
堺雅人が主演を務める日曜劇場『VIVANT』(TBS系 毎週(日)午後9時~9時54分)でチョッキー・テーパーニット役を演じるOhm-Tanapak(オーム・タナパック)のインタビューが到着した。
タイで俳優やミュージシャンとして活躍しているOhm-Tanapak(オーム・タナパック)。本作で演じるのは、「新ちゃん!」と、元公安部の諜報員で「テント」のモニター(協力者)・新庄浩太郎(竜星涼)に駆け寄る姿も印象的な、タイの有名実業家でモニターのチョッキー・テーパーニット。チョッキ―は、自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する主人公・乃木憂助(堺雅人)の作戦にも加わっている。
これまで演じてきた役とは大きく異なるチョッキーに、オームはどのように向き合ったのか。“新ちゃん”こと竜星との撮影秘話はもちろん、乃木役の堺、「テント」のナンバー2で乃木の義弟・ノコル役の二宮和也らの印象、日本の撮影現場で驚いたことなどをたっぷり聞いた。
Ohm-Tanapak(オーム・タナパック)インタビュー
◆『VIVANT』出演後、どのような反響が届いていますか?
すごいです。すごく良いです! ファンの皆さんがチョッキーという役をすごく気に入ってくださっていて、こんなにチョッキーを愛してもらえて本当にうれしいです。イベントに出演してもたくさんの人が集まってくれますし、どこに行っても「チョッキー!」と呼んでもらえるんです。
◆チョッキーを演じる上で意識したことを教えてください。
意識したのは声のトーンや仕草、視線の使い方、身振り手振りですね。皆さんに「チョッキーはこういう人物だ」と分かってもらえるように表現しなければいけませんでした。
僕自身はもう少し男っぽくて、大雑把な感じなんです(笑)。これまでも、いわゆる男らしい男性を演じることが多かったので、チョッキーは僕にとって本当に新鮮でした。少し上品な女性らしさというか、柔らかさを出さなければいけなくて、自分にとってはかなり挑戦的でした。
◆『VIVANT-Adventure Log-』(TVer)の「V_Log#18」では、最初は共演者の皆さんを前に、なかなか思い切って演じられなかったと話していましたね。
最初の数シーンでは、まだ皆さんとも打ち解けていなくて、おずおずとしていて、怖がりながら遠慮していました。特に“新ちゃん”を抱きしめたりしなければならないシーンが多かったので、「竜星さんに申し訳ないな」と思っていたんです。自分なりには全力を尽くしていたんですけど、やっぱり遠慮がありました。
でも、後半になるにつれて竜星さんと一緒に演じる機会が増えて、よく撮影の合間に話すようになりました。竜星さんが「何でもやっていいよ! 抱きしめていいからね、思いっきりやって!」と言ってくれて。その時に「この人は僕を怖がっていないんだな。安心した」と思えて(笑)。そこから思いっきり演じられるようになりました。
僕が演じると皆さんが笑ってくれて、近くに来て「チョッキー、すごく良かったよ!」とほめてくださるんです。それが僕に自信を与えてくれて、さらに思いきって演じられるようになりました。
◆乃木役の堺さんとの共演はいかがでしたか?
本当に感銘を受けました。別班員たちを救出するための作戦会議のシーンで、堺さんは台本3ページ分くらいある長いせりふがあったんです。それを完璧に覚えていて、本当にすごくて。
監督もスタッフの皆さんも拍手していて、僕もその場で拍手しながら「どうやって3ページものせりふを覚えたんだろう?」と思っていました(笑)。
すごく準備をしてきていて、プロ意識が高くて、演技に情熱を注いでいる。僕も堺さんみたいになりたいと思いました。憧れのロールモデルです。僕のアイドルですね!
◆共演シーンの多い竜星さんや、二宮さんとの撮影で印象に残っていることはありますか?
竜星さんとは何度も一緒に撮影したので、印象深い出来事がたくさんあります。すごくプロフェッショナルですし、空き時間にはよく話をして、心を開いてくれました。仲良くなるにつれて、お互いの演技もどんどん良くなって、引き上げ合えたと思います。竜星さんは素晴らしい俳優で、とても愛すべき人です。
二宮さんとは、いろいろな言語で会話するシーンがありました。タイ語やアゼルバイジャン語、英語などが交ざっているなか、NGもほとんどなく、すごくスムーズに演じられたんです。
そうしたら二宮さんが「なんで次に自分がしゃべるタイミングが分かるの?」って。僕は相手の役者さんのせりふの最後の単語を覚えて、「この人はこの言葉で終わるから、その後に僕がしゃべる」という感じで、一人で練習して頭に叩き込んでいたんです。そうしたら二宮さんが「すごいな、よくそんなことできるね」と言ってくれて、とてもうれしかったです! 劇中ではよく衝突する間柄でしたが(笑)、感情をぶつけ合うシーンもすごく楽しかったです。
◆日本のドラマへの出演は今回が初めてですが、撮影現場で印象的だったことは?
日本の現場で僕がすごく好きなのが「お疲れさまでした」という言葉です。撮影が終わると、皆さんで「お疲れさまでしたー!」と言い合って、お互いの労をねぎらいますよね。すごく素敵で、かわいらしい文化だなと感じました。
あと、カットがかかった後にスタッフさんが「チェックしまーす!」と言うのも好きです(笑)。僕もマネしたりして(笑)。「チェックOKでーす!」という言葉も覚えました!
◆これまでに好きになった日本の作品はありますか?
以前、映画『クローズZERO』(2007年)を見て、すごく好きになりました。でも、普段はアニメのほうをよく見ますね。『ONE PIECE』や『鬼滅の刃』(いずれもフジテレビ系)、『ブルーロック』(テレビ朝日系)、『BLEACH』(テレビ東京系)…たくさんあります。『呪術廻戦』(TBS系)も好きで、登場人物の中では五条悟が好きです。「領域展開!」(笑)。
最近はあまり日本のドラマを見られていなかったんですけど、『VIVANT』でご一緒したので、今は堺さんの過去の作品を見たいと思っています。僕のアイドル、憧れの存在ですから!
◆最後に、第19話以降を楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
ここからは本当にいろいろな要素が目白押しです。スリリングで緊張感もあって、でもすごく面白いです! そんな中でも、チョッキーは相変わらずチョッキーです(笑)。緊張感のある展開を少し和らげるような存在として、これからも登場します。ぜひチョッキーにも注目しながら、楽しみに見ていただけたらうれしいです!。
番組情報
日曜劇場『VIVANT』
TBS系
毎週(日)午後9時~9時54分
<スタッフ>
製作著作:TBS
原作・演出・プロデュース:福澤克雄
プロデューサー:飯田和孝
<出演者>
堺雅人、阿部寛、二階堂ふみ、竜星涼、山中崇、Barslkhagva Batbold(バルサラハガバ・バタボルド)、Tsaschikher Khatanzorig(ツァスチヘル・ハタンゾリグ)、富栄ドラム、林原めぐみ(声の出演)、内野謙太、花岡すみれ、本間さえ、二宮和也、井上順、林遣都、内村遥、井上肇、市川猿弥、市川笑三郎、平山祐介、珠城りょう、西山潤、濱田岳、坂東彌十郎、小日向文世、キムラ緑子、松坂桃李
©TBS


















