吉岡里帆×安田顕『神の手』出演キャスト解禁!大谷亮平が物語のカギを握る心療内科医に 入山法子、A.B.C-Z橋本良亮らも共演

ドラマ
2023年04月20日
月曜プレミア8スペシャル『神の手』©望月諒子/集英社・テレビ東京

吉岡里帆主演、安田顕共演の月曜プレミア8スペシャル『神の手』(テレビ東京系 午後8時~9時54分)が、5月15日(月)放送。新たに大谷亮平、入山法子、橋本良亮(A.B.C-Z)、市川由衣、山本未來、尾美としのりらの出演が発表され、コメントが到着した。

原作は、「蟻の棲み家」の大ベストセラーにより注目のミステリー作家で、2011年に「大絵画展」で日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、望月諒子の同名小説「神の手」。2001年に刊行されたデビュー作にして、木部美智子シリーズの第一弾でもあり、森村誠一から絶賛されたことでも話題となった記念碑的作品だ。

本作ではフリージャーナリストの美智子を主人公に、小説の“盗作疑惑”から巻き起こる新感覚ミステリーを送る。脚本は『病院の治しかた』『八重の桜』『ゲゲゲの女房』ほか数々のヒット作を連ねる山本むつみが担当し、さまざまな“人間の業”を描いた異色のサスペンスドラマへと昇華。演出には、『記憶捜査』や「TELL ME」「着信アリ2」などの映画でも知られる塚本連平を配し、どこかホラー色も漂う独特な世界を創り出している。

そして主人公のフリージャーナリスト・木部美智子役の吉岡里帆、「新文芸」敏腕編集長・三村幸造役の安田顕に続く、豪華共演者を一挙解禁。文芸誌の編集長・三村に突然不可思議な電話をかけてくる心療内科医・広瀬達也役に大谷亮平。広瀬の電話をきっかけに物語が大きく動き出すことに。

三村が担当していた失踪中の作家の卵・来生恭子役に入山法子、美智子の連載ページを担当する「週刊フロンティア」編集部員・中川春樹役に橋本良亮(A.B.C-Z)。小説家を自称する謎の女性・高岡真紀役に市川由衣、「新世紀文学賞」受賞作に盗作疑惑が浮上する大御所作家・本郷素子役に山本未來。そして美智子に盗作疑惑の取材を依頼する「週刊フロンティア」編集長・真鍋竹次郎役の尾美としのりら、若手実力派からベテランまで個性豊かなキャストが集結した。

物語のすべての始まりは、「新世紀文学賞」を受賞した大御所作家・本郷素子の小説「花の人」に持ち上がった盗作疑惑。その取材を依頼された美智子は当初は断るものの、真相を追っていた元同僚のライターが謎の転落死をしたと知らせを受け、不審に思い始める。いっぽう、三村の元にはかつて面倒を見ていた作家の卵によく似た怪しげな女性が現れ…。単なるゴシップネタと思われたうわさが、やがて出版業界を揺るがす一大事件へと発展していく。

新たに発表された出演者のコメントは以下掲載。

大谷亮平(広瀬達也役)コメント

ミステリーは好きなジャンルなので真相が明かされていく楽しみはありましたが、一人の女性との出会いが人の人生をこうも劇的に変えてしまうのかと衝撃的な展開に魅了されました。すてきな作品の一端を担うことに喜びを感じていますし、ぜひ多くの方に楽しんでいただければうれしいです。

入山法子(来生恭子役)コメント

今回出演のお話を頂いた時は、たいへん魅力的なスタッフの皆さま、キャストの皆さまとご一緒させていただけること、うれしく思いました。恭子から感じたのは、“書くこと”に取り憑かれた人がもつ苦悩や孤独感、“言葉”に侵食されていく心と身体、それにも優る周りがうらやむほどまぶしい才能に、どうしようもない寂しさ、精一杯、恭子を受け入れ、演じさせていただきました。普段、当たり前に使っている私たちの“言葉”について考え、そしてその“言葉”が持つ力を感じる、ひとつのきっかけになれたらうれしいです。どうぞ、お楽しみに!

橋本良亮(中川春樹役)コメント

久々のドラマだったのでとてもうれしかったです。台本を読んだときは難しい役だと感じたので不安もありました。さらに時間がない中での撮影でしたので、“ご迷惑をかけることのないように”と心掛けて挑んだ作品です。俳優としての橋本良亮を堪能していただけるよう、自分なりに努力をしたので、多くの方に見ていただきたく思っています。『神の手』ならびに「俳優・橋本良亮」をよろしくお願いします。

市川由衣(高岡真紀役)コメント

ミステリー作品が大好きなのでお話を頂きうれしかったです。それぞれの登場人物の思惑と謎が入り混じる本に惹き込まれました。完成した作品を観ましたが、聡明な吉岡里帆さんの魅力があふれていてとてもすてきです。世代問わず楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひご覧ください。

山本未來(本郷素子役)コメント

これまでエンターテインメントを創作された作家さんたちの作品に数多く携わってきましたが、このドラマに出てくる小説「花の人」は純文学。このように小説界には異なるジャンル分けが存在することにあらためて気づきました。今回、純文学の小説家の役を演じることは私にとって別の意味でのミステリー。ですので非常に興味が湧きました。
登場する人物たちの「人間の業」が幾度にも重なり合うストーリー。そしてその業は、時に人間の人生をも一変させてしまう。そんな生々しいまでに熱く生きる登場人物たちをお楽しみください。

尾美としのり(真鍋竹次郎役)コメント

顔なじみのスタッフとの撮影で楽しく演じさせていただきました。活気のある雰囲気を出そうとアドリブに付き合ってもらい、編集部員の皆さま、スタッフの皆さま、ありがとうございました。我が「週刊フロンティア」の看板ジャーナリスト木部美智子役の吉岡里帆さんが、ミステリーサスペンスの真実をつかみ出してくれます。楽しんで観てください!

番組情報

月曜プレミア8スペシャル『神の手』
テレビ東京系
2023年5月15日(月)午後8時~9時54分

出演:吉岡里帆、大谷亮平、入山法子、橋本良亮(A.B.C-Z)、市川由衣、佐藤めぐみ
山本未來、尾美としのり、安田顕
原作:望月諒子「神の手」(集英社文庫刊)
脚本:山本むつみ
演出:塚本連平
音楽:青木沙也果
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:木下真梨子(テレビ東京)、志村彰(The icon)、高橋香奈実(The icon)、稲田秀樹

製作:テレビ東京、BSテレ東、The icon

公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/premiere8_drama/

©望月諒子/集英社・テレビ東京