清野菜名が「“日曜の夜ぐらいは”嫌なことを忘れて」とドラマをアピール!宮本信子の誕生日もお祝い

ドラマ
2023年04月01日
『日曜の夜ぐらいは…』©ABCテレビ

4月30日(日)スタートの清野菜名主演ドラマ『日曜の夜ぐらいは』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 毎週日曜 午後10時~)の制作発表会見が、3月31日(金)に開催。主演の清野をはじめ、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬(THE RAMPAGE)、和久井映見、宮本信子が登壇した。

ABCテレビが、この4月から全国ネットで放送開始する新連続ドラマ枠の第1弾となる、岡田惠和脚本のオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは』。3月31日(金)に制作発表会見が開催され、清野菜名、岸井ゆきの、生見愛瑠、岡山天音、川村壱馬、和久井映見、宮本信子が、春の到来を感じさせる華やかな出立ちで登場した。

冒頭のあいさつで清野は、「ドラマ放送の3か月間を通して、視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう精一杯頑張っていきます!」と、引き締まった表情で宣言。その一方で、岸井や生見との撮影エピソードを弾けるような笑顔で語るなど、女性3人の友情物語を描く作品そのままの、和やかで温かい会見をリードする。

また、本作では“プチ贅沢”を味わうために「コンビニエンスストアで一番高いアイスを買う」という憂さの晴らし方が描かれるが、3月27日に誕生日を迎えたばかりの宮本に、出演者一同からの“超贅沢”な特注アイスのサプライズプレゼントが登場。

用意されたアイスはマンゴー、佐藤錦、マスクメロンといった高級フルーツをふんだんに使い、くり抜いたメロンを器にしてマカロンなどをあしらった、ホテルのパティシエシェフによる特製デザート。一同から「お誕生日おめでとうございます!」と祝辞を贈られた宮本は、「こうやって誕生日を迎えられたのも皆さまのおかげでございます。ありがとうございます」と感謝の言葉で応じた。

さらに、バンド史上初めてドラマ主題歌「ケセラセラ」を書き下ろしたMrs. GREEN APPLEからVTRメッセージも到着。「ケセラセラはスペイン語で“なるようになる”という意味。いろんな環境に置かれ、ふと耐えなきゃいけない一瞬、一歩踏み出さなきゃいけない局面を迎えた人たちの背中を、やさしく、説教くさくなく、寄り添いながら押せるような、祝祭のように人生を肯定できる楽曲になったと思います」と、主題歌に込めたメッセージを語った。

『日曜の夜ぐらいは…』©ABCテレビ

会見の締めくくりには、清野が「生きていると大変なこと、つらいこと、嫌なことはたくさんあると思います。この物語は、大切な友達ができ、かけがえのない友情を得ることで、なんとか踏ん張って乗り越えようとする女性3人の友情物語となっています」と。

「“日曜の夜ぐらいは”嫌なことを忘れて、このドラマを見ていただいて、明日から1週間頑張ろうと思ってもらえたらうれしいです」と、あらためて本作にかける思いをアピールした。登壇者のコメント全文は、次ページに掲載。

清野菜名(岸田サチ役)コメント

サチは、ある出来事をきっかけに大きく性格や人生が変化していく役です。ドラマ放送の3か月間を通して視聴者の皆さんに楽しんでいただけるよう精一杯頑張っていきますので、最後まで応援をよろしくお願いします。

◆役柄を演じた感想は?

サチは、過去にあった暗い出来事のせいで後ろ向きな性格になっているので、台本を1人で読んでいるとどこまでも暗く演じられてしまうのですが、岸井さん、生見さんと一緒に撮影をしてみて、思っていたような暗いお芝居にはならないことが驚きでした。暗い毎日の中でもしっかり小さな幸せを見つけて、踏ん張って生きているサチに、撮影をしながら気づくことができました。

◆現場の雰囲気は?

すごくいいです! 毎日が楽しく、特にバスツアーのシーンでは実際に高速道路を走りながら撮影をしたのですが、メイクさんもなかなか普段のようには動けない中、岸井さんが私の髪を直してくれて、すごくうれしかったです!

◆タイトルにちなみ、日曜の夜にやりたいことは?

植物にハマっているので、日曜の夜ぐらいはお酒を飲みながら土いじりをしたいです。春になったので鉢の植え替えもできますし、1年かけて育ててきた植物を見ながらいいムードで過ごしたいと思います。

岸井ゆきの(野田翔子役)コメント

翔子は若いときにヤンキーで、今は車の運転が好きでタクシーの運転手をしています。自分では面白いことを言っているつもりなのでしょうけど、たいして面白くない、そんな役を演じています。

◆役柄を演じた感想は?

清野さんと同じく、台本では結構暗い話だと感じていましたが、清野さん、生見さんと本読みをしてみて、この3人なら明るく見えると感じました。翔子は初対面からグイグイいくタイプなので、演じていて面白いです。自分だったらできないことも台本に書いてあればできるので、楽しくやっています。

◆現場の雰囲気は?

バスツアーは車中でゲームをやりながらの撮影で、カットがかからないのをいいことに、そのままゲームを続けたり、とても楽しくやっています。

◆タイトルにちなみ、日曜の夜にやりたいことは?

