『監察医 朝顔』三宅弘城、杉本哲太が撮了 最終話で三宅演じる伊東が検視官に復帰

ドラマ
2019年09月21日

『監察医 朝顔』(フジテレビ系)に出演する三宅弘城、杉本哲太がクランクアップを迎えた。

 朝顔(上野樹里)の同僚検視官を演じた2人。三宅は、人情家の検視官・伊東純を、杉本は超堅物の検視官・丸屋大作を演じ、真逆の人柄ながら、常に縁の下の力持ちとして、朝顔たち法医学者や平(時任三郎)たち刑事を支え続けてきた。伊東は第5話で、野毛山署少年係の鈴木真紀と結婚し、実家の旅館を継ぐため、1度は検視官を退職。それから5年、伊東と真紀は、まさかの離婚。最終話では実家の旅館を去り、山梨県警に検視官として復帰した伊東が登場する。

 まずクランクアップを迎えたのは三宅。三宅の最後の撮影は、朝顔たち法医学者と共に、土砂災害について話し合うシーン。最後のカットを撮り終えると、盛大な拍手とともに、上野から花束が贈られた。三宅は「平野(眞)監督の愛のあるイジりのおかげで(笑)、最後までやることができました。また『監察医 朝顔』の現場に帰ってくることができて、本当にうれしいです。皆さん、ありがとうございました!」とあいさつした。

 続いて杉本が三宅と同じく朝顔たちと土砂災害について話し合うシーンでクランクアップ。最後のカットを撮り終えると、上野から花束が贈られた。杉本は「6話からと、途中から参加をさせていただくことになり、ガチガチに緊張して入ったのですが、アッという間の時間だったので、終わる今になっても、まだ緊張したままです(笑)。でも、温かい現場の空気感に救われたな、と思っています。ありがとうございました!」と語った。

 ついに9月23日(月)に最終回を迎える『監察医 朝顔』。9月16日放送の第10話ラストでは土砂崩れが起こる衝撃の展開に。最終回では、土砂の下敷きになり、多数の死傷者が出ていることが予想されるため、興雲大学法医学教室に応援の要請が届く。朝顔(上野樹里)、安岡光子(志田未来)、高橋涼介(中尾明慶)、藤堂絵美(平岩紙)、そして夏目茶子(山口智子)の5名が、災害が発生した山梨県に向かう。

 現地に入り、すぐさま遺体安置所を作った朝顔たち。一息つく間もなく、朝顔たちの元へ、続々と遺体が運ばれてくる。遺体は泥だらけで損傷が著しく、その痛ましい遺体の状態に、朝顔たちはがくぜんとする。

 しかし、法医学者の本分を全うするため、心を奮い立たせ、まずは遺体の検案を始めることに。そんな中、今回の土砂崩れが自然災害ではなく、人災ではないかという疑惑が浮上する。

『監察医 朝顔』最終回
フジテレビ系
9月23日(月)後9時~10時24分

©フジテレビ