仲野太賀主演“本格シットコム”に市川実日子、要潤、柄本明ら出演決定『ジャパニーズスタイル』

ドラマ
2022年09月10日
『ジャパニーズスタイル』©テレビ朝日

仲野太賀主演の土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』(テレビ朝日系 午後11時30分〜深夜0時)が、10月放送スタート。市川実日子、要潤、KAƵMA(しずる)、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明ら共演キャストが発表され、コメントが到着した。

テレビ朝日初となる“本格シットコム”土曜ナイトドラマ『ジャパニーズスタイル』が始動。さびれた温泉旅館「虹の屋」の玄関とロビー、従業員室・大浴場の入口とエレベーターのみを舞台に、限られた空間で30分間ノンストップの群像劇が繰り広げられていく。

主演・仲野太賀×金子茂樹(脚本)×深川栄洋(監督)という俊英が意気込んで挑むことですでに話題の本作だが、このたび、各界を代表するトップランナーたちの参戦が決定した。

撮影自体がほぼ“本番一発”の長回しという、演じる側にとってチャレンジングなこの試みに賛同したのが、市川実日子、要潤、KAƵMA、石崎ひゅーい、檀れい、柄本明といった精鋭たち。また、宮澤美保、松川尚瑠輝といった演技巧者も加わり、仲野を筆頭に、彼らが織りなす演技合戦から生まれる化学反応が、本作の見どころの1つとなることは必至だろう。

本作は、温泉旅館「虹の屋」の三代目である父親に反発し家を飛び出したものの、うだつの上がらない毎日を送っていた哲郎(仲野)が10年ぶりの帰宅を果たすところから物語がスタート。

そんな彼を待ち構えていたのは、口が悪い流しのフラメンコダンサー・ルーシー(市川)、温泉嫌いで潔癖症の支配人・影島(要)、UNO依存症の料理長・浮野(KAƵMA)、息子と占いに人生を捧げるシングルマザーの仲居・桃代(檀)、その母親と一輪車を愛する少年のような従業員・凛吾郎(石崎)、省エネ仕事で40年も旅館にしがみつく古株・梅さんこと梅越(柄本)という、ひとクセもふたクセもある猛者たちだ。彼らに翻弄されながらも、哲郎もまた持ち前のクズっぷりを見せ、ドタバタ劇はより加速していく。

発表に当たり、仲野は「一緒にお芝居をするうえでこんなに頼もしい共演者の方々はいない」と全幅の信頼を置いている様子。一方で、「皆さん個性的ですし、異種格闘技戦みたいになるのでは(笑)」とこの先の展開を少し不安げに吐露する場面も。

それは各々同じようで、市川は最初に本作の企画を聞いた際の印象を「怖い怖い怖い! 絶対ヤダ!」思いました」と笑いながら答え、檀も「未知の世界に足を踏み入れる前の期待と不安とが入り混じっています」と揺れる心境を告白。しかし全員が口をそろえて語るのが、誰も成し遂げていない、新たなドラマへチャレンジすることの意義だった。

また、脚本を手掛ける金子への信頼も並々ならぬものが感じられる。要は「リズムがすごくいいですね。それぞれのキャラクターが立っていますし、言葉も独特です。寄りも俯瞰も、両方の視点をお持ちなんだなと感じています。非常にバランスがよくて、まさに『ジャパニーズスタイル』のコンセプトに則った脚本だなと思いました」と期待感を。

石崎は「金子さんの世界観の中に自分が入ることができるという興奮がありました」と喜びを爆発。柄本も「とにもかくにも、やっぱり大事なのは脚本」と語る。金子が得意とするスピーディーな会話劇の展開が予想されるが、KAƵMAは「金子さんの理想通りにはきっと動けないので、諦めてもらって(笑)」と不敵な笑みを。果たして物語は、誰も失敗することなく、脚本通りスムーズに進行するのか…。

ほぼ“本番一発勝負”でノンストップ撮影が行われる、何が起こるか分からないライブの臨場感に加え、あっと驚く豪華ゲストの登場など、毎回さまざまな魅惑の仕掛けが待ち受ける本作。

まるでびっくり箱のような遊び心は、「毎週観なければ!」と思わせるほどヤミツキに。要のコメントにもあったように、「今の時代にやるからこそ、新しいものになる」こと請け合いだろう。今回出演が発表されたキャスト陣のコメント全文は、次ページに掲載。

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