倉科カナが『大奥』「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」に出演決定「吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたら」

ドラマ
2023年01月30日
『大奥』倉科カナ

現在放送中のドラマ10『大奥』(NHK総合 毎週火曜 午後10時〜10時45分)の「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」の追加キャストとして、倉科カナの出演が決定した。

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみの「大奥」が原作。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いた傑作コミックをドラマ化する。

「3代・徳川家光×万里小路有功 編」には福士蒼汰、堀田真由、斉藤由貴。「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」には仲里依紗、山本耕史、竜雷太。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」には中島裕翔、冨永愛、風間俊介、貫地谷しほり、片岡愛之助らが出演。

脚本は、向田邦子賞や橋田賞を受賞し、『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』など数々のヒット作を生み出してきた森下佳子。“男女逆転・大奥”の世界に新しい息吹を吹き込み、壮大で豪華絢爛な映像世界で描くとともに、時代を超える普遍的なまなざしで“人々の悲しみ”、“愛”、“葛藤”に寄り添い、今なお困難な時代を生きる人々の心に勇気を届けていく。

倉科が演じるのは、綱吉(仲)への忠誠心を誰よりも強く持つ美しき側用人・柳沢吉保。倉科は「吉保の静かに蠢く感情、深い愛、愛ゆえの憎悪、演じていてとても苦しく、最後の最後までもやはり虚しくて。でも、その抱えているもの全てを表面に出さず、ただただ寄り添い見つめている吉保の気高い姿。表立って華やかな役柄ではないですが、ぜひ吉保の愛の行き着く先へも注目していただけたらうれしいです」と思いを語った。

吉保も登場する「5代・徳川綱吉×右衛門佐 編」は、2月7日(火)放送の第5回よりスタートする。

番組情報

『大奥』©NHK

ドラマ10『大奥』
NHK総合
毎週火曜 午後10時~10時45分

©NHK