『ガールガンレディ』伊藤萌々香の“姉妹演じ分け”に絶賛の声「マジで別人に見える」「ホントに妹!って感じ」

ドラマ
2021年05月19日

『ガールガンレディ』

白石聖主演のMBS/TBSドラマイズム『ガールガンレディ』(毎週(火)深0・59ほか)の第7話が5月18日に放送された。※以下、ネタバレを含みます。

本作は、女子高生たちが学校を舞台に、ドラマのキーアイテムとなるプラモデルの銃を使って“生き残りを懸けたバトル”を繰り広げる大人向け特撮ドラマ。

5月11日に放送された第6話で、ついに不思議な店長(濱田岳)が営む骨董店の倉庫に潜入した小春(白石聖)と秋帆(出口夏希)。そこは「ガールガンファイト」で絶命したプレイヤーたちの姿が剥製のように並んだ異様な空間になっていた。

第7話「冬の訪れ、春の目覚め」では、骨董店の倉庫で“ガールガンファイト”で死んだはずの水野(井頭愛海)やまさみ(十味)の姿を見つけた小春と秋帆が怒りに震える。

その時、2人の背後から松子(石井杏奈)が光弾を放つ。倉庫内を見まわした松子はさくら(山口美月)、すみれ(真島なおみ)、らん(志田音々)を見つけ、驚いた表情を見せる。

そして、その様子を見ていたアリス(大原優乃)は松子の「行動で世界を変えろ。“ガールアーマー”にはそれだけの力がある」という言葉を思い出し、ある決心をする。

現実世界では、夏菜(伊藤萌々香)の存在が消えるという悲しい現実が待ち構えていた。夏菜の机を運ぶ同級生に声をかけ、机を受け取った小春と秋帆。小春が誤って机を落とすと、机の裏にあった夏菜が書いた文字が消え、2人はあらためて夏菜を失ったことを思い知る。

一方の松子は、保健の先生・守山(和田雅成)と接触を図る。伝説のモデラー・M太郎が作成した“ガールアーマー”について聞くが、守山は「知らないし、M太郎でもない」と否定。しかし、怪しげな守山の態度にSNSでは「急にサイコ野郎みたいになってて、どうした!?」「守山先生たまんねえな」「守山先生やっぱり怪しい」と黒幕説が飛び交った。

小春は、秋帆と共に倉庫を確認すべく骨董店を訪れるが、倉庫はただの物置になっていた。そこに松子が現れ、小春に「かき乱さないで」とくぎを刺す。小春が食い下がると、松子は「小春は何がしたいの? そうやって小春が戦いを拒絶したせいで、アルファがラビット戦のターゲットにされ、薄井夏菜は消された」と冷酷に言い放ち、夏菜が遺した“アタックガールガン”を秋帆に渡す。

「いいかげんこの世界を受け入れたら? それでも犠牲を生むことには変わりないけど」と言う松子。小春が「どういうこと?」と聞き返すと、松子は「ファイトでリーグ優勝できなかったガールガンレディはバラバラに破壊される。ただし、優勝したガールガンレディは人間になれる」という衝撃的な事実を伝える。

いっぽう、骨董店に吸い込まれるようにして女の子がやってきて、店長がガールガンレディを薦める。その場で、“チェンジガールガン”を組み立てることになり、おなじみの“プラモアラモード”が流れると、この女の子が踊りだすかと思いきや、店長が踊りだすまさかの展開に。視聴者からは「濱田岳が踊り始めて草」「まさかの店長アラモード」「濱田岳のプラモアラモードなんてきいてねぇよwww」と驚きの声が上がった。

そして“ガールガンファイト”が始まるると、アリスは夏菜の代わりに追加されるプレイヤーの情報を見て、驚きの表情を見せる。

パラレルワールドに召喚された小春と秋帆。松子から聞いた「優勝しないとバラバラに破壊される」ことが本当か尋ねると、アリスはこれを認める。小春が「なぜ撃たなくていいって言ったり、外に出る手伝いをしてくれたの?」と問い詰めると、アリスは「でもそれが人間でしょ? 大切な人のためなら自分のことだって犠牲にできる、それが私が好きな、私のなりたい人間だから」と明るく答える。そんなアリスの思いを聞いた小春は「私はアリスが言うような人間じゃない。アリスの願いにも気づいてあげられなくて…」と自分を責める。

