若村麻由美が『この素晴らしき世界』クランクアップで涙「皆さんに支えられながら完走できました」

ドラマ
2023年09月14日
『この素晴らしき世界』©フジテレビ

若村麻由美主演の木曜劇場『この素晴らしき世界』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)の最終回(9月14日(木)放送)を前に、若村、木村佳乃、マキタスポーツ、沢村一樹のクランクアップコメントが到着した。

『この素晴らしき世界』は、平凡な生活を送る主婦・浜岡妙子(若村麻由美)が、失踪した大女優・若菜絹代に成り済まし、家族にも秘密の主婦&女優の二重生活を強いられる“成り済ましコメディー”。

約3か月間にわたった撮影の最後は、物語のクライマックスで主要人物がそろうシーンの撮影。全てのシーンを撮り終えると、監督から「ただいまのシーンをもちまして『この素晴らしき世界』オールアップです!」と声が上がり、現場は大きな拍手と安堵に包まれた。

芸能プロダクション・曼珠沙華の社長を務めた木村は「温かい現場に明るいスタッフの方ばかりで楽しく過ごさせていただきました!」と笑顔で感謝を述べ、妙子が成り済ましていた若菜絹代の夫・夏雄を演じた沢村は「麻由美ちゃんとせりふのやりとりをするのは初めてだったのですが、とってもすてきでした。一緒に仕事ができてよかったです」とねぎらった。

『この素晴らしき世界』©フジテレビ

そして、若村があいさつをしようとすると、妙子の夫役を演じたマキタスポーツが大きな花束を持ってサプライズ登場。一足先に撮影を終えていたマキタスポーツの登場とあって、若村は驚きの表情を見せた。しかし、最後のシーンは妙子ではなく若菜のいでたちでの撮影だったため、マキタスポーツは「あれ、(自分の妻の)妙子じゃない!」と苦笑い。

すると「若菜の夫は僕なんで」と沢村も寸劇に加わり、成り済まし&一人二役という今作だからこその“夫対決”が最後まで繰り広げられた。主演、そして主婦と大女優の一人二役を演じた若村は「皆さんに支えられながら完走できました」と涙ながらに共演者や制作スタッフに感謝を述べ、涙と笑いに包まれたクランクアップとなった。

いよいよ今夜が最終回となる『この素晴らしき世界』。妙子を中心とした仲間たちの計画の行方や、もう1人の“Mr. Summer time”の正体など見どころたっぷりで送る。そして来週は、最終回から1年後のストーリーを描く“特別編”が放送される。キャスト陣によるクランクアップコメント全文は以下を参照。

若村麻由美 コメント

伝えたいことは山ほどあるのですが…まずは、突然決まって現場に来た私を温かく受け入れてくださってありがとうございました。勇気だけでここに来て、今日のこの瞬間を迎えるために毎日目の前のことだけを考えてやってきました。こんな未熟者でダメダメな私を最後まで支えてくださって本当にありがとうございます!
第1話と最終話を同じ日に撮るという撮影方法は初めてで大変な部分はあったのですが、毎日現場に来ることを楽しみにしていられたのはスタッフの皆さまのおかげです。撮影中、2人の夫にはニコニコスマイルで癒やされすごく支えられましたし、佳乃さんからはクランクイン前に励ましの言葉をいただいて本当にうれしかったです。
そして、この若菜絹代を演じる際に付けるカツラは鈴木京香さんのために作られたものです。私にとってはこれをバトンのような気持ちで受け継ぎ、京香さんも一緒にゴールしていただいた気持ちでいます。皆さんに支えられながら完走できました。本当に、本当にありがとうございました!

木村佳乃 コメント

皆さん本当にお疲れ様でした!すごく温かい現場に明るいスタッフの方ばかりで楽しく3か月間過ごさせていただきました!心配性なのでフライングして予定よりも早く現場に入ってしまうことが多かったのですが、どんなに早く入ってもスタッフさんが必ず笑顔で出迎えてくれて本当にうれしかったです。私も麻由美さんとの共演は初めてだったのですが、麻由美さんにこの作品に参加していただけたことで無事撮影することができました。勇気に敬服いたします、本当にありがとうございました!

マキタスポーツ コメント

本当に良き共演者に恵まれました。特に麻由美さんの妙子とはリアルなやりとりができて、本当に良いお芝居ができたと自負しております。普段は自分の番組あまり見られないのですが、このドラマは毎週自分のシーンをすごく楽しんで見ています。
微妙なさじ加減や心の機微を妙子と作れてきたのかなと思っています。少しでも作品に貢献できればと思ってやってきましたが、皆さまのおかげで楽しく撮影できました。ありがとうございました!

沢村一樹 コメント

こうやってみんなで集まるシーンで終えて、ちゃんとお疲れさまが言えてよかったです。夏の暑い現場だったので大変なことは多かったのですが、スタッフの皆さんが明るいというのはすごく助かりました。暑い中でも皆さんが元気というだけで僕らの救いになりました、ありがとうございます!
麻由美ちゃんとせりふのやりとりをするのは今作が初めてだったのですが、とってもすてきでした。一緒に仕事ができてよかったです。本当にお疲れ様でした!

最終話 あらすじ

浜岡妙子(若村麻由美)、比嘉莉湖(木村佳乃)、水田夏雄(沢村一樹)たちは沖野島紀明(吉田宗洋)が起こした犯罪を暴露することを決意。陽一(マキタスポーツ)やあきら(中川大輔)、育田詩乃(平祐奈)、蒼井蛍(永瀬莉子)、浅野俊徳(佐戸井けん太)らの協力も得て一致団結して計画を進めていた。若菜絹代(若村・二役)の不倫相手で、妙子に助言を送っていたMr. Summer timeこと刃月恭介(椎名桔平)も背中を押してくれている。さらに妙子たちは暴露サイトを運営するグリフ(久保山知洋)にも協力をあおぎ、次の日曜の24時から動画生配信を決行することに。
しかし、妙子たちの行動はグリフを通じて安原光顕(西村まさ彦)に筒抜けだった。沖野島の犯罪を隠蔽した國東統次郎(堺正章)に事情を話した安原は、同じく裏事情を知るテレビ局専務・堂道(ふるごおり雅浩)に、日曜日の夕方に放送されるニュース情報番組のコーナーへ若菜絹代本人を出演させるよう頼む。そこで、現在世間に若菜として顔を出している人物が偽物だと告発させ、妙子たちの計画をつぶすことをもくろんでいた。
妙子側と安原側の思惑がぶつかり合う中、日曜日を迎える。妙子たちは莉湖の自宅で配信準備を始め、そこには櫻井佳音(葉月ひとみ)の姿もあった。一方、テレビ局のスタジオでは、安原や室井セシル(円井わん)たちが見守る中、若菜のコーナーが始まる。莉湖の家ではグリフが妙子たちに番組を見せまいと必死になり…。

番組情報

木曜劇場『この素晴らしき世界』
フジテレビ系
毎週木曜 午後10時~10時54分

出演:若村麻由美、木村佳乃、マキタスポーツ、平祐奈、中川大輔、永瀬莉子、円井わん、時任勇気・堺正章・猫背椿、菅原大吉、谷田部俊・椎名桔平(友情出演)、佐戸井けん太、西村まさ彦・沢村一樹 ほか

脚本:烏丸マル太
プロデュース:鈴木吉弘、水野綾子
演出:平野眞、山内大典
主題歌:小田和正「what’s your message?」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
音楽:村松崇継
制作:フジテレビ
制作著作:共同テレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/subaseka/
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