高杉真宙「料理と音楽と妄想の絶妙な組み合わせに期待してください」ドラマ『ホメられたい僕の妄想ごはん』

特集・インタビュー
2021年07月10日

ゲスの極み乙女。のベーシスト、休日課長さんによる話題のレシピ本を原案にしたドラマ化した『ホメられたい僕の妄想ごはん』(テレビ大阪・BSテレ東)が7月10日(スタート。非モテキャラ・理生を演じる高杉真宙さんに、料理や楽器、さらに妄想と、これまでにないハードルへの挑戦について聞いてみました。

◆出演依頼が来た時の率直な感想は?

休日課長さんのレシピ本を原案にしたドラマを演じるということは、ベースが弾けて、料理ができることが最低条件なので。“なぜ僕のところにこの話が来たのだろう?”と正直驚きました! でも、せっかく頂いたお話ですので、すぐに“全力で頑張らなきゃ!”という気持ちに切り替わりました。

◆料理と言えば、2015年に放送された主演ドラマ『明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~』で料理作りに目覚める高校生を演じていましたよね。

恥ずかしながら、その後、料理は一切やっていませんでした。いろいろな人に「自炊するの?」と聞かれても、「全くやってないです!」と言い切っていたぐらい。だから、聞かれた人は「あの真宙が料理ドラマを!?」と驚いているかもしれませんね。包丁の持ち方から切り方など、基本的なことから1か月近く練習しています。

◆楽器も、2011年公開の映画「カルテット!」ではバイオリンを弾かれていました。初めてのベース演奏は?

これは料理よりも大変です…。これまでロックバンドを組む映画やドラマに出たことがなかったので、楽器に触れる機会もなかったですし。僕はびっくりするぐらいリズム感がないというか、みんなとズレていることもあって苦手意識が強いんです。しかもベースはリズムが大切で、休日課長さんは弦を指で弾く方なので。それに少しでも近づけるように練習したら、大変な中でちょっとずつ楽しくなってきました。バンドのメンバーの方に迷惑をかけることを前提に、必死に練習中です。

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