金田明夫が荒井注役に!「形態模写というよりは性格模写」ムロツヨシらも出演

ドラマ
2021年11月24日
左から)金田明夫、渡辺いっけい、宮崎美子、ムロツヨシ

山田裕貴が主人公・志村けん役を演じるドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』(フジテレビ系)が、12月27日(月)に放送決定。さらに、荒井注役の金田明夫をはじめ、渡辺いっけい、宮崎美子、ムロツヨシの出演が発表され、4名からコメントが到着した。

昨年3月、日本を代表するコメディアンの1人、志村けんが新型コロナウイルス感染症に伴う肺炎のため、この世を去った。日本中が悲しみに暮れたその訃報は、海外メディアでも大きな話題に。しかし、亡くなった今もまだその人気は衰えることはなく、DVDやYouTubeなどで若者からの支持を得ている。

そんな志村の半生を描いたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』の放送日が、12月27日(月)に決定。志村役を山田裕貴、いかりや長介役を遠藤憲一、加藤茶役を勝地涼、高木ブー役を加治将樹、仲本工事役を松本岳が演じることが先日発表された。

そしてこの度、追加キャストが決定。荒井注役には金田明夫、志村の父親・憲司役には渡辺いっけい、母親・和子役には宮崎美子のほか、ムロツヨシも“ある役”で出演する。

ドラマは、志村がコメディアンになることを決意し、いかりやの元を訪れ、1968年の高校卒業間際にバンドのボーヤ(付き人)として携わるところからスタート。見習い時代の修業の日々、1974年にメンバーの一員となってから1990年代までの想像を絶するような過酷なスケジュール、人気の裏に隠された挫折と苦悩、葛藤が描かれていく。

また、毎週行われていたネタ会議の様子や、徐々に築かれていく加藤との友情も明らかに。今まで表には出ることのなかったメンバーとのやりとりや、いかりやとの関係など、今回のドラマ化にあたって、取材して初めてわかったエピソードも。

加えて、ドラマには当時人気を博した『8時だヨ!全員集合』や『ドリフ大爆笑』の懐かしい場面も登場。今回発表となったザ・ドリスターズメンバーのキャストによる、「ドリフ大爆笑のテーマ」や「ドリフのズンドコ節」など、名作と言われる数々のコントシーンにも注目だ。

今回の話を聞いた際の感想について、金田は「志村さんの半生を描くドラマがあるということ、そのメンバーの中の荒井注さん役を、と聞いて、“やらせてください”と、二つ返事でした」と。

また「みなさんが知っている実在の人物を演じることは、その人物の気持ちをどのぐらい代弁できるのかなとか、彼だったらどう思ってるのかなとまずは考えます。そして形態模写というよりは性格模写のような感じで気持ちを作っていくのですが、今回はそれを楽しんで演じられればいいなと思いながら臨みました」と振り返る。

続けて、子どもの頃からドリフターズを見て育ったという渡辺は「志村さんが見習いで入ってきて、はじめはあまりうけていない頃からよく覚えているので、今回の出演のお話には感慨深いものがありました。徐々に志村さんがなじんできて、あの『東村山音頭』でのブレイクは子ども心にすごく覚えているのですが、このドラマはそれをきちんと検証しているドラマになっています」と見どころを。

さらに、志村と生前親交のあった宮崎は「今回このようなお話をいただいて、みんなに愛された志村さんを大事に育て、その志村さんが大好きだったお母さんの役を演じることができて、本当に光栄で幸せだなと思います」と感慨を述べた。金田、渡辺、宮崎、ムロのコメント全文は、次ページに掲載。

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