清原果耶「ずっとモネと共に生きてきた」『おかえりモネ』撮了で「本当に寂しい」

ドラマ
2021年09月04日

現在放送中のテレビ小説『おかえりモネ』(NHK総合ほか)の撮影が、9月3日(金)に終了。クランクアップにあたり、ヒロイン・永浦百音を演じた清原果耶、制作統括・吉永証からコメントが到着した。

連続テレビ小説第104作となる『おかえりモネ』は、「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原果耶)が、“気象予報”という天気にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けていく希望の物語だ。

昨日(9/3)放送の第80話では、ついに百音と菅波(坂口健太郎)の心が通じ合ったが、あまりに尊い2人の姿に、SNS上では「今までで一番好きなシーン」「『どうしたの?』ってやばい」「俺たちの菅波」などの反応が飛び交い、関連ワードが続々とトレンド入りを果たした。

そんな中、おそよ11か月にわたる本作の撮影が9月3日(金)に終了。クランクアップを迎え、清原は「ずっとモネと共に生きてきた撮影期間だったので、今日でクランクアップだと思うと本当に寂しいです」と心情を吐露。

続けて「頼もしいスタッフキャストの皆さんと、いつもあたたかく応援してくださった宮城県の皆さんのおかげで、こうして無事に撮影を終えることができました。世の中の状況が目まぐるしく変わっていく中で、1つの作品を撮り切る、ということは当たり前じゃなく、たくさんの方々の協力があってこそだと、今回改めて感じました」と。

最後は「この作品を通して、役者としても1人の人間としても成長できていれば良いなと思います。本当にありがとうございました」と感謝のメッセージを寄せた。

対して、制作統括・吉永証も「脚本の安達(奈緒子)さんは、震災とコロナという2つの状況と向き合いながら、次の時代、未来への希望の物語を本当に誠実に紡いでくださいました。そして、その中心にいるヒロインを、才能あふれる清原さんが全力で演じてくれました。百音は清原さん以外にいなかった、そう確信しています」と思いを語っている。吉永のコメント全文は下記を参照。

なお、ドラマは先日“気仙沼編”の新キャストも発表されるなど、最終回の10月29日(金)までまだまだ見どころ盛りだくさん。9月6日(月)から放送の第17週「わたしたちに出来ること」では、百音が働く気象班で驚きの発表が行われるなど、今後の展開からも目が離せない。

制作統括・吉永証 コメント

去年の9月末、登米のロケから始まった撮影が、この9月の気仙沼でのロケで無事終了することができました。百音を演じた清原果耶さん、キャストの皆さん、スタッフ、気仙沼市と登米市の皆さま、関係された方々、本当にお疲れさまでした。
本格的に取材を始めたのが一昨年の夏。そこから半年後、新型コロナウイルスで世の中が激変しました。脚本の安達(奈緒子)さんは、震災とコロナという2つの状況と向き合いながら、次の時代、未来への希望の物語を、本当に誠実に紡いでくださいました。
そして、その中心にいるヒロインを、才能あふれる清原さんが全力で演じてくれました。百音は清原さん以外にいなかった、そう確信しています。
放送は10月末まで続きます。ぜひ、最後までご覧いただけることを願っています。

番組情報

連続テレビ小説『おかえりモネ』
NHK総合ほか
毎週月〜土曜日 前8・00〜8・15ほか

©NHK