『パリピ孔明』向井理演じる諸葛孔明が渋谷に降臨「今までの音楽ものとはレベルの違うドラマに」

ドラマ
2023年09月22日
『パリピ孔明』
『パリピ孔明』左から)上白石萌歌、向井理、関口メンディー ©フジテレビ

9月27日(水)にスタートする水10ドラマ『パリピ孔明』(フジテレビ系 毎週水曜 午後10時~10時54分 ※初回は15分拡大)の“渋谷、降臨イベント”が開催され、向井理、上白石萌歌、関口メンディーが登壇した。

原作は「ヤングマガジン」(講談社)で現在も連載中の累計発行部数160万部突破の大人気コミック「パリピ孔明」。三国時代の名軍師・諸葛孔明(向井理)が現代の渋谷に若かりし姿で転生し、歌手を目指す一人の少女・月見英子(上白石萌歌)のために、魔法のような作戦を考えては彼女の前に立ちはだかる壁を軍師のごとく切り崩し、成功に導いていくサクセスストーリーだ。

多彩な音楽やぶっ飛んだコメディシーンなど、見どころが多い本作。特に注目ポイントだと思うところを聞かれ、向井は「音楽ドラマなので、衣装やライブシーン、細かいところまで大胆に作りこんでいます。全体的な世界観は今まで見たことないドラマになっていると思いますし、最初からフルスロットルで走っているので、初回から見どころ盛りだくさんだと思います」とアピールした。

上白石は「向井さん演じる孔明の再現度の高さ。孔明は向井さんじゃないと務まらないと私はずっと思っています。特に1話には、孔明が初めてバーテンのバーに立ってお酒を作るシーンがあるのですが、向井さんは元バーテンダーなので、手さばきがすごく早くて所作も美しくて。孔明のバーテンシーンにぜひ注目していただきたいです」とニッコリ。

関口は「キャラの濃さ」といい、「僕は最初に衣装を着させていただいたときに、ものすごく短パンだったんです(笑)。衣装も含めてすごく世界観が作り込まれていますし、音楽もオリジナルやカバーがたくさんあって、とても楽しめる作品になっていると思います」と本作の魅力を語った。

さらにロックやヒップホップ、ダンスミュージックなど、あらゆるジャンルの音楽が登場する劇中で、トータル11曲ほど披露する上白石は「ギターの弾き語りやいろいろなジャンルの曲をやらせていただいて、ずっと宿題を抱えているような状態でした。でもこれだけ音楽に真摯に向き合う作品ってなかなかないと思うので、すごくぜいたくなんだなと感じました」と。

『パリピ孔明』
『パリピ孔明』向井理

向井は「撮影で常に音楽が流れているような現場だったので、毎日フェスのような、お祭りのような感じでした。僕自身、音楽はジャンル問わず聴くのがすごく好きで。今回初めてラップをやったんですけど、レコーディングから本当に初めての経験ばかりでした。常に周りに音楽あるというのはすてきな環境でしたし、それぞれみんながすごく努力して本番に合わせているのでクオリティの高さもすごく出ていると思います」と現場の雰囲気を明かし、「全出演者の中で、アーティストやミュージシャンの方が半分以上なんですよね。もちろん役者さんが練習して演じることも往々にしてありますが、やっぱり本物には及ばないなと目の当たりにしました。上手いとか下手とかではなく、説得力と爆発。メンディー君にしかできないケイジだったし、上白石さんにしかできない英子だったし。他にも女王蜂のアヴちゃんなど、存在感が違うので、今までの音楽ものとはレベルが違うなと感じます」と自信をのぞかせる。

続けて、撮影で印象に残っていること、なかなか経験できないなと感じたことなどの話題に。これには3人が「やっぱりフェスですね」と口をそろえ、向井が「実際のフェスに潜入して。セットではあそこまでできないし、人を集めるのも難しいので、本物の雰囲気でやれたのは良かったです」と。

