有村架純、28歳は「人生の小さな光を見つけ始める年齢なのかな」『コントが始まる』インタビュー到着

ドラマ
2021年02月23日

『コントが始まる』

4月にスタートする新土曜ドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系 毎週土曜 後10・00~10・54)に出演する有村架純のオフィシャルインタビューが公開された。

本作は、「あの頃」に思い描いていた「大人の自分」とはまるでかけ離れた「大失敗」な人生を歩んでしまった20代後半の若者たちが、その「失敗」をしたからこそ出会う人や出来事によって、思い描きもしなかった未知の「幸せ」と巡り合う、菅田将暉主演の群像劇。脚本は、『俺の話は長い』などを手掛けた金子茂樹のオリジナルとなる。

共演には、有村架純、仲野太賀、神木隆之介、古川琴音が集結。菅田、神木、仲野の3人は、売れないお笑いトリオ「マクベス」、有村はマクベスがネタ作りにいつも集うファミレスのウエートレス、古川は有村の妹役を演じる。

菅田、有村、仲野、神木は同じ93年生まれで、実年齢と同じ「28歳」の役を演じる。2月13日に28歳になったばかりの有村が、ドラマのクランクイン前の現在の心境を語った。

◆『永遠のぼくら』以来、久々の日テレドラマです。いかがですか?

本当に久々です。2015年以来になります。『永遠のぼくら』はスペシャルドラマだったのですごく久々で楽しみです。
実は、福井(雄太)プロデューサーは10代の時にお世話になっていて、その頃次に私と一緒に仕事をするのは「有村さんが30歳になってからだ」とおっしゃっていたのをすごく覚えています。今28歳なので、少しフライングする形ではありますが、その時に話していたことがようやくここで実現したことがすごく個人的には感慨深いです。なので、久々の日テレドラマを福井さんとやれるっていうことが、とても個人的には意味があると思っています。

◆93年生まれの役者さんが勢ぞろいしました。他の共演者の皆さんの印象を教えてください。

菅田将暉さん
あらゆる状況を瞬時に受け入れて対応できる方だと思いますし、芝居にしてもそうじゃない部分にしても受け入れ態勢がしっかりされているのでこちらとしてもすごく安心感がありますし、人を否定しないところもとてもすてきな役者さんだと思います。

神木隆之介さん
神木君は、共演回数もとても多くて、好奇心旺盛で、自分の好きなものに対しての探求心がすごいですし、だからこそ、芝居になったときに自分の役柄について細かいニュアンスをすごくプラスで足してくる方なので、そういったところがとても面白い役者さんだなぁと思います。

仲野太賀さん
太賀君は初めてご一緒します。とても聡明で優しい方な印象があったので、これから知っていくのが楽しみです。

古川琴音さん
琴音ちゃんもほかの作品でご一緒しているんですが、声がとても素敵で聞いていて心地いいです。お芝居をする上で声ってものすごく大切だと思うんですね。
きっとポテンシャルが高い方なんだろうと思うので、その奥行きをもっと知っていければなと思っています。

◆28歳を迎える年に、28歳の人々を中心とした同世代の「群像」ドラマに出演することになりました。この28歳という年齢にはどんなイメージがありますか?

そうですね…。きっと、社会経験もそれなりにあって、大きな挫折や失敗を一度は経験していてもおかしくない年齢なのかなと思います。理想だけではなく現実とも向き合い始める年代になっていて、そうなった時に物事に対して臆病になったり、心が凝り固まっちゃうような年齢に差し掛かっていると思います。きっと、いろんなものや人と出会う事で少しずつ何かが解れたりしながら人生の小さな光を見つけ始める年齢なのかなと思います。

◆クランクインまでまだ1か月あります。それまでに何か準備しておきたいことはありますか?

まだ台本も製本になっていないバージョンで読んだので、これからブラッシュアップされるでしょうし、役柄についても正直まだまっさらな状態ではあるので、そこをもっとしっかりクランクインまでに準備をしたいなと思いながら、同世代でお芝居ができるのが楽しみでもありますし、心がきゅっとなってしまったところを微かな振動で揺らしながら緩めていく…。そういった手助けができる作品になれるように、自分たちがまず楽しんでいけるように頑張りたいなと思います。

4月期新土曜ドラ『コントが始まる』
日本テレビ系
2021年4月スタート
毎週土曜 後10・00~10・54