小芝風花&吉岡秀隆が鹿児島を舞台に“幸せ”を探す男女役に 『この花咲くや』放送決定

ドラマ
2021年07月12日

鹿児島発地域ドラマ『この花咲くや』(BSプレミアム)が、2022年春に放送決定。小芝風花と吉岡秀隆の出演が発表され、両名よりコメントも到着した。

鹿児県を舞台に、寄り添うことに素直になれない2世代の男女が、桜島を臨む天災と隣り合わせの街で“幸せ”を探す姿を描く本作。脚本を手掛けるのは、映画「新聞記者」などでも脚本を務めた詩森ろばだ。小芝風花は不動産会社に務める坂元知花役を、吉岡秀隆は知花の務める不動産会社に家を探しにやってくる津村幸次郎役を演じる。

発表にあたり、小芝は「鹿児島に行ったことはまだ一度もありませんが、自然豊かで、食べ物も美味しそうで、人が温かそうな印象を持っています」と。続けて「生活をする上で不便なところもあるけれど、それでも鹿児島と桜島を愛する人々の心を通して、本当に素敵な場所なんだろうなと」と鹿児島への思いを語る。

吉岡も「ドラマや映画の制作も困難な時代ですが、忘れてはならない人の持つ悲しみと、そこから生まれるであろう希望を見つけられるような作品になればと思っております」と、本作にかける意気込みを明かした。両名からのコメント全文は、下記に掲載。

小芝風花(坂元知花役)コメント

私は鹿児島に行ったことはまだ一度もありませんが、自然豊かで、食べ物も美味しそうで、人が温かそうな印象を持っています。今回の作品では、生まれも育ちも鹿児島で、桜島が噴火するのが当たり前の中で育った女性を演じさせていただきます。
桜島の噴火が「日常」だからこそ「災害」「被害」といった認識がなく、今までになかったのだから大きな爆発なんて起きないと、心のどこかで思ってしまっているのが印象的でした。
と同時に、降灰すれば洗濯物が干せなかったり、車に灰が積もったり、生活をする上で不便なところもあるけれど、それでも鹿児島と桜島を愛する人々の心を通して、本当に素敵な場所なんだろうなと、鹿児島で撮影するのがとても楽しみになりました。

吉岡秀隆(津村幸次郎役)コメント

コロナ禍になり、震災のことが忘れ去られていくのではとないかと思っていた時にお話をいただきました。
ドラマや映画の制作も困難な時代ですが、忘れてはならない人の持つ悲しみと、そこから生まれるであろう希望を見つけられるような作品になればと思っております。

番組情報

鹿児島発地域ドラマ『この花咲くや』
BSプレミアム
2022年春放送予定

©NHK