Hey! Say! JUMP中島裕翔が主演ドラマ主題歌をアピール！“ジャニーズの胸倉あるある”…『純愛ディソナンス』制作発表

7月14日（木）スタートの木曜劇場『純愛ディソナンス』（フジテレビ系　午後10時〜10時54分　※初回15分拡大）の制作発表が6月30日に開催され、主演の中島裕翔（Hey! Say! JUMP）、吉川愛が登壇した。

本作は、新任音楽教師・新田正樹（中島裕翔）と生徒・和泉冴（吉川愛）の“純愛”を軸にストーリーが進む完全オリジナル作品。常にタブーと背中合わせの2人の純愛は、次第に周囲を巻き込み、やがて“ディソナンス＝不協和音”となり、ドロドロな展開に。そんな純愛×ドロドロの“純ドロ”ストーリーが見どころだ。

そんな本作の制作発表が開催され、中島と吉川が登壇。自身の役柄について、主演の中島は「僕が演じる正樹は、外向きはいい顔をしてるんですけど、中身はすごくシリアスでダーク。僕自身、初めての役どころですし、音楽の先生というのも初めてで」と。

「ゼロからのスタートだったので本当に大変だったんですけど、劇中で僕が弾いている曲が2人にとってのテーマソングになっていたりもするので、頑張っています。とても難しいことを楽しみながら、模索しながらやっている感じです」と撮影の日々を語る。

続けて、吉川も「私が演じる冴はずっと母子家庭で育ってきたのですが、お母さんがちょっとクセがあって…。お母さんから逃げるために、必死でバイトをしたりと頑張っている子です。本当はすごくピュアでかわいらしいのですが、家庭環境もあってちょっと闇がある」と解説した。

音楽教師を演じる中島のピアノ演奏シーンも楽しみな本作だが、司会からも「もしこの場にピアノがあったらぜひ皆さんに生で…」と振りが。すると、2人の後ろに置いてあった大きな物体から布が下ろされ、ピアノがお目見え。「奇跡が起きました！」と声高らかに盛り上げる司会に、中島も「えぇー！　平成生まれだけど乗りますよ！（笑）」と大げさに乗ってみせる。

そして、司会から発表された「亡き王女のためのパヴァーヌ」を弾き始めるかと思いきや、「ねこふんじゃった」を披露し、場を和ませる中島。その後は「亡き王女のためのパヴァーヌ」を会場にしっとりと響かせ、「緊張で手がブルブル。皆さんに手元が見えなくて良かった」と照れる中島を大きな拍手が包んだ。

続けて、お互いの印象を聞かれると、中島は「物静かで凛としていながら、あどけなさもあってかわいらしい方だなと思っていたのですが、笑う時に“ガハハハ”って声が大きかったりして（笑）」と。「吉川さんが現場にいるとみんなニコニコしていますし、吉川さんのおかげで癒されていると思います」と感謝を。

それを受け、吉川も「中島さんがいるとまとまるし、盛り上げて下さるし、キャストの方ともスタッフさんともたくさんお話しているイメージ。もっとクールな方かと思っていたので、”こんな和気あいあいとお話して下さる方なんだ！”と驚きました」と印象を明かした。

さらに、共演者である比嘉愛未＆佐藤隆太、髙橋優斗（HiHi Jets／ジャニーズJr.）からそれぞれメッセージVTRが。「2人の純愛が見ていて歯がゆい。胸が締め付けられる」などと見どころを語り合う比嘉と佐藤のVTRに対し、中島にとって事務所の後輩でもある髙橋は「よろしくお願いしまーす！」と元気に登場。

「（僕が演じる）慎太郎が正樹の胸倉をつかむようなシーンがあるんですけど、“どんどん来て。大丈夫だから”と言って下さって。めちゃめちゃ思いっきりやったんですけど、マジで気持ち良かったです」とにやり。

「いろんな恋愛の形が交錯してドロドロになっていくんですが、台本を見ていても“これ次どうなっていくんだろう…”と思うストーリーなので、皆さんもぜひ楽しみにしていて下さったら。しゃべりすぎてしまうと先輩に申し訳ないので…。お2人にお戻しします！！」とはつらつと締めくくった。

中島は「どんな話ですか、これ（笑）」と苦笑しつつ、自身にも同様の思い出があったよう。「前に関ジャニ∞の横山（裕）君の胸倉をつかむシーンがあった際に、僕も思いっきりいかせていただいたんです。“やっぱり優しい先輩だな…”と思っていたのですが、関ジャニ∞さんについているスタイリストさんから、“ヨコ（横山）がめっちゃ痛がってた”って聞いて…。“ジャニーズの胸倉あるある”ですね！（笑）」と笑顔を見せた。

また、本作の主題歌である、Hey! Say! JUMPの「Fate or Destiny」が会見会場で初披露に。中島は「めちゃめちゃこだわりました。Hey! Say! JUMPとしても新しい曲のジャンルで、USロックのミドルバラード」と。

「入りはすごく切ないんですけど、サビは開放感があって。ドラマで禁断の愛を描いていますが、この曲自体も二面性があるような。すごく難しかったんですけど、めちゃめちゃいい出来になりましたし、このドラマに合うんじゃないかなと思います」と太鼓判を押す。

吉川も「耳に残るし、心がすごく穏やかになるなと。ただ、俳優としての中島さんしか見たことがなかったので、ジャニーズの方だったんだな…っていうのがなんだか新鮮です（笑）」と感想を述べた。

最後は「この作品のポスターにも書いてあるように、“愛は純粋すぎると毒になる”、これがこのドラマのテーマです。純愛っていいんじゃないの？と思うんですけど、その裏に隠された憎愛やいびつな形の愛が、純愛すぎるがゆえに“不協和音（ディソナンス）”が起こってしまうという」と。

「先生と生徒の禁断の恋という分かりやすいものだけではなく、“セカンドパートナー”だったりと新しい概念に切り込んだりもしていきます。令和の時代だからこそ皆さんに共感していただける作品になっているかなと。なかなか禁断の恋をすることはできないと思うので、このドラマでたくさん楽しんでいただけたら」と中島がメッセージを寄せた。