関口は「実際のフェスの一枠を貸し切って『パリピ孔明』の撮影をするという感じだったので、現場にいるお客さんたちは『パリピ孔明』を見に来ている方だけではなくて、いろいろな方がいて。その方たちに向けてパフォーマンスをするというのはある種ストリートパフォーマンスに近い感覚でした。役としてそこに立ってはいるものの、目の前のお客さんの心をどうやってつかもうかと本気で考えてパフォーマンスしたので、すごく勉強になりました。そうするとお客さんもノってきてくださって声援を送ってくださるんですけど、役の前園ケイジじゃなくて『メンディー!』って(笑)。でもノリのいい方々がたくさんいて助かりました」とフェスでの撮影エピソードを明かした。

『パリピ孔明』
『パリピ孔明』関口メンディー

そして、『パリピ孔明』にかけて「最近あったパリピなエピソード」の質問も。すると、関口が「一気に視線がこっちにきたんですけど、僕そんなにパリピじゃないんです」と苦笑い。「こんな格好をしてどの口がってなってると思うんですけど(笑)、そんなにパリピな日常を送っているわけではないんです。もちろん音楽は好きなんですけど。僕が今思い切り出せるパリピエピソードを言うのであれば、カラオケに行ったときは1曲目に必ずモーニング娘。さんの「ザ☆ピ~ス!」を歌うっていうこと」と答え、上白石も「最高」と笑顔に。

そんな上白石は「私はこの作品の中で人生で初めてブリーチをしました。最初に英子という役に出会ったときは、私に務まるんだろうかという気持ちが大きかったんですけど、根っこからブリーチの髪の毛になると、パリピ血中濃度が上がるというか。髪色って人格を変える気がしました。気分がものすごく変わって、キラキラしたものを身に着けたくなったり、聴く曲が変わってきたり。そういう点では自然に英子に歩み寄れたんじゃないかなと思います」と役の影響を受けた自身の変化を語った。

『パリピ孔明』
『パリピ孔明』上白石萌歌

「何をもってパリピかというのが分からないのですが…」と切り出した向井は「今年の夏だと、13、14人くらいでぶどう狩りに行って、夜がっつり花火をしました。途中、湖でウォーターボードに乗ったり、わりとはっちゃけてます(笑)」と夏の思い出を披露。

最後に、向井は「『パリピ孔明』というタイトルとは裏腹に、中身はけっこう骨太で。決めるところは決めて、騒げるところは騒ぐという、いろいろな要素が詰まったドラマになっています。今までの音楽ドラマにはない、いろいろなジャンルの音楽が毎回形を変えて登場しますが、そのクオリティも非常に高いものになっていますし、一人の女性アーティストの成長物語でもあります。とにかくエンターテインメントに振り切った作品で、映像も含めてきらびやかな世界観になっておりますので、最終回まで飽きずにご覧いただけると思っております。ぜひ楽しんでいただけるとうれしいです」と語り、イベントを締めくくった。

番組情報

『パリピ孔明』
フジテレビ系
2023年9月27日(水)スタート
毎週水曜 午後10時~10時54分
※初回は15分拡大(午後10時~11時09分)

<出演者>
向井理、上白石萌歌、菅原小春、宮世琉弥、八木莉可子、森崎ウィン、関口メンディー/アヴちゃん(女王蜂) ELLY/ディーン・フジオカ、森山未來
ほか

<スタッフ>
原作:『パリピ孔明』四葉夕ト(原作)、小川亮(漫画)(講談社『ヤングマガジン』連載)
脚本:根本ノンジ
企画:髙木由佳(フジテレビ)
プロデューサー:八尾香澄
演出:渋江修平 ほか
制作協力:C&Iエンタテインメント
制作著作:フジテレビ

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/paripikoumei/
公式X(旧Twitter):paripikoumei_cx
公式Instagram:paripikoumei_cx/
公式TikTok:@paripikoumei_cx

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