『金曜ロードSHOW!』のために作られた「名探偵コナン」テレビスペシャルを2週連続放送

アニメ
2020年08月14日
コナン
「名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2016

 

9月11日(金)、18日(金)の『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)は、『名探偵コナン』の名作TVスペシャルを2週連続で放送する。

11日(金)は、テレビアニメの放送開始20周年を記念して2016年に放送された「エピソード“ONE”小さくなった名探偵」。原作者・青山剛昌の全面監修の下、アニメ第1話「ジェットコースター殺人事件」を完全新作として新たに作り上げ、原作をより忠実に再現。第1話で描き切れなかったそれぞれのキャラクターたちの行動や気持ちなどのディテールを肉付けし、全く新しい物語へと変化させた。

また、黒ずくめの組織に従いアポトキシン4869を開発するシェリー(灰原哀)など、第1話の段階では登場していなかったキャラクターも新たに登場するほか、コナンと出会う前の少年探偵団や阿笠博士、コナンが家に転がり込む前の毛利小五郎らもしっかりと描かれている。さらに、新一と蘭が運命のトロピカルランドでデートをする事になった理由や、新一が子供の姿になった時の衝撃の事実など、さまざまな謎も明らかに。その後の物語につながる伏線も随所に張り巡らされており、初期からのファンが楽しめるだけでなく、今までコナンを見ていない人にとっても、その世界観を把握できる内容になっている。

18日(金)に放送されるのは、2014年に原作連載開始20周年を記念して放送された「江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」。物語は、銭湯で転倒し気を失ってしまったコナンを怪しい男2人が病院へ運ぶと車で連れ去ってしまうところから始まる。

怪しい男の正体は裏の世界で有名なアドリブのタツと伝説の殺し屋・コンドウだった。やがて目を覚ましたコナンは、頭を打ったショックで記憶喪失となり、ある企みがコナンたちを巻き込みながら複雑に絡み合う本格ミステリーとなっている。脚本を手掛けたのは『鍵泥棒のメソッド』で監督・脚本を務め、第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞した内田けんじ。本作は『鍵泥棒のメソッド』の後日譚にもなっており、映画にも出演した香川照之と広末涼子が本作で同じ役の声優を務めている。

番組情報

『金曜ロードSHOW!』
日本テレビ系

9月11日(金)後9・00~10・54
『名探偵コナン エピソード“ONE” 小さくなった名探偵』
原作:青山剛昌「名探偵コナン」(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:山本 泰一郎
音楽:大野 克夫
声の出演:山口勝平、山崎和佳奈、小山力也、緒方賢一、堀之紀、立木文彦、林原めぐみ、高山みなみ

9月18日(金)後9・00~10・54
『江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間』
原作:青山剛昌(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:山本泰一郎
脚本:内田けんじ
音楽:大野克夫
声の出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、山口勝平、緒方賢一、林原めぐみ
香川照之、広末涼子

コナン
「江戸川コナン失踪事件 史上最悪の二日間」
©青山剛昌/小学館・読売テレビ・TMS 2014