HiHi Jets井上瑞稀、Lil かんさい西村拓哉のムードメーカーぶりに感謝「みんなの壁を取ってくれた」『なれの果ての僕ら』記者会見

ドラマ
2023年06月26日
ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』
ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社

6月27日(火)にスタートする、HiHi Jets(ジャニーズJr.)・井上瑞稀主演のドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』(テレビ東京ほか 毎週火曜 深夜0時30分~)の記者会見が行われ、主演の井上のほか、犬飼貴丈、大原櫻子、矢花黎(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、大原優乃、西村拓哉(Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)、ニシダ・コウキ(ラランド)が登壇。司会はニシダが務めた。

原作は「週刊少年マガジン」で連載後「マガジンポケット」で配信された内海八重による同名作。同窓会に参加したクラスメイトの壮絶な監禁劇は、SNSでも“続きが気になる”と話題になった。極限状態の中で変貌していく人間の狂気を描いたサスペンス漫画がドラマチューズ!で実写化される。

ニシダ以外のメンバーは既に1話を見ているとのことで、1話を見た感想を聞かれると、井上は「1話から衝撃の連続です。犬飼さんのコメントをお借りすると、ジェットコースターのように衝撃が襲いかかってきて、見ていて臨場感もありますし、ドラマの世界を体感しているような感覚に襲われるんじゃないかなと思います」とドラマの迫力を明かした。犬飼も「ドラマとして重厚感がありますし、重い空気感が原作とすごく合っていて、原作の空気感そのままだなと思いました」と原作が好きな人にとっても楽しめることをアピールした。

大原櫻子は「テンポがすごく早いドラマなので、見ていて飽きないなと思いました。後半は重いシーンがたくさんあるんですけど、1話ではみんなの笑顔が見れて、すごく懐かしく感じましたね」と話し、井上も「実際に話してましたよね。ここしか笑えないからいっぱい笑っておこうって」と振り返った。

また、大原優乃は現場の雰囲気について「同世代の方たち23人と撮影させていただいていたのですが、最初から、みんなでこの現場を作っていくという雰囲気をすごく感じました。人数が多い分、自分1人の動きが誰かに影響するというシーンも多かったので、みんなに助けられて支え合えた印象があります」とコメント。

ドラマ後半になるにつれて、犬飼演じるみきおの実験によってクラスメートの人数も減っていくが、西村は「人は減っていきますが、その分、仲の良さが濃くなっていっていた気がしたので、暗くなったり盛り下がったりはしていないです」と。「人数が減る分、少し寂しい気持ちもありましたが、その中でも楽しくさせていただきました」と話した。

現場でのムードメーカーを聞かれた井上が「西村君はいろいろな人の壁を取ってくれたというか、みんなに分け隔てなく接してくださったので、チームが一つになる空気を作ってくれたなと思います」と答えると、西村は「僕が演じる黒田君がおとなしい子だったので、僕が1日にしゃべりたい文字数がせりふじゃ足りなかったんです(笑)。カットがかかってから文字数を稼いでしゃべっていました(笑)」と意外な事情を明かした。

ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』
ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)

また、ニシダからせりふの多さを指摘された犬飼は「自分が行う実験の説明をしないといけないのでどうしても説明ぜりふのようなものが多かったんですけど、説明ぜりふを入れるのが僕得意じゃなくて。けっこう苦戦した思い出があります」とせりふで苦労したエピソードを告白。これを受けて、大原優乃が「でも現場ではそんな姿は一切見せずにやられていました」、大原櫻子が「NGなかったですよね」とそれぞれ犬飼をたたえると「僕台本もらってないですからね。ドラマなのかなんなのかも分からないですし、自分が今どこにいるのかさえ分からなかったですし。ノリとバイブスでなんとかいけました」とボケて会場の笑いを誘った。

次に、“撮影の中で印象的だったお芝居をしていた人”の話題に。井上は「物語の後半で、僕が演じるネズの今まで見えてこなかった部分が見えてきたりするシーンがあるんですけど、その中で優乃ちゃんが演じる雨宮と関わるシーンがけっこう多くなってきて。大きな感情を出すようなシーンでカメラが僕の方に向いているときにも、優乃ちゃんがしっかりと感情を出してお芝居をしてくれるからこそ僕も感情を出せましたし、助けられたなというのが一番あったかもしれないです」と大原優乃を絶賛。それに対し大原優乃も、「話数が増えていくにつれて、ネズ君が抱えていくものがどんどん大きくなっていくのを私は目に見えて感じて。役として少しでも何かネズ君のパーツになればいいなと思いながら演じていたんですけど、井上さんが叫んでいるシーンなんかも本当にすごいなと。私が支えられていました」とたたえた。2人の会話を聞いたニシダは「いい関係ですね。お互い高め合っていたんですね」と感激していた。

