阿部寛「身の引き締まる思い」日曜劇場『DCU』共同制作の世界的メディア企業首脳と顔合わせ

ドラマ
2021年09月29日
左:TBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓 画面左上:ケシェット・インターナショナル社CEO、アロン・シュトルツマン 画面右上:ファセット 4 メディア社国際共同制作責任者・プロデューサー、アナスー・グリーンバーグ 画面右下:ケシェット・インターナショナル社EP、アタール・デケル 右:DCU第一部隊隊長・新名正義を演じる主演・阿部寛
左:TBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓、右:DCU第一部隊隊長・新名正義を演じる主演・阿部寛、画面左上:ケシェット・インターナショナル社CEO、アロン・シュトルツマン、画面右上:ファセット 4 メディア社国際共同制作責任者・プロデューサー、アナスー・グリーンバーグ、画面右下:ケシェット・インターナショナル社EP、アタール・デケル

2022年1月から放送される日曜劇場『DCU』(TBS系 毎週(日)後9・00)の撮影開始を目前に控え、主演の阿部寛をはじめキャスト・スタッフが一堂に会する「顔合わせ」が行われた。

コロナ禍ということもあり、会場にはキャストと最小限のスタッフが集まり、それ以外のスタッフはリモートで参加するという時流に沿った会となった。そしてこの顔合わせにTBSテレビ代表取締役社長・佐々木卓とケシェット・インターナショナル社のアロン・シュトルツマンCEO、ファセット4メディア社の国際共同制作責任者・プロデューサーのアナスー・グリーンバーグらが参加。TBSが制作した作品を海外メディアが買い付けて現地放送する方式ではなく、最初から国際的な視野に立って共同制作を行うという日本ドラマ界にとっても新しい形のドラマの第一歩を踏み出した。

佐々木卓(TBSテレビ代表取締役社長)コメント

この企画は、ケシェット、ファセット4という世界市場を相手に大活躍している会社の皆さま方と共同制作です。我々TBSも動画というコンテンツを世界に届けたいと意気込んでいるところですので、大きな一歩を踏み出せたと思っています。今日という日を迎えられたことは大変光栄でありますし、意義のあることだと思っております。

2年前くらいに初めて『DCU』の話を聞いたときに、水の中を潜って事件を解決していくと聞いてびっくりしました。このドラマがしっかり立ち上がって完成すれば“世界で初めてのコンテンツ”になるんだなとドキドキしたのを覚えております。

長丁場でもありますし、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、健康を守りながら、走り抜けていただきたいなと思います。世界中コロナで閉塞感があります。このドラマがその方々の気持ちをほぐし、伸び伸びと明るい空気を世界中に届けられるとすれば、最高だなと願っております。こんな時代だからこそ、このドラマを世界に発信する意義があると思っています。

アロン・シュトルツマン(ケシェット・インターナショナル社CEO)コメント

このプロジェクトに関して、私はとても熱い思いがあります。一番最初からこの企画の立ち上げに関わってきたので、実際にこうやって撮影が行われること感動が抑えきれません。こんな素晴らしい共同制作の機会に恵まれ本当に感謝しています。日本でドラマ制作をすることは、我がケシェット・インターナショナルの目標でした。そしてこの作品は、そのほんの始まりであることも分かっています。日本のテレビ業界の才能と能力を尊敬しています。TBSのような経験豊富で時代を常に牽引している会社に、イスラエルとカナダの会社がIP提供ができたことは、大変に光栄なことです。また日本で最も才能と名声を持つプロデューサーたち、俳優の方たちと一緒に物づくりができることも本当に恵まれたことだと思っています。コロナ下ですが、一日も早く日本にまた戻りたいです。次は必ずレッドカーペットでお会いしましょう!

アナスー・グリーンバーグ(ファセット4メディア社 国際共同制作責任者・プロデューサー)コメント

東京への脚本打ち合わせに行ったのが、コロナ前の私の最後の旅行でした。世界が変わってしまった中でも、今こうやって本当の意味でのインターナショナルな共同制作が行われているのは本当に素晴らしいことです。TBSはこの『DCU』というドラマに対して、最初からたくさんのサポートをしてくれました。私たちはこのような共同制作に関われて本当に光栄です。TBSが集めた非常に才能に満ちたスタッフおよび俳優たちと今日お会いできてうれしいです。この18か月大変なこともありましたが、このドラマが大成功を収めることを私は確信しています。撮影を見に行くのが待ち切れません。カナダ人の私たちにとって、日本は、イスラエルのパートナーと共に一緒にドラマ制作をするテリトリーとして大変理想な場所だと分かりました。なぜなら、プロジェクトというのは素晴らしいパートナーシップがあってこそ、羽ばたいていけるものだからです。このドラマを皮切りに、これからたくさんのドラマを皆さんと作っていけたらと願っています。

主演・阿部寛 コメント

皆さんのお話を伺いまして、ますます身の引き締まる思いで頑張っていかなければと思っております。アロンさんとは、2年ほど前に焼き鳥屋さんで話をしまして、やりましょう! と約束してくださったことが実現できるということで非常にうれしく思っております。
TBSの日曜劇場には僕は何本か出演させていただいていますが、この新しい流れをきちんと素晴らしい作品にしていかなければと思っています。今回はチャンスを頂いて、世界に出ていくドラマになるということで、楽しみにしていますし、全身全霊を注ぎ込んで演じていきたいと思います。よろしくお願いします。

日曜劇場『DCU』
TBS系
2022年1月スタート
毎週日曜 後9・00

©TBS