仁美の交際関係をもう一度洗い直す真野たち。そこで得た証言を基にさらに調べていくと、衝撃の名前が浮かび上がる。

 そんな折、科捜研に刑事部長の壇(千原ジュニア)が突然視察に訪れ…。

『トレース~科捜研の男~』
フジテレビ系
第11話 3月18日(月)後9時~10時24分 最終回90分SP

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/trace_drama/
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