さらに、このドラマを誰に見てほしいかという質問に対して犬飼が真っ先に「小さい子供ですかね」と回答。続けて「人間ってこんな感じなんだよって勉強になると思います」と話すと、「待て待てーい」「ちょっと!」と全員からツッコミが飛んでいた。

ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』
ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』犬飼貴丈

いっぽう、井上は「主題歌もHiHi Jetsが担当していますし、メンバーに見てもらいたいですね。60秒の予告映像も見てくれたみたいで、『見たくなった、見るね』という話をしてくれました。そういうのを聞くとすごくうれしいですし、たぶんリアタイしてくれるんじゃないかと思います」とコメント。大原櫻子は「同世代がぎゅっと集まっているドラマではあるんですけど、あまりにもリアルでうそがない感じなので、大人や年配の方でも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」と答え、「ごめんなさい犬飼さん真逆で」と謝罪。これに対し井上は「いや、合ってます。小さい子供はちょっと間違えてるかもしれないです」と指摘し、犬飼は「僕たぶん生まれてからずっと間違えてるんですよ。今日正してもらいました」と真顔で答え、またもや会場は大笑い。

矢花は「見どころで言うのであればアクションやグロテスクなシーンというのがあるんですけど、そもそものストーリーとしては人の善性を問うというのがテーマなので、テレビの前で見ている皆さんにも『自分だったらどうするかな』と自分自身を見つめ直すきっかけにしていただける作品だと思います。なので、そういうところも注目して、いろいろな人に見てもらえたら」と回答。

大原優乃は「死んでしまう、殺されてしまうという部分にフォーカスが当たりがちなのかもしれないのですが、3日間監禁されているという環境の中で、それぞれが生き抜く姿が描かれているので、1人でも多くの方にそれが届いたらいいなと思います」、西村は「僕は普段関西で活動しておりまして。関西圏の方はTVerやBSで見ることができるとのことなので、ぜひ関西で応援してくださっている方や、地元の友達にも見てほしいです。こんなすごい人たちと一緒の画面に映ってんねんぞって自慢したいです(笑)」とそれぞれ答え、ニシダは「ほっこりしますね」と笑顔を見せた。

最後に井上が「それぞれのキャラクターに感情移入できる、すごく個性が光った作品になったと思います。思わず目を背けてしまいたくなる瞬間もあるんですけど、それ以上に人が持っている人間の根底にあるもの、感情などが入り混じって、人間味のある美しいドラマになっていると思うので、1人でも多くの皆さまに、まず1話を見ていただけたら間違いなくドハマりしていただけると思います。ぜひご覧ください」とドラマの魅力を語った。

番組情報

ドラマチューズ!『なれの果ての僕ら』
テレビ東京ほか
2023年6月27日スタート
毎週火曜 深夜0時30分~

BSテレ東・BSテレ東4K/7月3日スタート
毎週月曜 深夜0時30分~※初回7月3日は深夜0時59分~

配信:動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」 (テレビ東京HP・TVer)にて見逃し配信

原作:内海八重「なれの果ての僕ら」(講談社「週刊少年マガジンKC」刊)
出演:井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、犬飼貴丈/
北原ゆず、大原優乃、工藤遥、草野大成、椛島光、斎藤流宇、大原櫻子、西村拓哉(Lil かんさい/関西ジャニーズJr.)、阿部凜、菅生新樹、倉本琉平、新原泰佑、ゆうたろう、松原冬真、ニシダ・コウキ(ラランド)、吉田伶香、佐久本宝、紺野彩夏、矢花黎(7 MEN 侍/ジャニーズJr.)、中村里帆(出席番号順)
/我妻三輪子、森カンナ、雛形あきこ
監督:城定秀夫、柴田啓佑、的場政行
脚本:モラル、鈴木藍、城定秀夫、倉地雄大(テレビ東京)
音楽:ゲイリー芦屋
主題歌:HiHi Jets/ジャニーズJr.「ロベリア」
プロデューサー:倉地雄大(テレビ東京)、清家優輝(ファイン)
制作:テレビ東京 ファインエンターテイメント
製作著作:「なれの果ての僕ら」製作委員会

WEB

番組公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/narenohate/
番組公式Twitter・Instagram・TikTok:@tx_narenohate

©「なれの果ての僕ら」製作委員会 ©内海八重/講談社