畑芽育「7人で最高の作品を作れるように」山下幸輝、齊藤なぎさらとのチームワークも抜群『最高の生徒』制作発表

ドラマ
2023年07月11日
『最高の生徒』制作発表

7月15日(土)にスタートするZドラマ『最高の生徒~余命1年のラストダンス~』(日本テレビ 毎週土曜 午後2時30分~3時/関東ローカル)の制作発表会に、畑芽育、山下幸輝、杢代和人、齊藤なぎさ、志田こはく、菊地姫奈、みとゆなが登壇。囲み取材に応じた。

本作は、土曜ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』と同じ舞台設定で送る、一生分の体験を1年という有限の時間で生きる女子高校生の青春ストーリー。畑芽育演じる主人公・伴ひかりが通う鳳来高校3年C組は、『最高の教師』の隣のクラス。同じ学校の2つのクラスで繰り広げられる2つのドラマ。一部の生徒たちはドラマの境界を越えて交わり物語を紡ぐ。

本作への意気込みを問われた畑は「最初は初主演ということで、プレッシャーがあったり不安に押しつぶされそうな日もあったんですけど、始まってしまったらそんなことを考える余裕がないぐらい、あっという間に時間が過ぎていて。もうすぐ撮影も折り返しぐらいで、とても刺激的な毎日を送らせてもらっています。暑さに負けないように、引き続き7人で一生懸命、最高の作品を作れるように頑張りたいと思います」と。

『最高の教師』にも出演している山下は「『最高の教師』とクロスオーバーしているので、試行錯誤しながら演じています。僕が演じる藤原はとある事件があって3年D組に入れられて、すごくもんもんとしている感じ。『最高の生徒』ではまた違う藤原が見れると思いますし、みんなといる空間がすごく好きで、そのギャップというか違いも楽しみにしてもらえたらうれしいです。ダンスとかも絡んできて、みんなのチームワークだったり、高校生らしいフレッシュさを味わっていただけたら」とまた違う一面が見られることをアピール。

山下幸輝

続けて杢代は「このドラマを通して今強く生きる精いっぱいさというものを伝えていけたらいいなと思っています」、齋藤は「今はみんなでダンスをやるというのがすごく久しぶりで、ちょっと懐かしい気持ちになったり、毎日青春のような日々を送らせていただいています」、志田は「暑い夏に負けないくらい、思いっきり全力で最高の作品を皆さんに届けられたらなと思います」、菊地は「笑いだったり、涙だったり、高校生ならではの感情を表現できるように頑張りたいですし、ひと夏の青春を楽しんでもらえたらなと思います」と思い思いに伝えたいことを明かした。

演技経験が少ないというみとゆなは「私を選んでいただいたので、この作品を通して私にしかできない演技をしたいですし、私にしか伝えられないことを視聴者の方に伝えられたらと思います。私でよかったなと思ってもらえるような、私の初めての作品になったら」と語った。

同年代が集まる現場の雰囲気については、山下が「熱いです。7人がそろうと会話も弾むし、撮影のときはパッと切り替えてお芝居に入るし、高校生を実際にやっている感じがして、僕はすごくうれしいですし、楽しいです」と笑顔で答え、杢代が「男女隔たりなく、仲いいなと思います。楽屋とかでもみんなで話すことが多いので、それが仲いい秘訣だし、僕たちチームのいいところなのかなと思います」と。

先日20歳の誕生日を迎えた齋藤は、「ケーキを持ってきてくれるときの役割分担ができていて。話をそらしてくれる人がいたり、ケーキを運んでくれる人がいたり。誕生日プレゼントも用意してくれていたんですが、みんなが話し合って決めてくれたみたいで! かわいいワンちゃんのぬいぐるみとパジャマをもらってうれしかったです」と畑らから祝福されたことを明かした。

