高杉真宙が『おいハンサム!!』の見どころを語る「学さんの行く末にも注目してもらいたい」

ドラマ
2022年02月03日
高杉真宙

吉田鋼太郎が主演を務める土ドラ『おいハンサム!!』(フジテレビ系)で、吉田演じる源太郎の三女・美香(武田玲奈)の恋人・大倉学役を演じる高杉真宙のインタビューが到着した。

本作は、令和によみがえった昭和なオヤジ・伊藤源太郎(吉田鋼太郎)と、男を見る目がない三姉妹、由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、美香(武田玲奈)、そして全てを包み込む母(MEGUMI)の伊藤家が織り成す「恋」と「家族」と「ゴハン」の物語だ。

この度、そんな個性的な登場人物の中でも、“回を重ねる毎にゾワゾワが増す”と評判の大倉学役を演じる高杉真宙のインタビューが到着。合コンで出会った三女・美香が「爽やかなハイスペック男子!」と付き合うも“スパルタ発言”が次々出てきて、さぁ大変…そんな学役をどのように捉え、演じているのか。

さらに、高杉が共演者とのエピソードや「家族と恋の思い出ご飯」についても語ったインタビュー全文は、下記に掲載。

大倉学役・高杉真宙 インタビュー

高杉真宙

◆東海テレビ制作のドラマは約7年ぶり、オファーを受けた際の感想は?

めちゃくちゃうれしかったですね。いろんな作品を経験して今の僕があると思うんですが、なかでも色濃く印象に残っているのが2015年に主演を務めさせてもらった『明日もきっと、おいしいご飯〜銀のスプーン〜』だったので。
実は最近引っ越しをしまして、片付けをしていた時にその台本が出てきたんです。僕は仕事でもらった手紙やスケジュールを台本と一緒に保存しているのですが、それらを見返しながら「懐かしいな」と思っていた矢先にこのお話をいただいたので、ご縁を感じましたし「成長できている姿を見せられたらいいな」と思いましたね。

◆高杉さんが演じる大倉学はどのような役柄ですか?

第4話まで見てくださった方はお気づきの通り(笑)、僕が演じる学さんは一見すごく爽やかでほほ笑みの多い男性ですが、実は「自分中心に世界が動いている」と思っているような、自己中心的なルールを作って生きている人です。
めちゃくちゃ自分に素直な人なんですけど、その素直さが鼻につくというか(笑) 、でも僕としてはこれまでやったことのない役なので現場で、いろいろと試しながら演じています。
その1つが、“ほほ笑んでいても目ははっきり開けない”こと。あと僕の年齢より5〜6歳上のエリートサラリーマンという役柄なので、“普段よりも声は低くしゃべり方はゆっくり”にしています。“半目”も“しゃべり方”も僕が勝手にやっていることなのですが、まだ監督から怒られていないのでそのままいこうと思っています(笑)。
監督からは台本には載っていない学さんのバックボーンに関していろいろな説明がありまして、例えば「第一志望の大学には落ちています」みたいな、そういう細かい裏付けを聞くのは面白かったですね。

左から)武田玲奈、高杉真宙

◆恋人・美香役の武田玲奈さんの印象は?

武田さんは僕より1つ年下なんですけど、武田さんのほうが大人で話していてもすごく落ち着いている印象ですね。一緒にお芝居をしていても、“間とテンポ”というものが気持ちよくリズムとして取れる方なので、とてもやりやすかったです。

◆武田さんとの印象的な現場エピソードは?

第4話で登場する“2人で見た映画の感想を言う”というシーンなんですけど、撮影当日に映画の設定が変わってせりふも変わったんですね。最初の設定では「斬られる時ホントーに痛い感じしたよね」という感想が、「ファイナルビームで反撃された時ホントーに痛い感じしたよね」に変わっていて、「ビーム!? 全然違うジャンルの映画になったな」って。
そういう細かい設定の変化は面白くて良かったんですけど、長めのせりふの急な変更に「武田さん、即対応できてスゴイな。僕だったらテンパって大変だよ!」って思いながら見ていましたね。

◆本作は「家族と恋と食の物語」ですが、ご自身の「家族との思い出ご飯」とは?

冬で言えば鍋ですね。福岡出身なので家では鶏肉を使った水炊きが多かったんですが、僕、春菊が苦手なんですよ。でも母親と次男が春菊好きで、自分たちが食べたいから絶対入れてくるんです。
幼い頃の食事でいろんなことを決める権利って、母親にあるじゃないですか。だから僕が「春菊苦手」と言っても「除ければいいじゃん」と言われて、「でも匂いはするから」っていうやりとりが毎回ある、そんな家族団欒の鍋ですね(笑)。

左から)武田玲奈、高杉真宙

◆では次は恋とからめて…「思い出の恋メシ・恋スイーツ」は?

福岡にいた中学1年の時、唯一デートで出かけた場所が映画館。と言っても友達10人以上とグループデートとも呼べないような大人数で、「ROOKIES」を見ることになりまして。
面白かったんですが、ポップコーンを食べジュースを飲みながら見ていたら、最後の1時間ぐらいずっと「トイレに行きたい」ってなって…でも途中を見逃すのが嫌で行かなかったために、映画の内容はもちろん、どうやって家に帰ったのかも覚えていないんです! だから今でも映画館でポップコーンを買うと、それを思い出して毎回「トイレ行こう」ってなるんですよ(笑)。

◆最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

第5話で学さんは結婚のために動き始めますが、ある意味、皆さんの期待を裏切ることなく動いてくれますので、美香さんが学さんとどうやって付き合っていくのか、また学さんの行く末にも注目してもらいたいですね。
家族のお話でもあり温かいゴハンの話も出てくる『おいハンサム!!』は笑って、温かい気持ちになれるドラマです。見た後に「明日、実家に帰ろう」とか「翌朝、家族に“おはよう”ってちゃんと挨拶しよう」と思える作品になっていますので、ぜひ楽しんで見てもらえたらうれしいです!!

第5話あらすじ(2/5放送)

吉田鋼太郎

部下をねぎらうため焼肉をご馳走する源太郎(吉田鋼太郎)は「焼肉と白いゴハン」問題に突き当たる。夫・大輔(桐山漣※)と関係修復できない次女・里香(佐久間由衣)は「冷やし中華男」と出会う。
長女・由香(木南晴夏)も立ち寄ったバーで思わぬ出会いをするが、その一部始終を大森(浜野謙太)に目撃されていた。
学(高杉真宙)にプロポーズされた三女・美香(武田玲奈)は、なぜか別れたユウジ(須藤蓮)を想い出す。そしてやってきた美香の学の実家訪問。それは美香や伊藤家にとって衝撃的な体験で…。

※「漣」のしんにょうの点はひとつ

番組情報

東海テレビ×日本映画放送共同製作連続ドラマ
土ドラ『おいハンサム!!』
フジテレビ系
2022年1月8日(土)~2月26日(土) ※全8回(予定)
毎週土曜日 後11・40~深0・35

番組公式Twitter:https://twitter.com/tokaitv_dodra
番組公式Instagram:https://www.instagram.com/dodra_tokaitv/

©フジテレビ

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