その時、夏菜の妹・冬美(伊藤萌々香=2役)が新たにプレイヤーとしてパラレルワールドにやってくる。小春は決意を固め、アリスに「私、やるね。ガールガンファイト。これ以上大切な人を失いたくないから」と宣言する。

3人がチャーリータンゴとの1対1のフラッグ戦に向かおうと銃を手に取ると、冬美の銃がほかのものと違うことに気づいた秋帆。アリスもこの銃の知識がなく、試し撃ちをするが、空砲であることが分かる。この音を聞いた松子は「チェンジガールガン…」とつぶやく。

試合が始まると、“ガールガンファイト”の仕組みに戸惑う冬美を狙い、チャーリータンゴの一華(大原梓)と二葉(神南里奈)が発砲。驚いた冬美がその場から走り出し、学校の外に出ようとするも“ビリビリ壁”に阻まれてしまう。

姉・夏菜譲りの走力を見せる冬美に、小春が「さすが夏菜先輩の妹…」とつぶやくと、「私、姉なんていないですよ」ととまどう冬美。夏菜の記憶が消えてしまった冬美に、小春が“冬美とよく似た人”として夏菜の話をすると、何かを感じた冬美は涙が止まらなくなってしまう。そんな冬美を小春が抱きしめ慰めていると、追いかけてきた一華と二葉が攻撃してくる。

一華と二葉に囲まれ焦った冬美は空砲を何度も撃ち、弾切れに。小春に弾を充填するように言われ、冬美が弾を入れ替えると、弾の仕掛けが変わり、閃光弾が放たれる。これで“チェンジガールガン”の仕組みを理解したアリスは、冬美に特殊弾を“パイナップルみたいなマーク”に合わせるように指示し、撃たせると二葉に命中。

小春が人を撃てないことを利用し、反撃しようとした一華だったが、戦うことを決めた小春が“ブラストガールガン”の引き金を引き、これを撃破。決意に満ちた表情で「やるって言ったでしょ、ガールガンファイト」と告げたところで幕を閉じた。

視聴者からは、退場した夏菜の妹として再登場した伊藤に「妹としてまた見られるとは…」「演じ分け、良き!」「夏先輩からの冬ちゃん!」「伊藤萌々香ちゃん演技上手いね。マジで別人に見えるもん」「ホントに“妹!”って感じがした」と絶賛の声が上がった。

また、決意を新たにした小春についても「覚悟を決めた小春は強いな」「覚醒した時の眼は“白石聖の目力、ここに有り!”と言わんばかりの迫力だった」「ついに大切な人を守るために撃つのか」と小春の今後に期待の声が寄せられた。

次回、5月25日放送の第8話では、小春と秋帆が冬美に“ガールガンファイト”について説明。アリスを人間にし、チーム全員が生き残るためには、残りのファイトを全て勝ち、優勝することが必要になっていた。

小春は“ラスイチ”になっていたが、アリスのためにも、全身全霊で戦うことを決める。そして、運命の最終決戦がついに幕を開ける。

血みどろの戦いが繰り広げられる中、松子は2丁の“ブラストガールガン”を連射し、小春を追い詰めていく。そして、銃を怖がっていた冬美にもある変化が訪れる。

MBS/TBSドラマイズム『ガールガンレディ』

MBS
毎週火曜 深0・59~

TBS
毎週火曜 深1・28~

<配信>
見逃し配信:TVer、MBS動画イズム、GYAO!
見放題独占配信:TELASA、auスマートパスプレミアム、J:COMオンデマンド、milplus

出演:白石聖、石井杏奈
大原優乃、伊藤萌々香、出口夏希/井頭愛海、鈴木ゆうか、染野有来
大原梓、神南里奈、Hina/見上愛、田辺桃子、葵うたの
寺本莉緒、石田桃香、安藤咲桜/和田雅成、朝比奈彩
濱田岳

監督:瀧悠輔、平井淳史、関根淳
脚本:宮本武史、吉崎崇二
原案:BANDAI SPIRITS
企画:ADK エモーションズ
制作:ロボット
製作:「ガールガンレディ」製作委員会・MBS/BSP

ドラマ公式Twitter:girl_gun_lady
ドラマ公式Instagram:girl_gun_lady
ドラマ公式サイト:https://www.mbs.jp/girl_gun_lady/

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©「ガールガンレディ」製作委員会・MBS/BSP