畑は「みんなで空き時間に人狼ゲームをしたり、女の子たちだけで恋バナしたり、リアルな高校生な感じで現場が進んでいくのですごく楽しいのですが、ひかりが余命1年というハンデを抱えている女の子なので、今こうやって和気あいあいとみんなと楽しく過ごせていることが、あとに効いてくるなと。楽しいからこそ、みんなと離れたくないし、みんなとは違う1人のシーンのときとかに出てくる感情があったり。なので、撮影以外の場所でみんなと和気あいあいと楽しくできているっていうのが、すごく役にも生きてくるなと感じています」と役作りにもなっている様子。

畑芽育

「この夏、このメンバーでやりたいことは?」という質問に畑が「みんなで夏合宿に行くシーンがあって、そこで海で遊んだり、バーベキューをしたり、花火をしたりと、7人でできる夏のイベントみたいなことをこの作品で経験させてもらって、そこでより一層絆が深まったので、また冬にでも集まれたらいいなと思います」と明かし、現場のムードメーカーの齊藤と杢代が企画を立ててくれそうと振ると、齊藤と杢代がそろって「やります!」と答えていた。

また、この1年で挑戦してみたいことを問われ、志田は「10代最後ということもあってたくさん趣味を作りたい」、みとゆなは「今年中に海外に行きたい。一番行きたいのはスペインなんですけど、まずは近めから攻めて、自分が海外に行ってどうなるのかみたい」、菊地が「温泉巡りにハマっていて、一人旅をしてみたい」とそれぞれ明かし、杢代は「車が好きなので、運転免許を取りたいなと。それこそみんなでドライブに行けたら楽しいなと思っていて。海には行ったので、今度は山とかでグランピングとかできたらいいですよね」と早速、みんなでやりたいことをプレゼンしていた。

杢代和人

役と自身が似ているかという質問には一同「似ている」と明かし、山下は「藤原が話すことが僕が普段考えていることなどにリンクしている」、齊藤は「自分とかけ離れているところがなくて怖いです」と。みんなから頼りにされるお姉さん的存在の愛未を演じる志田は「お姉さんに見えますか?」と、畑らに質問する場面も。それに対して、畑は「しっかり者だし、本当に愛未って感じ。どの方にも言えるんですけど、その役以外が考えられないくらいに見事にハマっている」と述べた。

最後に畑が「鈴木(努)さんから『誰よりも輝いて、最高に生きてやるんだっていうキラキラと輝く女の子を演じてほしい』とメッセージをいただいて。実際に本を読んでみると、本当にどのシーンでもひかりという女の子が輝いているし、ひかり以外の6人も自分の人生を楽しんでいます。“Zドラマ”というだけあって、Z世代の方々に刺さるような作品だと思いますが、老若男女の方に見ていただきたいです。7人それぞれ個性的なキャラクターで、それぞれがいろんな思いや悩みを抱えながら過ごしているので、きっと誰かに感情移入できると思います」とアピール。

「話が進むにつれて、感情の揺れ動くようなシーンも出てきますが、ひかりがすごく強い女の子なので、自分が悲しくて負けないように、皆さんにうまく強い気持ちを伝えられるように、そして今も感じていますが、終わったときに『この7人でよかったと思えるように、チームワーク抜群な感じで撮影していきたいです。ついに今週(7月15日)第1話が放送ということで、私も放送を楽しみにしています」と意気込みを語り、締めくくった。

『最高の生徒』制作発表

番組情報

『最高の生徒~余命1年のラストダンス~』
日本テレビ(関東ローカル)
2023年7月15日(土)スタート
毎週土曜日 午後2時30分~3時 ※一部変更の場合あり。

※放送と同時にTVerにて無料配信

<キャスト>
畑芽育、山下幸輝、杢代和人、齊藤なぎさ、志田こはく、菊地姫奈、みとゆな
武田航平、犬飼貴丈/瀧本美織/星野真里

<スタッフ>
演出:西村了(AX-ON)、長尾くみこ
脚本:関えり香、上野詩織
制作:下村忠文
プロデューサー:鈴木努、福井雄太、久保真一郎、星野恵(AX-ON)、林洋輔(ウインズモーメント)
制作会社:AXON
音楽:坂本秀一
制作プロダクション:AX-ON
制作協力:ウインズモーメント
製作著作:日本テレビ

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