有岡大貴が『探偵☆星鴨』クランクアップ「星君の衣装を着なくなると思うと寂しい」

ドラマ
2021年06月23日
『探偵☆星鴨』
『探偵☆星鴨』

6月28日(月)に最終回を迎えるシンドラ『探偵☆星鴨』(日本テレビほか 深0・59~深1・29)で主演を務める有岡大貴(Hey! Say! JUMP)のクランクアップコメントが到着した。

本作は、関西の人気劇団・ヨーロッパ企画の脚本による完全オリジナルドラマ。有岡演じるシャイで不器用だが一生懸命な探偵・星鴨が、あらゆる依頼を全力で解決していく「探偵の日常」をコミカルに描いたコメディー・ミステリー。演出は、数々のドラマや映画、舞台、MVを手掛ける宝来忠昭が務める。

撮影を終えた有岡は「まだ、終わった実感がなくて『明日はどのシーン撮るんだっけ?』って、また撮影現場に来ちゃいそうで(笑)」と告白。演じる星のことを撮影前から「すごく愛らしくて憎めない、いいキャラクター」だと思っていたというが「実際に演じれば演じるほど愛着が湧いていって。今日はクランクアップしてうれしい半分、この星君の衣装を着なくなると思うと寂しいですね」と正直な気持ちを明かした。

印象に残っているシーンを聞かれると「絶対聞かれると思って考えていたんですけど、毎回毎回が濃すぎて、ちょっと1つに絞れないっていうか、パッと出てこなくて。『僕もメイキング映像を見てこんなことあったなぁって振り返るのを楽しみにしています!』って言うのは逃げ道に聞こえますか?(笑)」と。たくさん思い出がある中でも、劇中に出てくる食べ物の記憶が特に濃いようで「第5話のナポリタンとカレーがマジでおいかったです! あ、第8話のピザもおいしかった! っていうか全部、おいしかったですね! 印象に残ったシーンは全話にあるから、本当に1つに絞れないんです」と語った。

有岡にとって本作は20代最後の撮影で、30歳になって最初の作品であり、単独初主演作でもある。「僕がずっと『いつか一緒にお仕事できたらいいな』と思っていたヨーロッパ企画さんにもご協力いただき、ご一緒できたのは、なんか“単なる偶然”と説明しきれないというか、僕は勝手に運命的なことを感じてしまっていて。本当に毎回毎回が貴重な体験で、勉強もさせてもらいましたし、今後の糧にもなりました。演出の宝来(忠昭)さんとは15年以上ぶりの再会でしたが、当時は僕も中学生だったので、少しは成長した姿を見せられたのかなと思っています」と、手応えを感じた様子。

レギュラーキャストである片山友希、岡田義徳、堀部圭亮について聞くと「片山さんと僕は同じようなタイプで、最初はお互いに猫をかぶっていたんです。そこからどんどん片山さんがどんな人なのか? 撮影が進むにつれて分かっていくのが面白かったです。岡田さんは日に日にアニキ感が強くなっていくというか、いろいろな相談にも乗ってくれましたし、アドバイスもくれました。これからもずっとこの関係のままで続けばいいなあって思っています。堀部さんは、とにかく声がかっこよかったですねー! もちろん立ち姿やお顔もそうなんですけど、声がすごく好きで。星君はジョー先生をすごくリスペクトしていますけど、僕、有岡としても堀部さんのことを『かっこいい』と思いながら演じさせていただきました」と、共演者との思い出を振り返った。

『探偵☆星鴨』
日本テレビほか
毎週月曜 深0・59~1・29

©NTV・J Storm