船越英一郎が元「2時間ドラマの帝王」役で連ドラ主演!『テイオーの長い休日』6・3スタート【コメントあり】

ドラマ
2023年05月08日
『テイオーの長い休日』船越英一郎 ©東海テレビ

船越英一郎が主演を務める『テイオーの長い休日』(東海テレビ/フジテレビ系 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)が、6月3日(土)にスタート。船越と松本圭右プロデューサーからコメントが到着した。

本作は、年齢も性別も違う凸凹コンビがぶつかりあいながら、人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。主演シリーズを多数持つ言わずと知れた2時間ドラマの帝王・船越英一郎が演じるのは、元「2時間ドラマの帝王」熱護大五郎。

ドラマ出演は300作を超える熱護だが、時代の流れとともにテレビ局が2時間ドラマ制作から撤退したため、現在は1年以上仕事がない状態だった。性格はよく言えば生真面目だが、普通に見ればかなり偏屈。担当していたマネージャーが逃げ、現在は営業をかける人間もいない。自分ルールを曲げられず、時代に取り残されている。

そんな彼の前に1人の女性が現れ、「あなたを絶対、再起させます!」と告げる。彼女はある事情から業界を追われた、元敏腕マネージャーだった。彼女との出会いにより、熱護は再びスターに返り咲くことができるのか。船越と松本プロデューサーのコメントは下記に掲載。

船越英一郎(熱護大五郎役)コメント
『テイオーの長い休日』船越英一郎 ©東海テレビ

「船越英一郎で、どんなドラマを作ったら面白いだろうか」
2人のプロデューサーが、“船越ありき”で作り出してくれた作品で、その2人からの熱烈なラブレターとして、受け取らせていただきました。
熱護は、一言で言えば、「不器用でかわいそうな初老の男」です。本当はすごく純粋で、情に厚くて、涙もろくて、俳優としての誇り、あるいはルールを自分の中にたくさん作り上げている。なんでそんな不器用な生き方をするんだろうか、と思うのですが、自分でルール、“足かせ”をたくさんつけて追い込むことで、俳優という表現者にとって最もふさわしい生きざまを貫いているんです。
僕、船越英一郎の中に、熱護大五郎が住んでいるようにも思いますし、熱護の中には、僕が住んでいるような気もします。言ってみれば、違う環境で、違う親に育てられた双子、といったようなところでしょうか。
このドラマの一番のテーマは「再生」です。どうしても視線が下向きになりがちな3年間が過ぎて、社会全体が再生の時を迎えているような気もします。そうした時に、これから未来に向かっていく皆さんの背中を優しく押すような、そんな温かいコメディードラマがここに生まれたと思っています。
お年寄りから小さなお子さんまで、幅広い世代の皆さまに必ず共感していただけると確信しています。今の時代、家族みんなで一つのテレビを囲むということも多くないかもしれません。でも、それぞれで、このドラマをご覧いただき、ふっと顔を合わせた時に「こないだのテイオーさぁ…」と話題にして家族の団らんが生まれる。そんなドラマになったら、作り手冥利に尽きます。
『テイオーの長い休日』、明るく、楽しい、そしてちょっぴり泣けるドラマです。ぜひとも皆さんでご覧ください!

東海テレビ プロデューサー 松本圭右 コメント

日本のテレビ業界が舞台で、2時間ドラマの帝王が主人公…誰がどう考えても、この役は船越さんにしかできない! とはいえ、仕事がない! とか、偏屈! とか、船越さんとは全く違うキャラ設定をつけてしまった…怒られたらどうしよう…
ドキドキしながら船越さんに会いに行くと、船越さんが笑顔で一言。
「いいじゃん。台本も面白いね!」
心の底からホッとしました。と、同時に船越スマイルに魅了され、「ああ、だからこの人は帝王なのだ」と妙に納得しました。
人生は思い通りに行かないもの。ある日、突然、今までの自分の「普通」が通じなくなることは誰にでも起きることです。ですが、そのことは決してこれまでの人生を否定するものではないはず。そんな苦境に立たされた「変われない男」を船越さんに演じていただき、同じように頑張っている誰かの背中を押すドラマをお届けできればと思っております。
物語にはもう一人、キーパーソンとして数年ぶりに社会に復帰する子育て世代のシングルマザーも登場します。仕事、夢、家族、喪失、さまざまなテーマをこれでもかと盛り込んだエンターテインメントを目指しますので、土曜の夜、登場人物の誰かに感情移入していただき、人生の荒波に立ち向かうエネルギーを感じていただければ幸いです。

ストーリー

元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日の真っただ中。もう1年以上も仕事がなく、付き人の売れない俳優・萩原匠とともに、自宅で優雅に過ごす日々を送っていた。
そんな中、とある事情を抱えた3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかりが、熱護のマネージメントをすることに。ゆかりが偏屈な熱護に振り回される一方、熱護はゆかりの亡き夫が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持ち、なぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れる。
プロデューサーに逆らえない新人脚本家、バラエティでくすぶっているドラマ志望の中堅ディレクター、過去に傷を持つ人気俳優…さまざまな人間を巻き込みながら、元2サスの帝王・熱護はわが道をまい進。
「自分のやり方が時代錯誤だということくらい、百も承知だ」
変われない男と、変わりたい女の人生リベンジマッチが始まる。

番組情報

『テイオーの長い休日』
東海テレビ/フジテレビ系
2023年6月3日(土)~7月29日(土)(全8話)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
※『FNS27時間テレビ』のため7月22日(土)は休止

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