『大奥』Season2「幕末編」福士蒼汰が天璋院/胤篤役、岸井ゆきのが和宮役、志田彩良が徳川家茂役で出演決定【コメントあり】

ドラマ
2023年06月19日
『大奥 Season2』左から)福士蒼汰、岸井ゆきの、志田彩良

今秋放送のドラマ10『大奥 Season2』(NHK総合)幕末編に、福士蒼汰、岸井ゆきの、志田彩良の出演が決定し、コメントが到着した。

3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こした、よしながふみ作の「大奥」。ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆な世界観で鮮やかに描いたこの傑作コミックを原作に、3代将軍家光から8代将軍吉宗までの物語をドラマ化し、ドラマ10枠で今年の1月期に放送された。

そして今秋、吉宗の遺志を継いだ若き医師たちが「赤面疱瘡」撲滅に向けて立ち上がるその後の物語から、女将軍をはじめとした幕府の人々が、“江戸城無血開城”のために奔走した幕末・大政奉還の物語を初めて映像化する。

このたび、幕末編の新たな出演者が決定。13代将軍・家定の正室である天璋院/胤篤役を福士蒼汰が演じる。お万の方を彷彿とさせる美貌の持ち主で、次期将軍を巡る継承問題を内部から操るため薩摩・島津家から送り込まれる。聡明さや物腰の柔らかさを持ち、徳川の世を途切らせまいと奮闘する家定の心情を理解、いつしか両想いとなり結ばれる。家定亡き後は、14代将軍・家茂の後見人として支えていく。

公武合体政策のため男装して14代将軍・家茂に嫁いでくる帝の妹宮・和宮役に岸井ゆきの。降嫁を拒否した孝明天皇の弟に成り済まし、身代わりとして母親の観行院と共に京から大奥へ。生まれつき左手がなく、弟ばかりをかわいがる母親からの愛に飢えている。身分を明かし早々と京に引き上げる予定だったが、境遇を知った家茂の思いやりのある計らいに徐々に心を許し、距離を縮めていく。

14代将軍・徳川家茂役には志田彩良。若年ながらも聡明さの持ち主で、甘いものが好き。公武合体政策で孝明天皇の弟・和宮を迎え入れる。不本意な降嫁をした和宮が少しでも居心地よく過ごせるよう配慮し、寛大な優しさで受け入れ、和宮の心を開く。将軍としての責任感も強く政にも真摯に向き合い、帝とも信頼関係を築いていく。

新たに出演が決定した3名によるコメント全文は以下を参照。

福士蒼汰 コメント

多くの方々から愛されている『大奥』に再び参加できることを大変うれしく思っております。シーズン1では万里小路有功を演じさせていただき、大奥始まりの総取締として家光を支えました。この度は、天璋院・胤篤として大奥の終わりを見守りたいと思います。今回の役どころは、非常に繊細で難しいものだと思っています。薩摩の人間でありながら、家定・徳川のために無垢に考え行動する。聡明さと人情を併せ持つ彼を、深く演じていきたいです。家定との心の機微を丁寧に演じ、瀧山と二人三脚で支えていけるよう努めてまいります。“お万の方の再来”とも言われた彼の人生をいかに歩めるか、今からとても楽しみです。

岸井ゆきの コメント

母親に愛されたい、独り占めするために江戸にやってきた和宮の気丈夫な言動は強さの半面、時にかわいくてさみしげです。けなげでいたいけな家茂に出会い、心を締め付けていたものが解かれ、本来の純朴な心を家茂にあずけていく姿をとても愛らしく思いました。
心のつながりを信じ、精いっぱいの愛情で使命を果たそうとした和宮を、チームの皆様のお力を借りて色付けていきたいと思います。

志田彩良 コメント

出演のお話を聞いた時は、ただただうれしく、後に役柄を聞き、何かの間違いなのでは?と思うほど驚きました。あの大奥の世界観に飛び込めるんだ!と、今とてもワクワクしています。13歳の若さで将軍となり、周りに支えられながら奮闘する強さと優しい心を兼ね備えた徳川家茂。着させて頂くお着物と役を全うする責任、この2つの重さをしっかりと身にまとい、時代の空気を感じながら誠心誠意努めて参りたいと思っております。1人でも多くの方々に楽しんで大奥をご覧頂けたら幸いです。

番組情報

ドラマ10『大奥 Season2』
NHK総合
2023年秋放送

原作:よしながふみ
脚本:森下佳子
音楽:KOHTA YAMAMOTO
制作統括:長谷知記、藤並英樹
プロデューサー:舩田遼介、松田恭典、舟橋哲男
演出:大原拓、末永創、川野秀昭、木村隆文

公式Twitter:https://twitter.com/nhk_oooku

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