私も清野さんと同じく植物好きなので、土いじりもしたいですが、やっぱり日曜日は映画館に行って、その後は家で本を読みたいです。

生見愛瑠(樋口若葉)コメント

若葉は、ちくわぶ工場で働きながら田舎でおばあちゃんと2人暮らしをしている、素直でまっすぐな女の子です。

◆役柄を演じた感想は?

田舎から東京に出て女友達2人に会うシーンでは、本当にありそうな会話が多く、カットがかかるまでアドリブで演じるのも楽しいです。

◆現場の雰囲気は?

本当に楽しい。バスツアーの撮影では、サービスエリアで何を食べるか、みんなと楽しく話をしています。

◆タイトルにちなみ、日曜の夜にやりたいことは?

この仕事をしていると曜日感覚があまりないので、日曜の夜ぐらいはちゃんと日曜日だと思いながら、ゆっくりお風呂に浸かりたいです。

岡山天音(市川みね役)コメント

女性3人が参加する“推し活”に一緒に参加し、3人とは不思議な縁があって、ふとした時になぜかいるという役柄です。どういった職業かなどはこれから明らかになっていくと思うので、僕もそれを楽しみにしつつ役を全うしたいと思います。

◆役柄を演じた感想は?

身近にいるような、でも現実には出会ったことがないような、とても絶妙なキャラクターで、明るいのか暗いのか、どこに彼の軸足があるのかも、シーンによって移ろいでいく、とても魅力的な役どころです。

◆現場の雰囲気は?

バスツアーはあまりないシチュエーションでの撮影なので、新鮮な気持ちで楽しんでいます。個人的には、長いせりふを突然しゃべり出すシーンがちょこちょこあって、密かに緊張しているのですが、岡田さんのすてきなセリフを一言一句、表現できるよう、せりふをしっかり体に入れて臨んでいます。

川村壱馬(住田賢太役)コメント

カフェプロデューサーという職業で、主人公のサチと出会い、みなさんの閉じた心を開いていくような役どころです。ドラマを見てくれる皆さんが、すてきな1週間の出発を迎えられる、そんな作品のピースになれるよう頑張りたいと思います。

◆役柄を演じた感想は?

明るくフレンドリーな好青年で、普段の自分とは違う役どころを楽しみながら演じています。

◆現場の雰囲気は?

昨日、初めて清野さんとのシーンで現場に入らせていただきました。これまでは自分の所属事務所制作の作品に出ることが多く、「外の現場は大変だよ」と聞かされていたので、ドキドキしていたのですが、とても雰囲気が良くて逆に衝撃的でした。この後、どんどん悪くなっていったりしませんよね?(笑)と思うほど、とても安定した気持ちでお芝居をさせていただいています。

和久井映見(岸田邦子役)コメント

サチの母を演じます。人生のある瞬間から、車イスでの生活を送るようになり、母1人、子1人の中、自分で頑張りつつも娘の力を借りながら人生を送っています。この先、話がどう展開していくのか楽しみに思いながら、今は母と娘2人のシーンを演じています。

◆役柄を演じた感想は?

撮影にインしてから1か月以上経ちましたが、ずっと家で過ごしている役なので、サチと2人か自分1人のシーンという孤独な時間を過ごしています。そんな中、やはり母として娘には生き生きとしていてほしい、幸せでいてほしいとの思いがあり、3人が出会ってからの娘の人生が、いい展開になっていくことを願いながら生きている人だと感じています。岡田さんの脚本は難しく、「これで大丈夫なのか?」と自問する毎日ですが、みんなが抱えている問題の重さと同時に、明るい何かも必ず存在している、そんな瞬間が感じられる作品です。今後、このお母さんを、岡田さんはどんなふうに書いてくださるのか期待しながら、今はサチとの日々を生きております。

◆現場の雰囲気は?

清野さんが作り出す空気はとてもしなやかで透明感があります。先日、2人で朝ごはんを食べるシーンを撮影したのですが、サチが「なんで起こしてくれないの?」という表情をする場面で、清野さんが本当にものすごくそういう顔をされたんです(笑)。でも、清野さんはカメラに背を向けていたので、私にしか見えていない。その表情がすごくチャーミングで、私にしか見えていないと思うととてもうれしかったです!

宮本信子(樋口富士子役)コメント

脚本の岡田さんが、「今まで宮本さんが演じていない役を書きます」とおっしゃってくださいました。その通り、とても難しい役で戸惑っておりましたが、いざ撮影が始まりましたらスイッチが入りまして、演じることの面白さを感じています。富士子という名前もすごく気に入っていますし、孫の若葉ちゃんと一緒に頑張っております。

◆役柄を演じた感想は?

今の時代は、小さな子もちょっと大きな子も、若い人たちも私たち年寄りも、どこかいっぱいいっぱいで生きている人が多いと感じます。そんな世の中にあって、岡田さんがお書きになりたいのは、「そんなことないよ、大丈夫だよ」という応援ドラマなのだと思います。みなさん、楽しみにしていらしてくださいませ。

◆現場の雰囲気は?

楽しいです。自分としては、役をどこまで自由に演じることができるかということに取り組んでいます。岡田さんの脚本にはいろんなことが絶対に起こりますから、それを楽しみに今は演じております。

番組情報

『日曜の夜ぐらいは
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
2023年4月30日(日)スタート
毎週日曜 午後10時~ ※初回拡大

公式HP:https://www.asahi.co.jp/drama_22_abctv/